見出し画像

Earth240501の世界〜そらしお氏、ついに壊れる

なんとかLIVEに間に合うようにラボメンの手元に届き始めたGGFスウェット。想像以上に生地がしっかりとしてまして、これじゃぁ汗だくになっちゃうから着ていけないかも…と心配に。今回はLIVE後にサイン会をやってもらえる事になったので、なんとかGGFを愛用してるところ、社長に見てもらいたい!そんな思いが通じたのか、GWに入る前からうなぎ登りだった気温がLIVE当日だけ20℃を大きく下回るという奇跡。無事着用して参加する事ができました。4月早々にThreadsで夏眠突入を宣言したアノ方も、さぞかしご機嫌だったことと存じます。

WONKリスナーには晴女神が多いのですが、この日は一日中、雨。六本木に”Umbrella” 傘が列を成して集まってくる様に、すれ違う人々が「ん?」ってなるの面白かったです。



整番3桁でも下手端の最前は取れる横長ステージ。転換作業を眺めるのが好きなんで、良い場所をキープできました。

jo0jiや9m88のバンドセットと比べて、めちゃくちゃステージ際に文武先生のキーボードが設置。配線を処理するための仮置きかと思いきや、同じラインでドラムセットが設置されまして、荒田オタ界隈が集いし上手側が「近っっっっ!」とどよめいてるのが聞こえてくる。ふふふ、あの辺りは今日も無事、天に召される事でしょう。なんならjo0jiと9m88のマイク位置より前だったんじゃないだろうか。

幹さんのベースが空中浮遊。同期用のMacBookもあるので去年のビルボードツアー系セトリの期待が高まります。そして社長用のマイクが念入りにチェックされている。LIVEのティザームービーでPassione使ってたんで、オートチューンヒカルは確定です。なんならGive me backも来い来い来いっ!

転換中、一番手こずってそうだったのが「文武先生を左斜め後ろから愛でるカメラ」の調整。スタッフの方が仮武さん役としてピアノを弾くふりをしながら、最後の最後まで動作チェックしてらっしゃいました。今日、あーたけ先生の表情が全く見えない位置だったので、このカメラは上手く作動してもらわないと困る。祈る思いで見守ってたんですが、ちゃんと映ってましたね。よかった〜

信頼できるプロフェッショナル達の入念なチェックを経てメンバー登場。クロタケ氏、衣装がいつにも増してヒラヒラ。大好物。長塚さん、白のルーズなヒラヒラ。シロツカ愛好家なので、衣装見ただけでテンションだだ上がり。でも真っ白じゃなくてなんか青いの見える。あーっ、この前のファッションウィークの時の衣装だーっ!買取りしたのかな、と思いましたが、イベントのご縁からお借りしたみたいですね。この衣装、4人ともめちゃくちゃオシャレでカッコよくて似合ってるんですよねぇ。始まる前からため息が漏れます…

みんなサッとスタンバイするも、わざわざ上手袖奥に飲み物を取りに行った社長待ちに。早速アルコール摂取ですか?頭からうぇーいのテンションってことですね?了解です!うぇーい!

Rollin’でスタート
ワンマンじゃない時にRollin’から始めるのは本気の印!(勝手な持論)つまり今日が最高のLIVEになる事が、のっけから確定です。Kick out!Wipe off!Ride on!うぇーい!

Fleeting Fantasy
今日は新曲をやると明言されていたので、次のアルバムに入るだろうこの曲が来るのは納得。結局セトリのほとんどはartlessより後の曲でした。「イヤモニのボーカルのボリュームをちょっと上げて」とPAさんにジェスチャーで指示する長塚さんと、ギターを体の後ろに回して空中浮遊ベースをぶりぶり弾く幹さんからしか得られない栄養ってありますよね。今日も栄養たっぷり!うぇーい!

3曲目にして新曲投入。歌詞も含めて想像を斜め上いく、ど直球にロックな曲。LIVEが終わってからもこの曲の日本語歌詞とかサビのメロディが頭の中でグルグルするんですよねぇ。めっちゃ中毒性あるわ…音源がどんな感じになるのか楽しみだーっ!!うぇーい!

続いては、今回のセトリで一番の”ビックリポイント”となる、Umbrella。WONKのLIVEで2曲続けて日本語歌詞が並ぶという、緊急事態発生です!(セルフカバーナイト除く)。文武氏、この曲では背を丸めて没頭形態に突入。アウトロまでの繋ぎで、さっと右手をマレットに持ち替え太くて柔らかいシンバル、間髪入れずスティックに持ち替え細くて硬いシンバルを美しく響かせる社長が、もう社長!って感じで拍手。今日はいつもと違ってセトリ中盤での演奏だったのであっさりめではあるものの、ダイナミクスの幅がぐいっと広がるアウトロは何度聴いても最高!最高です社長!うぇーい!(配信ではドラムの力強さが分かりにくかったですけど、会場ではバチバチに響いておりました。逆に、配信では照明の色合いが美しく出てましたね。会場で受けた印象と違う雰囲気で面白い。アーカイブ、何回もリピしてしまいます)

そしてお待ちかね、Passione。Zeppでは音源の被せが強かった冒頭のオートチューンヒカルですが、その時よりはっきり聴こえて幸せ〜。ここの部分は毎回スタイルが変わるんで、何回聴いてもワクワクします。リリースされてもうすぐ1年になりますけど、いまさら歌詞にもハマってまして”I’ll be strong to get higher”で上を指差す長塚さんが、たまらん!最近FRISKの企画で書かれた「あのころのジブンに届けたい言葉」の内容と相まって、一人感極まってしまいました…

・・・んですけど、フォロワーさんから、この手紙の企画自体、ご本人はもう覚えてない可能性が高いと教えていただきまして。あぁ、そ、そうですか…この感情、どうしてくれよう…まぁ、そういう掴みどころのない所もひっくるめて大好きです!うぇーい!

間髪入れず、聴き慣れないフレーズが聴こえてくる。正面じゃないからどの音が同期なのかわからなかったけど、管が聴こえてくる。既存曲の魔改造でわざわざホーンの同期データを作らないと思われますので、まさかまさかの、新曲お披露目第二弾です。持ち時間少な目な3マンで、これは想定外。ボーカルはがっつりエフェクトかかってるし、拍は変則だし、神曲の予感!うぇー…

????
幹さんがギターを置いてベース本気モードに入った…長塚さんは水を片手にドラムの後ろにはけてった…

まさかの!ここで!
セッションタイム突入であります!
えぇぇぇぇっ、新曲でそれやりますかーっ?フェイク入れてるのか、基本通りなのか、まさかの未発表曲の魔改造なのか、聴いてる側は誰一人としてわからないんですけどもーっ!くーっ、やられたーっ。最高かよ…

ハイパー文武タイムのオチでブレイク入るとき、長塚さんが完璧にそのタイミングを把握してる動きをしてたんで、音源もこの激アツ展開なんだったら最高だなぁ。

個人的にエモかったのが、この曲の時かどうか記憶が定かではないのですが、文武氏の左足の踵からコツコツと音が聞こえてきたんです。複雑な拍を操るためにリズムを取ってたんだと思うんですが、鍵盤神がリズムとってる音が直に聴こえてくるって初めての経験だったんで、心拍数爆上がりでした。かてぃんと”ポリリリリズム”で対決してほしいわ。それにしても、アンクル丈パンツとベリーショートソックス間に展開される【文武絶対領域】の色っぽいことよ!

続く幹さんパートがこれまた最高。跳ねたりずらしたり、かなり面白い音でやんちゃな衣装とめっちゃ合ってた!スクエアトゥの靴も可愛い!そして今日のヘアスタイル!良い感じの長さの前髪が両サイドでクルンとカーブを描いていて、美頬にかかる角度が、もう完璧。お洋服はいつも最上級者なのに髪型には無頓着気味なのも幹さんのチャーミングな所ですが、配信の時はその髪までもがプロの手により最上級になりますのでね、無敵なのでございます。

長塚さんはペットボトルをチャラい感じで持ちながらドラムの斜め後ろにはけてセッションを見守ります。私の位置からはこの姿が完璧に見えてまして、異常すぎるくらい、どイケ散らかしまくりだったんです。普段セッションの時に長塚さんの姿を追う余裕はないんですけど、今日はナチュラルに視界に入っちゃうんで、もう、どこを見たら良いかわからない。一度奥に引っ込んだんですけど、裏を一周回って椅子を片手に下手から再登場。自分の定位置に椅子を置いてどかっと鎮座。文武先生と被ってしまって表情が見えなくなっちゃったんですけど、ガッツリ組んだ足元がヒラヒラとリズムを取ってるのだけが見えまして、これはこれでなかなか良き光景でしたよ。

幹さんパートが終わってボーカルが復帰した時、音がはみ出ちゃったのかな?ペロっと舌を出す幹さんが、かわゆかったですね。

そして佳境へ。あのお方の、どうかしてるあのお方の、鬼の千本ノックタイムです。もう今回のそれは文章で書き表すのは到底無理。ワンマンじゃないしなーっと、配信購入を躊躇ってらっしゃる方がおられましたら、マジで今すぐ購入して1回でも多くこのノックを受けるべきです。私が申し上げられる思いはただひとつ。

もし生まれ変わったら、社長から全幅の信頼を寄せられつつも、激打に次ぐ激打ちをされる強靭なあのシンバルに、私は、なりたい…愛のある激打ちに高めの周波数を発しながら震えているところ、不意にスッと手を差し伸べられてその震えを止められるシンバルに!私は!なりたい!

そして、なんと、そんな与太話なんてどうでもよくなるくらいのことが、この直後にぼっ発します。

FLOWERSの同期データが演奏中に突如ズレるという機材クライシス!会場では何が起きたのか分かりませんでしたけど、アーカイブを見たら確かにいきなりコードとかコーラスが合わなくなってた。そこで全員瞬時に「あっ…」って反応してるのが凄い。それでもなんとかなるんじゃないかと演奏を続ける楽器陣に対して、歌うのを止め「同期がおかしい!無理!」とMacBook を無言で指さし社長に訴える長塚さん。このやり取りを肴に、白飯3杯はいけます。長塚さんの訴えを受け入れて「Hold on!Hold on!Hold on!」とオートチューンがかかったままの声でその場をパッと仕切る社長と、目にも止まらぬ早業でマイクを手にする文武氏。進行司り担当二人の首脳会談、スタートです。さらに白飯5杯追加です。

もっかいやり直すにしても、そもそもデータが壊れちゃってたらまた演奏を止めなきゃいけない。それは怖いというわけで、文武先生は即座に同期なしでのプレイを提案→テンション高めに社長が即決済→システム担当の幹さんに指示が飛ぶ→あとは長塚さんよろしく

キタコレ!キタコレ!キタコレ!

YAMAHAの時、曲のテンションの繋がりとか、アンコールにそぐう曲かどうかについて考え過ぎるあまり、(セトリがあるにも関わらず)次に何の曲をやるかで延々うだうだしてた人達と同一人物とはとても思えない。演奏する曲さえ明確なら、即興に関して、彼らに不可能な事なんて存在しないのです。This is WONK。

「次のことは後で考えよう」と言ってましたが、間違いなくこの後、弦の同期不可欠なSnowy Roadをやりますんで、どうなるんだろうと軽い緊張感を抱きつつも、社長のカウントから始まる完全4人だけのFLOWERSがスタート。この曲はホーン以外にゴスペル調のコーラスが入るのが特徴的。”sprouting again”の部分がどうしても寂しい音になっちゃって、メンバーは顔を見合わせてニヤニヤしてましたけど、それすらも楽しむのがWONKとラボメンでございます。音がシンプルになったおかげで社長のコーラスもハッキリ聴こえるし、それはそれは、たいへん貴重な1曲となりました。うぇーい!!!


アンコール
jo0jiと9m88との関係性を長塚さんと文武氏主導で説明するんだけど、その後ろで必死に同期データの確認をする幹さん。特にjo0jiのアルバム制作に深く関わってるんでなんとかコメントを貰いたい文武氏でしたが、全然話ができる状態ではない幹さんでした。

もうあったかくなってきちゃったけど、せっかくきてもらってるんだからあの曲を演らないわけにはいかないというわけで、9m88登場!長塚さんがチラッと幹さんに同期が大丈夫か確認をし、満を持してSnowy Road。この曲を今までも優しくあったかい雰囲気で歌ってきた長塚さんですが、そこに視線と歌声を重ねる相手がいるとなると輪をかけてLOVE成分たっぷりなパフォーマンスに進化して、たまりません!そして大好きな2番Aメロのあまぁ〜い9m88パートが生で聴ける幸せよ…

せっかくだからもう1曲、という事でちょっとした長塚さんの小芝居(歌おうとしたらjo0jiに歌われちゃって、やられたーって顔をする)を挟みつつ全員でマーヴィン・ゲイの「Your Precious Love」。9m88の声質がソウルフルなのははわかってたけど、jo0jiのパワフルボイスがヤバかったーっ!英語の発音もスバラ!!

ここから、社長のニヤニヤが止まらなくなります。社長のやりたい事がここに詰まってるんだろうな…本当に楽しそうな顔をされてました。そしてアーカイブを見て判明したのが、文武氏のjo0jiを見つめる目のなんと優しいことよ。制作過程でのあれやこれやを思い出したりしてたんでしょうか。Snowy Roardではセクシーな視線をバシバシ飛ばしてた長塚さんがjo0jiを前にすると一転、Happyオーラ満開男に切り替わったのも面白かったです。jo0ji、きっとめっちゃ良い人なんだろうな。

9m88も生で見るとカリスマオーラがやばかった。それでいて可愛いし、オシャレだし、健康的に鍛えたお腹のラインが眼福だったし。そしてなんと言っても「丸の内サディスティック」ですよ。まさか今日、グレッチで殴たれるとは思わなかったよ。🍎ご本人も客席に居たとか居なかったとか。オーディエンス全員が等しくぶち上がった瞬間は、間違いなくあの曲中でしたね。最高のパフォーマンスでした。大阪でLIVEしてくれたら、絶対見に行こうと思います。




Rollin’
Fleeting Fantasy
新曲(世を憂う系日本語歌詞のあるヤツ)
Umbrella
Passione
新曲(WONK味全開のどうかしてる系のヤツ)
FLOWERS

EC
Snowy Road   w / 9m88
Your Precious Love (cover)   w / 9m88 jo0ji





だいぶ押してたんですが、LIVE終了後、アナウンス通りサイン会が開催されました。文武ソロでは経験あるけど、WONKとしては初めて参加するので、何に書いてもらおうかひたすら悩んだんですが、率直に自分がいま直面している

「トップスのグッズ増え過ぎて、着る機会がめっきり減ったTシャツの行き場問題」

を解決すべく、artless ドキュメンタリー Tの一つに書いてもらって額装することにしました。スクエアの額に収めたかったので、書いて欲しい場所が決まってるんだけど、時間がない中どう伝えようと考えた結果、額の台紙にTシャツを貼り付けた状態で持ち込む事に。結果的に生地がしゃんとするしサインも書きやすくなるかなぁと思ってたんですけど、幹さんに「めっちゃ書きやすい!」と喜んでもらえて天にも昇る思いでした。雨の中、頑張って新幹線輸送してきた甲斐があったわ。

長塚さんがサインのトップバッターだったんですが「次の方どうぞ」「大きく書いちゃって良いですかぁ?」と、ファンの要望を汲み取る受付嬢を兼任。そして長塚さんという「人」が出てるなぁと思ったのは、GGFを見て

「えっ、それ、もしかして…うちのやつですか?めっちゃ良いっすねぇ!」

と、目をまん丸にして、今日初めてこの服を着てる人間を見かけたかのようなテンションで声をかけてくれたとこ。私の前に、GGFを着てる人はたくさん居たんです。みんなに等しいテンションで、声をかけてるんです。これ、なかなかできる事じゃないと思うんですよね…

淡々とサインを書いてもらうだけだと思ってたんで、長塚さんと幹さんのリアクションで舞い上がってしまい、気がついたら社長はサインを書き終わってました。文武先生の方が順番先なのに。というわけで、最後に”Ayatake”と丁寧に書いてもらっていざ目が合った時、「黄金の刻の巨匠だ…」と考えてしまい、頭の中が真っ白に。「ありがとうございます…」と伝えるのが精一杯でした。社長にもお礼だけは言わなきゃと最後の力を振り絞って社長に目を向けた瞬間、社長の大きくて慈愛に満ちたくりくりの優しい眼差しが飛び込んできました。えっ、ちょっと待って、それ、想定…外…

!!!!!!!

すっ、すすすすすすすすすすっ
すーてーきーすーぎーるーーーーーー

社長のことは深く愛してますが、ぶっきらぼうと言うか、すぐ飽きがちと言うか、人とは一定の距離を取る方というか、そして全方位に戦いを挑むかの如く鋭い切れ長の瞳の持ち主、というイメージを強く持っていたので、その全てを覆す眼差しに、そらしお氏、撃沈です。おめでとうございます。この後phaseに駆け込もうと思ってたんだけど、心が満たされ過ぎて、もうだめ無理。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?