浪人時代に恋の勉強[機能性ディスペプシア闘病記-7]
現役での大学受験は合格ならず、浪人することになった。
成績はそこそこ良かったので、予備校の特待生として受講料は免除になった。
貧しい実家にその点では負担をかけずに済み、ほっとした。
予備校で好きな人ができた。
男子校の3年間は色恋から遠ざかっていたので、久しぶりの胸の高鳴りであった。
が、その人には彼氏がいたため、特に気持ちを伝えることなく勉強に励んだ。
嘘です、片思いが辛くて勉強どころではない時期があった。
しかも、ストーカーのトラウマで女性恐怖症があるにも関わらず、恋を