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どくだみ茶の効能と豆知識を薬膳の目線で解説

春になると、庭や街角などに繁殖する白い花の野草。

大きい葉っぱが特徴で、日陰であろうとどんな環境でも刈っても刈っても生えてくるそのたくましい生命力は、素晴らしいものがあります。

どくだみは比較的手に入れやすい薬草の一つ。

その繁殖力から、庭作業をする方からは嫌われてしまうどくだみですが実はこんな効能を持つ植物なのです!

どくだみ茶の効能を薬膳で読み解いていく

雑草だと思われがちですが、実は漢方薬の材料として有名です。

実は食べ物(飲み物)として頂くことができるんですね。

生薬としては十薬、あるいは魚腥草という名前で載っていますが、和訳すると魚のような生臭い匂いがするものという意味らしいです・・・

確かにその由来の通り、独特の匂いがしますよね。

漢方薬膳でみる どくだみ

五性:寒 五味:辛 帰経:肺、腎、膀胱

どくだみは熱さましに効果的です。

肺の熱も取るので、痰や咳、炎症を緩和したり発熱による排泄痛の改善も。

どくだみ茶はミネラル、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などが含まれていて、これがデトックス効果が高いといわれる所以なのですが逆に言うと身体を冷やす作用があるので妊婦さんや冷えの強い方はとり過ぎに注意が必要です。

また、熱性便秘の解消としてもどくだみは人気があり、高血圧や動脈硬化、貧血の予防としても効果的な薬草の1つとして昔からとても重宝されています。

例えば、たんぽぽ茶がブレンドされたどくだみ茶やルイボスティーと合わせたどくだみ茶など販売されていますがこれはどちらも熱を下げるものになるので「熱性」が強い方むきです。

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茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親