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ツアー参戦記@仙台<3回目>

11月12日、大宮駅12時01分発やまびこ59号に乗り込み仙台へ向かう。
車窓から見る外は今日もまた快晴で眩しい位。
本当に宮本さんて人は神に祝福されてるんだな、とつくづく思う。

新幹線は仙台駅13時38分到着予定で、そこから地下鉄に乗っても歩いても会場には14時前に到着出来る予定で、グッズ販売は15時からだからご当地キーホルダーgetは問題ないと思っていたのだけど。
途中ツイ友から入った情報によると13時ですでにグッズ列に人が並び始めているとの事。

えーーー?2時間前で?!

気持ちはめっちゃ焦ったけどどうあがいても新幹線は予定通りなので、その分駅から巻きで小走りに歩いた。
東京より少し寒くて、その分紅葉が始まっている。
駅周辺にしか高層ビルがなくて空がキレイでステキな街だな、と思った(←初仙台の私)

息を切らして会場に到着すると既に結構な人が並んでて、ホールに至る階段下まで及んでいる。
一瞬絶望的な気持ちになったけど、よく見れば一人ずつの列なので、きっと大丈夫と気を取直したところで、ツイ友OYちゃんと合流。
もー、相変わらず可愛い♡
地元のお土産やらお手紙やらをいただき感激。
楽しくおしゃべりしてるうちに(あれっ、私が一人で話してたかも?(^^;))、15時にグッズ販売開始。
今回はご当地キーホルダーとツアーキーホルダーを購入。
私、このキーホルダーだけで一体いくら貢ぐんだろう…(汗)。

ここで一旦OYちゃんと別れてホテルへ戻りしばし休憩。
開場時間少し前の17時頃に再び会場へ戻った。
会場併設のホテルロビーにエビバデさんがたくさん集合されてたけど、人見知りの私は気後れしてしまい、かつライブ直前で気もそぞろでおしゃべりする気にもなれず。
ロビーでアップされたインスタをOYちゃんと見た。
「青葉城恋唄!」「すっごい良いね!!」
ライブに向けて更に期待が膨らむ。

本日の席は1階19列目のやや左より。一番端で私の後ろはPA席だったのでいつにもまして周りを気にせず楽しめた。いくら動いても大丈夫!
金沢と同じ位の列だったけど、実際にはこちらの方が近いみたい。
双眼鏡を除くと宮本さんの膝から上が視界に収まる。

暗闇で一生懸命取ったメモ。

①「夜明けのうた」、出だしで歌詞を間違えて「ごめんなさい、も一回やります、歌詞間違えちゃった」と言ってやり直し。会場大拍手。得した気分。
②「Stranger」「異邦人」では何度も何度もおしりペンペン。ロングジャケットの裾をめくってまでおしりペンペン。そんなにペンペンしたいなら短いジャケット着てくれば良かったのに…。もう、可愛い♡
③「風に吹かれて」では270度位腕を振っていたので客席も負けじと大きく腕を振る。今日はジャケット着たまま。赤パンツは確認できず(笑)。終わった後「素晴らしい!肩がスッキリすると思います…ゴニョニョ」みたいな事を呟いてた。
④「今宵」、出だしのコード分からず数度やり直し。コバタケさんがキーボードで音をくれたのに分からず何回かやり直してたけど強引に始めた。
⑤「あなたの…」では舞台袖からパイプ椅子を持ってきてその上に乗り歌う。途中で律儀にも自分で返しに行ってた。そして「届けー!!」と絶叫。「届いてるぜー!!」と叫びたかった。
⑥「十六夜」では「月を見に行こうぜ!…おいで」と悩殺技を繰り出す。
この「おいで」の時に指でくいっとしたらしいのですが、メモを取っていて見逃すという痛恨のミス。
⑦「rain」では「愛してるぜー!」と客席へ愛を振りまく。
⑧アンコールにはオリンポス山黒Tに黒ジャケ、黒スキニーで登場。
アコギで「青葉城恋唄」を歌ってくれた。素晴らしかった。
「romanceでやりたかった」「北の宿からもやりたかった」「(コバタケさんに)黙殺された」との事。
⑨「木綿の…」では最後の「贈り物をねだるわ」が「欲しいものをねだるわ」になっててなんかかわゆかった。
⑩最後退場前にメンバー4人と順番にハグ。めっちゃキラキラの笑顔。
はける前にジャケット脱いで客席に投げるしぐさをし客席から声が上がりかけると「しー!」と。ジャケット脱いだ半袖からのぞく二の腕の逞しい筋肉に目が釘付けになってたら、小さくお尻ペンペンして退場。
⑪恒例の股間レポですが、今回は指差しじゃなくてゆっくり叩いておられました。「キミに会いたい」と「passion」で特に。色々進化するねー(笑)

全体的にとてもご機嫌麗しくノリノリで、いつもの様に聴かせる歌は聴かせてくれて、その振り幅と心臓にストレートに響く圧倒的な歌声はやっぱり宮本さんそのもの!!すっごく楽しかった!!

ライブ後は盛り上がった気持ちを静めるべく一人で少し歩いて牛タン屋さんへ向かう。
途中、夜道に落ちていた私の手のひら位の大きなもみじ(東京のとは種類が違うのかな?かえで??)にびっくり。
澄んだ空気の中、しんとした夜空に綺麗な月が浮かんでいた。
目指す牛タン屋さんにたどり着き料理を待っている間に、何だか左の手の平と右手の親指が痛いと思ってよく見てみると、内出血が出来ていた。
拍手しすぎて内出血?!
さすがにびっくりした。初めての経験。
…でも。ああ、最高だったなぁ。仙台まではるばる来て良かった。
一人で心行くまでライブの余韻に浸った。

翌日。
11時にホテルをチェックアウトしてのんびり歩いて途中で写真を撮ったりしながら駅に向かう。
東京より少し冷たい風が心地いい。そして今日も快晴。
スーツケースをコインロッカーに入れて、昨日OYちゃんが行ったという日本一のナポリタンの店に向かう。
11時20分位だったかな、店内は既に満席で外に10人程の待ち行列が…。
仙台でこんなに人が待ってるとは思わなくて(失礼)、動揺のあまりOYちゃんにDMすると「待つ価値ありますよ!」との返事が。
…そうなんだ。OYちゃんがそう言うなら待とう。
覚悟を決めると、更にOYちゃんから、「今駅にいるので最後に〇〇さん(私)を一目見て帰ります!」とのメッセージが。
ほどなくOYちゃんが来てくれて、待ってる間楽しくおしゃべりが出来たので、全然待ち時間が苦にならなかった。
ありがとう、OYちゃん!

で、日本一のナポリタン。と、ハンバーグを頼みました。
宮本さんが好きなものの組み合わせ。すっごく美味しかった!
ライブのグッズ列を除きほぼ行列には並ばない私だけど、行って良かった。仙台に来る事があったらまた食べたい!
炭水化物だけど宮本さんにも是非是非食べていただきたい!!

食後、るーぷる仙台という観光バスに乗って青葉城跡へ向かう。
青葉城恋唄を青葉城跡で聴いてみたいと思ったのだ。
青葉城跡は、仙台の町や広瀬川を見下ろす高台にあった。
秋の穏やかな日差しと青い空に鮮やかな赤い紅葉、黄色のイチョウが映えてとても綺麗。
…来て良かった、と思った。
広瀬川を見ながら、昨日のインスタの青葉城恋唄を聴いていたら、この歌、宮本さんが書いたみたいだな、と思った。
”ゆかしき”とか”さやけき”とか何となく語彙が似てる。
東京生まれ東京育ちの私に故郷はないけれど、故郷とそこにいた好きな人を思う歌を宮本さんの声で聴いていたら、切なくて胸がぎゅうってなった。
広瀬川を見ながら、何度も何度もこの歌を聴いていた。
おかげでこの素敵な歌が、仙台遠征の思い出の曲になった。

17時5分発の飛行機で次のライブ開催地である札幌へ向かう。
地平線にまだ少し残る夕陽の明るさと暮れていく空が溶け合ってとても美しい。
そして既に暗くなっている仙台の町は、空から見ると宝石箱をひっくり返したみたいに町の明かりでキラキラと輝いている。

小さい頃、おもちゃの宝石箱におもちゃの宝石を大切に大切にしまってたなぁ。宝物だと思って。

…宝物。
そう、私、宝物を見つけたんだ。
今の私には、大切な大切な宝物がある。
それさえあれば、どんな事でも乗り越えていけると思わせてくれる宝物。

それは、宮本さんと宮本さんの歌。
心の中で一生輝き続ける、私の大切な宝物。

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