第10章:たまごの回

マッチングアプリは登録してすぐのユーザーは誰でも良い位置に並べてもらえて異性から反応がもらえやすくなるシステムになっていて、そのタイミングを逃すともうそこから先はスペック勝負の修羅の国になるということをこないだテレビで知り、どこの世界にもサービスタイムというものは存在するんだなあと思いました。

こんばんわ、ヒキガネ霜田です。

「良い寿司屋かどうかを見極めたければ玉子を頼め」とか「寿司屋では最初に玉子を頼むのが通」みたいな風潮があるが、ポッドキャストでもこの玉子に近いものがある。

それは「お便り回」だ。

お便りは玉子なのだ。

番組によって「メール回」とか「感想回」とか「ふつおた回」とか呼び方は違うかもしれないけどそれのそれ。

僕が配信している境目線引という番組はお互いの予定の都合で、一日で四本録り溜めるのだが、そのうちの一本が番組に届いたメール、ハッシュタグ等を紹介するお便り回になっている。

あくまで僕は、なのだが、実はこのお便り回に一番カロリーを使っている気がする。
最初はいただいた感想を読み上げて適当におしゃべりすればいっちょあがりなんだから楽勝じゃん、とか考えていたのだが、やってみるとなぜかこれを録り終わったあとが一番ぜえはあぜえはあしている。

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