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ボーッとしたくて③
旅2日目。
朝から近くのちょっと高級なホテルへ。
ロビーにWOWPASSの機械があるので、作ってみることに。
アナログ人間の私、ちゃんとできるかちょっと心配だったけど…結果的に…あれれ?という間にできた。
これがとても便利だった。
朝のまだ少しだけ涼しいうちに散歩開始。
友人との待ち合わせに向かう途中、地下鉄を途中で降りては歩き、そしてまた乗っては歩き、を繰り返す。
歩いているだけで、なんか楽しい。
久しぶりの開放感を感じながら。
語学堂時代の友人と待ち合わせ。
卒業から10年、変わらず時々連絡をくれる私より10歳若い彼女は、ワールドワイドに仕事をしている。
何ヶ国語も操る彼女と私との共通語は韓国語。
私が韓国語を忘れてしまうと、会話が成立しなくなってしまう。
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漢江をボーッと眺めながらカフェでまったりおしゃべり。
積もる話というけれど、積もりすぎだった。
韓国生活を完全に終えるという彼女。
それにしてもこのカフェ、この時ファミリー1組と私たちだけ。静かで最高だ。
ここからハヌル公園に向かう。
暑くて大変だったけど、人が少なくて、青々とした景色が爽快だ。
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ブランコに腰掛けて、眼下の漢江を眺めながらここでもボケーッと。
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この公園、秋や冬も来てみたい。
帰りに望遠市場でちょっとお腹を満たす。
週末、しかも人気の市場だけあって、すごい人だ…。
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彼女とはお別れ。
次はどこの国で、いつ会えるだろうか。
また元気に会おうねと約束。
次の待ち合わせへ。
いつもはボーッと1人で気ままに歩く旅が多いけれど、今回は久しぶりなので、会いたかった友人たちに会う旅。
最後の友人…いちばん古い韓国のお友達。
知り合ってから10数年、毎年のように顔を合わせていた。
それが3年前、結婚式の招待状をもらったのに、コロナの影響で出国できず…
仕方ない状況だったけれど、本当に残念だった。
家族ができて取り巻く環境は変わっても、彼女はそのままだ。
いつでもポジティブなエネルギーに溢れている。
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私がソウルで暮らしていた当時、彼女は日本でワーキングホリデー中。
彼女が不在にも関わらず、ご両親は本当によくしてくださり、あれこれ心配してくださった。
狭いワンルームにお母さんがキムチを大量に持ってきてくださったり、ご両親と私の3人でご飯を食べたり。
私が韓国語にのめり込んでいったのは、このご家族の影響が間違いなく大きい。
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お肉を堪能した後は人気のあるというカフェへ。
このコーヒーがたまらなく美味だった。
ここ数年のこと、近況報告と…ここでも積もりすぎた話が止まらない。
今度は日本で会おうねと約束。
この旅の約束はすべて完了。
明日は帰国前にまた少し歩こう。
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