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ツアー参戦旅日記@東京2/13<11回目>

2月13日、日曜日。
晴れ男宮本さんにしては珍しく雨。

今日はツアー全体では21回目、私の参戦は11回目。参戦率52%!
本当は今日は参戦する予定ではなかったのだけど、縁あって直前で参戦出来ることになった。

13時半頃の中央線に乗り東京駅へ向かう。
国際フォーラムのグッズ待機列付近で大阪から来たMっちと14時半頃合流。
ほどなく販売が開始となり30分ほどでご当地キーホルダーをゲット。
東京は透明なピンク!可愛い!!
その後Tちゃんと合流したところで、私の希望で「明日への記憶」のジャケ写撮影場所へ行く。
会場から5分位ですぐの場所だった。
雨の中3人で「この角度かな~?」とか言いながら写真を取り満足。
それからカフェを探してうろうろしたのち、最終的に会場前のビルにあるスタバに落ち着き開場を待った。

今日は2階席の前から3列目、センターブロック通路を挟んで左側の席。
5000人規模だけど傾斜が絶妙でとっても見やすい!
双眼鏡を覗くと視界の半分強に宮本さんの全身が入る感じで、表情は辛うじて読み取れる。
10倍双眼鏡ってすごいのね!!
今回のツアーで双眼鏡の有難さを知った。色々経験値あがるなぁ。

以下、暗闇でノールックで書いたメモと感想など。

*登場はいつものロングJK、黒スキニー、白シャツ、黒のナロータイ。
*「夜明けのうた」で早くもじんわり涙が…。力が漲ってる。
*「stranger」、”天気予報”を2回振り返す。カッコいい歌なのにかわゆくて笑ってしまった。
*「異邦人」、やっぱり去年までとはイントロかわってる。髪の毛ぐっしゃぐしゃにして暴れまくり方も尋常じゃない。”ゆらゆらと~”を上がり向きに歌う即興アレンジ。客席を指さした時の目つきが鋭くて狂気。
*「キミに会いたい」、曲前だったと思うけど何故か「奴隷天国」並みに「踊れ。踊れ。踊れ」と連呼。顔つきが怖くて「キミに会いたい」顔ではなかった(笑)。
曲間で「ようこそエビバデー!ようこそー!」「有楽町ベイベー!!有楽町ベイベー!」を連発。B地区アピールのポーズしてたように見えたけど定かでない。「色々ルールあるけど、自由に楽しんでってくれ!」と。
*「化粧」、少し高音つらそう。でも掠れないしちゃんと出てる。
途中から赤いグッズタオルを左手にぎゅっと握りしめて歌ってた。
タオルになりたい…。
今日も玉田さんドラムセット下にペルシャじゅうたん確認。
*「春なのに」、さっきまでぎゅっと握りしめてたタオルが床にぽいっとされてる…やっぱりタオルにはならない(涙)。と思ったら拾いあげて汗ふいた。
やっぱりタオルでもいい…。
*「shining」、曲前に「行こうぜ!」。
歌い終わり捌けていく時会場に向かって高速指差しポーズと投げキッス。

*「獣」、黒スーツにピンクシャツにお色直しして登場。髪さらっさら。
キレッキレの踊りに会場もヒートアップ。「どーんとゆけー!」。
*「ロマンス」、右花道に来た時、お尻ぺんぺん&B地区ポーズ。からのカニの様に横にジャンプして移動、股覗き、etc。1曲の中で様々な動きを披露してくれました。どうしてあんなカッコしてあんなに動いてちゃんと歌えるの?(笑)。
*「悲しみの果て」、曲前に「伝わってるぜ、エビバデー!」「この歌を捧げます!聴いてください」と。
右花道に来た時に手前の柵に乗ったかと思えば自分の後ろのドアを開けたりと自由。この時期換気大切だよねぇ(笑)。何をしても歌は完璧!
「本当に今日はありがとう、嬉しいです」「ステキな時間を一緒に」「でかけようぜ、エビバデ」「ありがとう!」とたくさん話してた。
エレカシの曲だとテンション上がるのかな?
*「sha・la・la・la」、曲前に「行くか、エビバデ!」と。ペットボトルを左手に持ち水を飲んで歌う姿がカッコいい!というか曲が最高にカッコいい❤
ああ、ミラーボールと照明が本当にキレイだなぁ~。
ステージ全体が見渡せる席も良いなぁとしみじみ。
*「浮世小路」、相変わらず日本代表のドラムがすごい!!カッコいい!!心臓にドスドス響く。
宮本さん、「冬の花」で落ちてきた大量の赤い花びらの上に、曲間にぐるぐると転げまわってた。
回数を重ねるごとにこの歌めちゃくちゃ凄みを増してきてる。
何というか…圧倒的な強さ。

*黒スーツ、黒シャツに着替えて登場の2部。
*「風に吹かれて」、曲前に「出かけようぜ!」と。
腕振りはふんわり。白いお腹がちらりと見えてた。
歌終わりに会場のワイパーを「バッチリあってます」「息があってる!」と嬉しそう。
*「今宵」、何故かやたらにこちらを宮本さんが見てくれて視線があいまくる。おまけに私がしたポーズと同じポーズを宮本さんが何度か返してくれた!!!えーーー、何でーーー?!嬉しいーーーー!!!!!
(後程、この理由がわかります)
音上げて下げてジェスチャーをたくさんしてた。
「輝いてるぜ!」「コンサートにようこそ!」とめちゃくちゃキラキラお目目の笑顔でこちらを見上げてくれた❤
*「あなたの」では、曲前に「きみたちのやさしさをおれたちは何にたとえようーーー!」と。床に落ちてたハートを拾ってポケットに差し込み、下手側にきたときめっちゃ高いスピーカーに足をかける。それ、めっちゃ高いから無理だってー!!と突っ込みいれたくなった(笑)。
「今日はコンサートです!」。…うん、知ってる(笑)。
「エビバデー!オレを含めて最高にカッコいい5人を紹介します!」といつもの紹介が始まったんだけど、日本代表の時に「憧れの職業、ドラマー!…一体どうなってんだ」と思わずもれた呟きに、玉田さんも玉田さんのドラムも本当に好きなんだねぇと微笑ましく思った。
*「ニューアルバムからきいてくれ」。
*「この道の先で」、とてもとても丁寧に歌ってた。半音下げてたような?
”愛だけを信じて”でこっちを見て指さしてくれた!(と思うのは勝手(笑))
*「十六夜」、「行こうぜ、散歩しに。月を見に行こう、一緒に出掛けようぜ」と呟くように。もー、このセリフ本当に殺し文句❤
高音ややつらそう。
*「rain」、曲前に「愛してるぜー!」。歌詞まあまあ間違える。
途中からマイクを持ってない方の手で何故か股間を確認するような仕草。ジーンズのボタンフライを止めてるか、ちゃんと止まってるか確認しているみたい。
…?? 社会の窓事件再発ですか?(汗)
この時ばかりは隣のMっちと思わず顔を見合わて首をかしげた。
謎の行動に関してのコメントは特になし。
どなたか真相知ってたら教えて下さい(笑)。
最後自分を抱きしめるポーズがかわゆかった。

*EN、黒ロンT、黒スキニーで登場。
地元なので話す事がないと。困ったのか「雪降ってるんですかね?」と天気の話。それから「東京(駅)と有楽町(駅)とどっていが近いんだろ?どっち?」と客席に問いかけ「どうでもいいですね(笑)」。
「はとバスの乗り場の前を通ってくる」みたいな話もしてた。
もしかして電車で来て東京駅から歩いて来たの??
私も今日そこ通ってきたよー!と嬉しかった。
*「木綿」、今日も素晴らしく伸びやかな歌声。だったけどまあまあ歌詞まちがえる。それに気を取られてたら「ほしいもの」だったのか「贈りもの」だったか聞き損ねた(号泣)。でも違和感を感じなかったから、今日は元の歌詞に戻ってたのかな?
歌の終わりの方で何故か口の前で四角の形を作って客席に向けてた。
そして「おれたち5人だけマスクしてなくて申し訳ないけど、そういうルールだから」と。後で知ったのだけどマスクしてなかった人がいたらしくて、その人に向かって「マスクしてくれ」と訴えてたらしい。
でもその人一人を悪者にしないために「みんなマスクしてくれ」と言ったんだって。そして「窮屈な思いさせてごめん」とも言ったらしい。
(私はこれは全然聞き取れなかった…)
宮本さんには歌だけに集中してもらいたいなぁ。
命削って歌ってるんだから、観客を悪者にしないように雰囲気壊さないようになんて余計な気を使わせないでほしいわ。
ファンならルール守ってよー(怒)。
*EN2曲目、キーボードの「ジャーン!」というコードで分かった。
東京協奏曲!!!熱望していた宮本さん一人バージョン!!!
思わず飛び跳ねた。
丁寧に紡ぐように歌う素晴らしい声。胸の前で手を組んで聴き入っていたら途中で突然「2番歌っちゃった。結構決まってたんだけどすみません!」と。
えーー、間違ってなかったよ!!
伝えたいけど声を出せない。
ステージ中央で脚を開いて腰を落とし、床を見つめ歌いながら考え「あってたのか!」と。
歌いなおしてくれたので2回聴けて嬉しかった。
いつかアルバムとかシングルカップリングとかに一人バージョン入れて下さい!!!
*「ハレルヤ」。今日も最高。最後にきらっきらの幸せをくれる。
あー、本当にハレルヤな曲だ…。終わったあとの完全燃焼感ハンパない。
(でもね、実はある出来事があって私は途中で頭が真っ白になってました。→後程詳しく。)
*最後にメンバー全員と一人ずつ握手とハグを交わし、全員で手を繋ぎ高く振り上げてお辞儀。今日のハグは少し遠慮がちな遠くから倒れこんでいく感じだった。それがまたかわゆい。輝く少年の笑顔。からのエアお尻出してブーで退場。あっという間の2時間20分。今日も最高のパワーもらった!

さて、ハレルヤの途中で頭が真っ白になった事件について。

ライブ開演直前にスタッフに誘導されて私の2列前(2階最前列)に座った50代位の男性3人がいた。
ライブ前にMっちと「2階席一番前ってよく関係者座ってるよね~」と話してたのでこの3人を見るともなく見てたの。
…おじさん3人で連れ立ってきて可愛いなぁ。
一番通路側の男性は、柵に身を乗り出すようにして真剣に聞いてたから「この人めっちゃ宮本さんファンなんだなぁ」と思って。
その左となりのハンチング帽を被って長髪を一つに結んだ男性は微動だにせず。私は最初この男性を「綾部さんかな?」と思ってた。
さらにその左横のもっと長髪の帽子を被った男性も微動だにせず。
ライブ中どんなに盛り上がっていても3人とも決して席を立つことも拳を振り上げることもなかった。
…ファンなんじゃなかったの??と不思議には思ったけど、ライブに集中していたから特に気にもしてなかったし、むしろこの3人が座っててくれたので視界良好でラッキー♪と思ってた。

この3人がハレルヤが始まってすぐにスタッフに誘導されて退場していった。
…このタイミングで退場していくってことは楽屋に行くってこと?
瞬間的にそう思った私は3人が私の横を通りすぎた瞬間、咄嗟に通路側に大きく身を乗り出して思いきり後ろを振り返った。
前を歩いていた二人は見えなかったけど、一番後ろにいた長髪の人の横顔がちらっと目に入った。

…え、石くん?!

一瞬見えた横顔だけでは自信がなかったけど、その髪型(新春で見たばかり!)と体型には見覚えがある。
そして決め手はその人のはいていたベルボトムジーンズ!!

…エレカシのメンバーだったんだ!!!!!!!

その瞬間全てが腑におちた。
柵に身を乗り出して真剣に見ていたのはトミで、その隣の不動のハンチング帽が成ちゃん、そしてさらにその隣が石くんだったんだ。
宮本さんが今晩やたらにこちらを見てくれた理由。
それはメンバーが見に来ていてこの席に座っているのを知っていたから。
メンバーに視線を送ると、もれなく目に入る位置にいた私とMっち。
今晩はやたらに視線があいまくる、と思ったのは思い込みじゃなかったんだ!!
えーーーーーー!!!!

ライブが終わって規制退場を待つ間にMっちに「あの3人エレカシのメンバーだったよぉぉぉ!!」と告げると「えぇぇぇぇ!!!!」と。
「今頃楽屋で宮本さんが石くんに”どうだった、石くん。感動で打ち震えた?”とか聞いてるかもよ」と話してたら、笑ってるのに涙がとめどなく流れてきた。

思い出していた。
「今宵」のとき、かなり長い事こちらを見上げて歌ってくれていた宮本さん。
笑顔だったけど目がキラキラして今にも涙がこぼれ落ちそうに見えたことを。
世界で一番の宮本さんファンの三人をしっかり見ていたんだね。

…4人の絆。
変わってないんだ。
何一つ変わってないんだね。

規制退場の番を待ちながら、席でMっちと二人で泣いた。


夜行バスで大阪に帰るMっちを見送ってから一人中央線に揺られて帰る。
雨が大粒になり、最寄り駅で降りると雪に変わっていた。
とても寒かった。
…だけど心は温かい。

ツアーが5月に終わっても。
わたし、生きて行けそう。
そう思った。
何故ならきっと次のツアーがある。
今回の様に大々的な日本全国ツアーではないかもしれないけれど、4人の姿を見られる日がきっとくる。

街灯に照らされた雪がキラキラと輝いていた。

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