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ライブ参戦日記・縦横無尽完結編 on birthday@代々木<6/12編>

(今日のは本当に純粋な日記です。
今晩のライブは必ず映像化されると信じているので、メモを取らずライブを100%楽しみました。)

6/12(日)、宮本さん56歳の誕生日。
上野恩賜公園でYDちゃんとOYちゃんと10時に待ち合わせしていた。
家を出る時は薄曇りだったけど、上野駅に着く頃には晴天に。
待ち合わせより少し早く着いたので、SONGSで見ていつか訪問したいと思っていた公園の記念碑の前で一人記念撮影。
ほどなくYDちゃんが現れ二人でおしゃべりしていると、新春Tシャツを着て小さいキャリーを持った女性が記念碑の前で自撮りしようと四苦八苦している。
YDちゃんが走っていって「撮りましょうか?」と声をかけると嬉しそうな笑顔に。
(エビバデはみな友達!)
それからOYちゃんが合流して上野恩賜公園の巡礼スタート!
唯一の東京人の私が案内しなければならないのはわかってるんだけど、方向音痴で地図が読めないので悪戦苦闘しながら、清水観音堂、不忍池、精養軒、東照宮、国立西洋美術館などを巡る。
SONGSでここで〇〇って話してたよー、とか、かく語りきでここに立ってたよーとか、昨日のライブすごい良かった、あのセリフが感動した!とか
楽しくてキャッキャッ言いながらあっという間に時間は過ぎ。
上野最後は、宮本さんが大泉さんへのお土産をかったギフトショップへ。
3人ともあのパンダのマグネット付きの小さいぬいぐるみが欲しかったのだけど売ってなくて、浮世絵クリアファイルの同じ絵柄ミニサイズを買う。
それから電車で赤羽へ移動した。
到着後真っ直ぐ5/6番線に向かい発車メロディ(俺明日と今宵)を聴いて感激で涙。
宮本さん、どんなに誇らしくて嬉しかっただろう…。

それから駅の西側と東側とどちらから巡ろうか迷い、みんなお腹が空いていたのでダメ元でとりあえずデアへ行ってみることに。
デアのあるビルに近づくと階段から建物の外にまで人が待っていた。
これは相当待つかなぁ、どうしようかなぁと思っていたら、前にいた5人ほどが諦めて友路有に向かったのでとりあえず並んでみることに。
この時点で私たちの前に7人ほど並んでいて、入口には準備中の看板。
でも列は少しずつ進み中に入れているので待つことにした。
待ってる時間が勿体なかったので、OYちゃんとYDちゃんを交互にヤマハにご案内する。
2人ともエレカシのサインや写真、北区のエレカシポスターに大喜びでお目目キラキラで夢中で写真を撮っている。
この上にエレカシが練習してたスタジオがあるんだって、と階段を指すと階段まで写真に収めていた。

戻って程なくすると、「ゲーム台でも良ければ」と店内へ案内され、そこにグッドタイミングでMDちゃん到着。
前に来た時にだいぶ接客態度がアレだったので、覚悟してたせいか今日は腹もたたなかった。
みんなでナポリタンを頼み、宮本さんが座っていたという席をチラチラ眺めながら、昨日のライブのことなどを話した。
やはり常連さんが多いのでご迷惑にならぬよう、興奮して大声になってしまうのを「しー!」と必死に抑える。
若い方の店員のお姉さんがアイスコーヒーを運んできて、私の分をおいて紙ストローを添えようとしたその時、何故か紙ストローの袋の先がアイスコーヒーの中に入ってしまった。
「そのままで良いですよ」と言ったのに、お姉さんは慌てて「新しいの持ってきます!」と言ってキッチンへ消える。
新しいアイスコーヒーを持ってきて、新しいストローと一緒に私の前に置こうとしたその時。
またしても何故かストローの先がコーヒーのなかへ。
みんな目が点になってる。
私が「これで大丈夫です!全然問題ないです!」と言うと、お姉さんは「じゃ、じゃあ、ストロー新しいの持ってきます!」と動揺したようにキッチンへ消えた。
お姉さんが新しいストローを置いて去ると、みんな堪えきれずに吹き出した。
次にお姉さんがOYちゃんのアイスティーを置いてストローを添えようとしたとき、みんなで思いっきり見つめてしまったら、お姉さん謎の「大丈夫です!」宣言。
これにもみんなで大笑い。
美味しくナポリタンを頂きアイスコーヒーを飲んで、宮本さんが座っていた席、レジ奥の写真とサインを撮影させてもらい外へ出た。

まず駅前の浮世の夢のジャケット撮影地点へ行ってからガード下を通って団地へ続く階段(扉の向こうで宮本さんが上がっていた場所)を撮影。
取り壊されてしまった赤羽台東小学校跡地、宮本さんが一人暮らししていた部屋の跡地、家族で暮らしていた部屋の跡地を周り、「ここで育ったんだね…」としみじみ。
それから桜のMV撮影の坂、宮本さんが毎月訪れていたというお寺(何故かインド系カップルが泣き叫んで口論し修羅場を展開していた)を巡った。
お寺に行く坂道でYDちゃんが"carpenters"の看板を"elephant"と読んでしまって、私達にもそうとしか見えなくて写真を撮ろうとして違うことに気づく。
”わたしたち、病気だよね”と大笑いした。
そう、不治の病なんだ!
最後にイトーヨーカドーの中のバンダレコードへ。
相変わらずエレカシと宮本さんへの愛がいっぱいで感激。
Happy Birthday 56thとも書いてある✨
胸いっぱいで会場のある代々木へ向かった。
ずっとずっとみんなで巡りたかった赤羽、楽しかったなぁ…。

3時半頃会場到着。
ここでみんなとは別れて、私はアリーナ入場口に並んだ。
4時過ぎに入場して、それからライブまで休憩しつつ精神集中。
途中で同じくアリーナ組のTちゃんにだけ会ってファイナル山口のお土産を渡した。

今日はアリーナ30列の一番端っこ。
43列の昨日よりサブステが遠いけど、それでも同じ空間にいてライブを見てお誕生日を一緒に過ごせることが本当に本当に嬉しい。
ふと見上げれば私の真上がロイヤルボックスで山崎さんらしい人が席につくところだった。
でも真下過ぎて立ち上がって背伸びしても着席してしまった人は見えない。
…これじゃ、エレカシの三人が来ても見えないな、と思った。

今日はメモを取らずにライブに全集中しました。
映像化されると信じているので、今日のライブに関しては何も書きません。
でも、一番心に残ったことを一つだけ書くとすれば。

それは、PSの前に宮本さんが「今日だけは言わせてくれ。…ベイビー、愛してるぜ」とどこまでも優しく囁くように言ったこと。
…これには号泣したよ。
エビバデへの愛と感謝の気持ちがどーんと伝わってきて、泣かずにはいられなかった。
この言葉だけは、忘れない。

あ、あとね、もう一つ。
それはsha・la・la・laの終わりの方でゴロンとステージに仰向けに横たわって目を閉じた時。
鼻筋のラインがとてもとても美しかった。
その映像が鮮烈に心に焼き付いている。

ライブが終わって会場の照明が点いたとき、私は動けないでいた。
物凄い感動の渦に巻き込まれて動くことが出来ず、しばらく呆然としていた。
…銀テープ、ほしかったな。
呆然としながらも、ぼんやりそう思った。
今日の記念に、最後にハレルヤで天から降って来た銀テープがほしかった。
でも残念ながら一番端っこの私の席の方には落ちてこなくて、席を離れて取りに行くのはルール違反だし、我慢した。
…こんなにたくさんの感動をもらったんだから、それで十分だよね。
そう思うことにした。

一列後ろにいたTちゃんが一緒に退場するために、私の列まで来てくれて、その時そっと何かを手渡してくれた。
手の平を見ると、3センチ四方位の銀色に輝くテープ…。
「…え?」
びっくりしてTちゃんを見ると「踏まれちゃってるかもしれないけど」と優しい笑顔。
一緒に退場する約束をした際のLINEに私が何気なく書いた"銀テ取れなかったー😭"の一言を見て、拾ってきてくれたのか…。
ほとんど同じ位置にいたからTちゃんの席でも取れなかったと勝手に思っていた私はびっくりしてめちゃくちゃ嬉しくて、Tちゃんに抱きついてもう本当に人目も気にせずびーびー泣いた。
「ありがとう、Tちゃん、ありがとう!!う”え”ーーん”!!」
ぬぐってもぬぐっても溢れる涙をハンカチで拭きながら、子供のように泣いた。
「…ガチ泣き、初めて見た…」と独り言のように呟きながら(ドン引きしてた?😂)、Tちゃんはよしよしというように抱きしめてくれた。

会場の外に出ると、ツアーに何回も一緒に参戦した戦友Mっちが駆け寄って来て、うるうるの目で「SORAちゃーーん!」と私を見上げた。
その目を見たら私はまた泣いてしまって「Mっちー!」と、二人で抱き合って「終わっちゃった」「終わっちゃったね」「楽しかったね」「最高だった」「あんな人、他にいないよ!」「うわーーん!!」と大号泣。
そこへYDちゃんが合流してTちゃんも巻き込み、みんなで大泣きハグ大会に(笑)。
ひとしきり泣いたあと4人で記念撮影しようということになり、通りかかったエビバデさん(福岡から参戦のRさん、ありがとうございました!)に撮影をお願いした。

この写真がね、めっちゃくちゃ楽しそうですっごくいい笑顔なの。
青春真っただ中にいる10代みたいに輝く笑顔。
…わたしたち、宮本さんのおかげで本当に本当に楽しい時を過ごしたんだなぁ。
(そしてYDちゃんの変顔が最高過ぎました😂)

原宿駅に向かうMっちともう一度しっかりハグを交わし「Mっち大好きだよ!」「私もSORAちゃん大好き!」「また会はう!」「うん、次のライブで!」と挨拶して別れる。

TちゃんとYDちゃんと渋谷へ歩きながら、途中NHK放送センターやEGGMANや旧CC LEMON HALLなどプチ巡礼。
渋谷から地下鉄に乗るYDちゃんを改札前で見送り(ここでも泣きながらしっかりハグしてます)、それからTちゃんともしっかりハグして別れ、私は山手線へ。

山手線から中央線に乗り換えて、座れたのでふとスマホを見ると。
何人ものエビ友から、様々なありがとうのメッセージが届いていた。
…感謝したいのは私のほうなのに…。
そう思ったらまたじわっときた。
優しさの連鎖。
宮本さんのファンは、みんな優しい。

最寄り駅で降りると、空にはきれいな丸いお月様。
月を見ると、当たり前のように宮本さんの姿が脳裏に浮かぶ。

ガーデンシアターから何だか複雑な思いを抱えて帰って来た1年前の今日。
1年後にこんな日が来るなんて、誰が想像したろう?
たった1年後に、こんな凄いことになってるなんて、誰に予想できただろう?

忘れない、と思った。
たった1年で、代々木2DAYSを楽々とソールドアウトにする、ものすごい偉業をやりとげた人のことを。
この1年をリアルタイムで見守り何度も参戦できた幸運を。
宮本さんとエレカシを思い泣いて笑ってドキドキハラハラした1年を。

完結編で少し寂しい気持ちがありつつも最高のライブを見た感動と圧倒的な満足感で、戻りたいという気持ちもロスも全くなかった。
私も宮本さん全力応援をやり遂げたから。
爽快でとてもすがすがしい気持ちで。
…そして、ただただ、次が楽しみだった。

「56歳の誕生日おめでとう、宮本さん」
月を見上げて、そっと呟いてみた。

第2ステージ突入だ。
宮本浩次ソロも私の(老年期の)青春も。

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