腐った思考20220911

人間は大抵、昨日と同じことを考えていると聞いたことがある。確かに思い当たる。無思考でいることを瞑想などで目指すのだと思うが、やはり難しい。目的のない思考は、何度も癖のように繰り返し、やがて腐る。
腐っているなと感じる思考に、未来の妄想がある。最近、今後は好きに生きることを決めたので、何をしようかワクワクしながら考えていたものの、そのワクワクが消えてしまったら、頭の中にだけある思考がなんだか重たく感じる。おそらくこの現象は、現実化するまで頭に居座り続ける。居座っている間、腐ってくる。それでもそれを使いまわさなければいけない。

なんだかうんざりしてきたので、腐った思考をいったん手放すようなイメージを妄想することに、思考を使ってみよう。時間が来れば沢山のことが解決する確信があるので、それまで思考を手放そう。
腐ったものを引き出しの中に入れてみようか。
冷凍庫に入れてみようか。
いや、空中にまき散らしてみよう。地球を循環している水が、手元のコップに入っているように、必要なときにまた私のもとに現れるに違いない。しかもその時は腐っておらず、新鮮な形態に戻っている。
自分に都合のいいように、思考を使うことは楽しい。
これが出来れば思考を使いこなしていると言える。

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