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35th Anniversay Tour 2023 Yes. I.Do 参戦旅日記@大阪城ホール<4/22>

4/22、土曜日、晴れ。
羽田から伊丹空港へ向かう。
機内オーディオに”秋の日に”を見つけて、それだけでとっても嬉しくて幸せな気持ちに。
飛行機は予定より5分ほど早く伊丹に到着。
荷物を預けていなかったので、そのまま小走りにリムジンバス乗り場に向かうと、ちょうど出発する便に乗れて予定よりだいぶ早くマルビルに到着。
バスを降りて空を見上げると、大阪もファイナルを飾るにふさわしい快晴で抜けるような青空。

方向音痴の私をMっちがバス降車場まで迎えに来てくれて、2人でランチ場所へ。
今日のランチはMっちおすすめの”うどんすき”。
初めて食べたけど、御出汁が美味しくて具が豪華で、すごーく美味しかった。幸せー😍
それから少し買物をして、私の宿泊するホテルに寄ってチェックインし荷物を置いてから、いざ大阪城ホールへ!

開場まで少し時間があったので、まずはホール裏手の大阪城へ。
名古屋城でもその巨大さにびっくりしたけど、大阪城はもっと大きいよね?
青空に映える大阪城天守閣は本当にとっても立派だった。
エレカシが30周年の時に写真撮影したと思われる場所をMっちに教えてもらい「この角度かな?」とか二人できゃっきゃ言いながら大阪城を撮影。

会場に戻る時に駐車場を横切ると、大きなトラックが何台も並んでいて、そのうちの1台のトラックのフロントガラス内側に入構証のステッカーが貼られたバインダーが置いてあった。
「AAA(Access All Area)だから楽屋も入れちゃうのかなー?」「楽屋入れたら宮本さんに会えちゃうー!😍」「このトラック会社に就職する!😆」とまた二人で盛り上がり、更に色々会話が弾み妄想エンドレス(笑)。

あまりに暑かったので開場時刻すぐにホールに入った。
会う約束をしている人がいるというMっちと別れ、私はとりあえずトイレに行って、会場内を少しぶらぶらしてから自席へ。
席に座って刻一刻と座席が埋まっていく巨大な大阪城ホールをぐるっと見渡すと、始まる前から(メンバーでもないのに)胸がいっぱいになった。

今日の席はステージ真正面のスタンド席の前から5列目。
すっごい見やすい!!!
両側が男性だったので、話しかけることもせず、開演まで静かに目を閉じて精神集中。

今日の座席からだと、宮本さんがセンステ先端に来てくれた時、双眼鏡の視界の半分位に宮本さんが収まる感じで表情もはっきり見える。スタンドの傾斜がいい感じで視界を遮るものがないので没入できた。

全曲を網羅しておらず飛び飛びですが、今日の思い出しメモ。
(今回暗闇で取ったメモがいつにも増して判読不可だったため、時系列とか表現とか間違ってたらご容赦下さい)

  • 衣装、これまでと同じ。オープニング<Sky is blue.>が終わると白いコートを脱ぎ捨てる。
    フードを取ったとき、髪の毛がいつにも増してふわっふわでひよこみたいで可愛かった。「ようこそ!」と。

  • <悲しみの果て>は突然に始まった。
    曲途中でギターを置いた時、今日は床にぽいっと放り出さずきちんとローディさんに手渡してた。(さては前に床にたたきつけた時、壊したな)

  • <星の砂>、観客に向かって「リズム感ねえな」と何度も呟く。
    手の振り方がずれていたのでしょうか?
    踊りがお気に召さなかったのでしょうか?
    スミマセン、と心の中で何度も謝りました😂
    一方の宮本さんはタコ踊り炸裂でキレッキレ。

  • <デーデ>
    前曲をステージ上手で歌い終え、ステージ中央に戻らずその場所で誰か(トミかな?)に「良いよ」と指示を出し、間髪入れずに演奏が始まった。
    カッコいいーー😭😭😭

  • <珍奇男>
    ギターを抱えて椅子に座ったかと思うと、まだ拍手している観客に向かって「ありがとねぇー」と。
    この「ありがとねぇー」が東北の訛りみたいな独特なイントネーションで、私のツボにハマりまくり😂😂😂
    (この後しばらく仲間内でこのイントネーションの「ありがとねぇー」が流行ります。いや、正確には現在進行形で流行ってます)
    そしてまた謎のナレーション風に「とってもかわいいきみたちにぴったりな、スイートで優しい歌を用意してきました。うっとりとろけると思います」と珍奇男の紹介とは思えぬ紹介。
    それとは裏腹に曲も演奏もド迫力で、超絶違う世界にイッちゃってた。
    曲途中で肩越しにメンバーを怒鳴りつけるかのように何か言ってた。
    それにしても…トミのドラム凄い!!!!!カッコいいよーー!!🥹
    宮本さん、声が少しかすれ気味、かな。高音が少しだけ苦しそう。

  • <旅>
    「人生は旅。 そう思わねえか?」と。
    この歌、大好きなんだよね😭
    ミッキーのギターソロ、最高にカッコいいーー!
    拳振り上げながら号泣。

  • <彼女は買い物の帰り道>
    「いつだっけな?26、7年前の曲です」と紹介し始めると、どこからか響いてくるブーという小さい音に、
    「音してるよね?」
    「プーって言ってる」
    「オレ?」
    「気にしなきゃ良いのか」
    「誰か長いおならしてる?」
    と、ひとしきり一人ボケ突っ込みをし会場中大爆笑。
    気を取り直し「いい曲が出来たなと思った」と言ってから曲スタート。
    やっぱりちょっとだけ高音がきつそう。
    いつもの音量上げろ下げろゼスチャーを何度も何度もしながら。

  • <翳りゆく部屋>
    歌前に「デビューしてから36年。素晴らしい出会いがあって…運と主に実力で」とコメントし会場の笑いを誘う。
    私は、この曲でこの日一番の号泣。
    自分の持っている一番大切な物(自分の命)を差し出しても取り戻せないものがあるんだと気づいて、その深い深い絶望に涙が止まらなかった。
    拍手が今まで聞いた中で一番大きい、と思った。
    低音がたまらなく好き。

  • <リッスントゥザミュージック>
    いつも宮本さんの歌声ばかりに集中していたけど、今日は金原さんのバイオリンが凄く美しいと思った。歌に合ってる。
    口笛はスカスカ気味だったけど。
    井の頭公園と、若き日の切ない気持ちを思い出して、胸がぎゅっとなった。

  • <風に吹かれて>
    「これも大好きで大切に歌ってる歌で」「いろんなバージョンがあって」
    …え?いろんなバージョンがあるの?二つしか知らないなぁと思っていると「二つバージョンがあって。 今日はピアノバージョンを」と。
    良かった、二つで。会場も爆笑。
    蔦谷さんのピアノ、美しかった。
    お手振りもゆっくり小さめで、会場中が美しいピアノと歌声に静かに聞き入っていた。

  • <四月の風>
    「今宵の月のように」を歌い終えた後、一節だけ。
    「君に会えた 四月の、四月の風、エビバデ」「愛してるぜ、大阪!」と。FM802の話を思い出して涙。

  • <風とともに>
    「3部を始めさせて頂きます」と妙にかしこまって挨拶。
    「NHKの歌で」「10歳で歌って、50歳でエレカシで」「(エレカシも)結構前に、なりました」と紹介。
    何度聞いても自由に空を飛びたい思いの強さにぐっときて泣いてしまう。
    自由に空を飛んで、そしてまた戻ってきた場所で、宮本さんには今どんな景色が見えているのかな…。
    宮本さんが今幸せでありますようにと、それだけを願って聞いた。

  • <桜の花、舞い上がる道を>
    ライトが桜の花びらのようにピンクでキレイなことに今日改めて気づいて感動。そして途中から舞い上がる桜の花びらにまた感動。
    上から降らせるんじゃなくて、下から舞い上がらせてるんだよ!
    曲への愛が感じられて泣ける。
    今日も「たとえりゃ」の”R"が最高にカッコイイ!

  • <俺たちの明日>
    今日初めてストリングスチームが拳振り上げて楽しそうに一緒に歌ってるのに気づいて、もうここから(あれ、前から?😂)泣けて泣けて仕方なかった。
    スクリーンをよく見ていたMっちに後で教えてもらったのだけど、宮本さんも目がうるうるしてたらしい。
    私は自分が大泣きしていて気づきませんでした(バカ…😭)。
    2番でセンステに来てジャケットを脱いだ、と思ったらステージを飛び降りて客席前へ。センステ左側、アリーナ左最前列→ステージに上がってまた飛び降りて、センステ右側、アリーナ右最前列と客席前に接近して歌い大サービス。近くの人、嬉しかっただろうなぁ✨
    私も名古屋ですぐ近くまで来て歌ってくれた宮本さんの姿を思い出し、胸が熱くなり、大声を張り上げて歌いながら号泣。

  • <Yes. I. Do>
    もうね、この歌は泣くしかないんです😭😭😭
    歌詞の一言一言を噛みしめながら聞く。
    ”生きる、それが答えさ”。
    35年を経てたどり着いた境地。4人の姿。トミの力強いドラム。
    カッコよすぎて尊くて号泣。最高!!!

  • <ファイティングマン>
    またイシクンにガニ股させて自分が後ろに立ちポーズ。
    でもそれとは裏腹に目がキラキラで涙がこぼれそう。
    ステージを縦横無尽にかけめぐり全方向の観客を見渡すかのように歌う。
    会場最高潮でフィナーレ!
    曲が終わって夢中で拍手していると、階段を降りて行く宮本さんの背中が見えた。

  • <涙>
    アンコールで宮本さんがギター抱えて出てきたから、「あれ?」と思った。セトリ通りならアンコールは「待つ男」で宮本さんはギターを弾かない。スタッフの人に何か言って、ばたばたと椅子が用意され、椅子に座った宮本さん、「東京の空から、<涙>を」と。
    一節ではなくてフルで歌ってくれた🥹
    途中から声が震えて、光るものが頬をつたう。

    ”悲しいときには涙なんかこぼれない
     うれしいときには 肩怒らせ 世を笑うさ”

    そうやってデビューから35年間強がって歩んできたんだね。
    繊細で優しいこの人は、その裏でどれだけ涙を流したんだろう…。

    会場中が泣いてたと思う。
    歌い終えて、そのまま震える声で成ちゃん、トミ、イシクンを紹介。
    そして自分のことは短く「宮本です。…本当にありがとう」と言って、深々と腰を折ってかなり長いことお辞儀していた。
    その宮本さんの震える肩を見守っていたら、私の涙腺も決壊した。
    拍手の鳴りやまない満員の大阪城ホール。
    涙と鼻水を流しながら、振り返ってみた。

    …ああ、これが宮本さんの見てる景色だ。

    大きな大きな会場を埋め尽くす、喜びで爆発しているファン。惜しげなく送られる力いっぱいの拍手。
    感動で鳥肌がたって涙が止まらなかった。

  • <待つ男>
    今まで泣いてた人が歌っているとは思えないド迫力で、全ての感情が歌に込められ力強さの塊だった。
    後ろにめちゃめちゃずらし気味に歌い、でも難なく並走するメンバーに涙が止まらない。
    <待つ男>でこんなに泣いたのは初めてだった。

    歌い終わると宮本さんは、お辞儀をして観衆に手を振り、あっけないほどにさっさとステージから姿を消す。特別感は微塵もなかった。

    放心状態のまま会場の外でMっちと合流して、電車に乗り私のホテルの最寄り駅まで行って夕食を取った(人生で一番おいしい焼肉だった🍖🥹🥹)。
    今日の宮本さんについて色々話しながら、35周年のセミファイナルもファイナルも見届けられるなんて本当に幸せだね、今の宮本さんとエレカシをリアルタイムで見守ることが出来る同じ時代に生きていて本当にラッキーだね、という何万回目かのいつもと同じ結論に達する。

    食事後、月を見ながら川沿いを歩いてホテルまで戻る。
    最高のライブを見て感動して大泣きして、美味しいものを食べて、酔っぱらいのようなおかしなテンションになっていた私たち(お酒は飲んでおりません😅)は、何故か川沿いの帝国ホテル最上階に向かって、
    「宮本さーん、焼肉美味しかったよー!」
    「宮本さんも行ったほうがいいよー!」etc.と叫び、大笑いしながら歩いた(近所の方、スミマセン😅)。

    夜風が心地よくて、心の底から楽しくて。
    最高のライブに参戦して、全ての感情を共有できる象友と語り合った今日という日を。35周年のセミファイナルを。
    私は、一生忘れない。そう思った。

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