
ミニマルな財布、MINIMのOne Walletを使ってみた
5月ごろに、私の作ったフォント「Eunomia」をプロダクトに使ったという嬉しいお知らせをいただきました。
そのMINIMさんのプロダクト、ミニマル財布「One Wallet」をなんとご好意でいただくことができたので、半年ほど使用してみた中での感想などをまとめてみました。
なんとMINIMさん(@minim_one)のご好意により、OneWalletの現物をいただきました!
— 佐賀野 宇宙 (@sorasagano) May 15, 2019
自分が作ったフォントが革に刻印されているのは感動。
早速普段使いしてみるので、使用感は後々noteにまとめようと思っています。
そして小物の色味が揃ったのも地味に嬉しい。 pic.twitter.com/Ul6bXmZOl3
プロダクトのクオリティ
純粋に革財布というプロダクトとしてみた場合、非常にしっかりとした堅実なものだと感じました。
仕切りを極限まで省いた良い意味で割り切った構造をしているので、普段使いする上での耐久性は心配なさそうです。
革の厚みではなく構造のシンプルさで薄さを実現しているので、強度面での心配がありません。
ただ、ちょっと気になったのは財布の留め具。スナッフボタン式ですが、できればマグネット式などスムーズに開けられる方式にしてほしいところでした。
とはいえこの部分にマグネットを仕込んでしまうと磁気カードへの悪影響が懸念されるので、設計にあたり取捨選択があったのだろうと想像しています。不便ではないので、好みの部分でもありますしね。
半年ほど使ってみて
プロダクトのコンセプトを理解して割り切って使えれば実用的だが、2019年現在の日本で使うにはまだちょっと早いかも、というのが率直な感想です。
現金決済が存続している現状では、小銭があまり入らない、カード類を整頓できないといったデメリット面が目につくことが多いかな、という印象です。
キャッシュレス決済が普及しきってスマホで99.9%の決済は完結するようになった世界で、もしかしたら現金やカードが必要な場面に出くわすかも、とカバンの中に忍ばせておくというのが理想的な使い方なのかなと感じました。
とはいえ今現在は使えないかというとそんなこともなく、支払い方法がコントロールできる状況であれば十分実用的だと思います。
私の場合だと、だいたいはコンビニで買い物して決済はQUICPayやiD、小銭を使うのもオフィスファミマぐらいという場面、ようするに平日出勤時ですね。こういった支払い方法が半ば固定されている状況であれば、ポケットにスッと入るコンパクトさのメリットが十分に生かせます。
万人受けするプロダクトではありませんが、将来を見据えて己の決済スタイルを変えていきたい、という方にはオススメできます。
鮮やかな新カラーも登場したみたいなので、サイトの方もぜひご覧ください。
ではでは。