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ボルメテウス・武者・ヒストリー

どうも。くーぼー(@Soranaki00)です。
普段はデュエマやデュエプレの事をXで呟いています。
いや~もう気付けば年末ですね。師走という言葉通り、色々と忙しくて困っている今日この頃です。
さて、今回の記事は『デュエマのバカせまい史 「殴れる軽量ブロッカー史」』について……

???「待てぃ!!」


そ、その声は!!!!!!!  

我の名を呼んだか!?

《ボルメテウス・武者・ドラゴン》!?!?!?!?!?!?!?!?

お主、ネットで我の悪口言ってたよな?>
<いや、言ってないですけど……
証拠があるから言い逃れできないぞ>
証拠画像

ヤバい、バレてる…………………!!!

お主のような戯言を宣う輩を
正す為にやってきたのだ>
<して、正すとは一体何を……?
今から我の歴史について一緒に
振り返り、学んでもらうぞ!>

という訳で、今回の記事のテーマは《武者》に脅された為 諸般の事情により『《武者》の歴史について学ぼう』になります。


・デュエマの《武者》

《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の初登場は2007年、DM-24こと極神編1弾に遡る。

当時では珍しい、極神編という1年のシリーズを通してメディアミックスで主人公格として推されたクリーチャーであり、最終的には《龍聖霊ウルフェウス》との融合によって《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》となって世界に平和をもたらし、次の年のシリーズである戦国編にもそのエッセンスが大きく引き継がれている。
ストーリー面においては年間を通した主役クリーチャーの存在や最終的にパワーアップ形態が登場するストーリー展開、販売面においては上記の青武者の様なイラスト違いシークレット施策の先駆けとして、様々な面でデュエルマスターズの歴史に多大な影響を与えたカードであると言えるだろう。   

<でもやっぱさ、ボルカニックアロードラゴンなのは
変わんなくない?
<当時基準でも全然強くないって言うか、
むしろ弱いような
うむ、まぁ実際DM-24は直前の不死鳥編の
デフレの影響を直に受けている
スペック的に見所のあるSRは《ドルボラン》、
あとは《ムゲン・イングマール》くらいだ>
<当時キッズだったけど、《武者》の事
『盾ムシャムシャドラゴン』
とか
『ライフちゅっちゅサムライ』
とか呼んでたし
子供って悪口の時だけボキャブラリー豊かになるよな>
<ボクらにとって「ボルメテウス」と言えばホワイトや
サファイアみたいな焼却効果だったからね
そのイメージは我の開発に影響しているだろうな
我の能力がこうなったのも、主人公が使うカードとして
焼却は強力すぎて扱い辛かったというのが実情だろう>
その代わりと言ってはなんだが……
単騎で強かった先代達とは異なり、
我は周囲との連携に活路を見出す事になった>
見よ!この息の合った連携を!>
<つまり介護って事?
言い方というものがあるだろう!
……他にも《バルケリオス武者》等のサポートを交え、
【武者ワンショット】(※1)なんてデッキが
生まれるまでになる訳だ
この『名称指定サポートカード』という文化も
我が残した遺産の一つだな>

(※1【武者ワンショット】
:《マッハアーマー》の全体SA付与効果を活かし、《武者》の召喚を起点に《バルケリオス》や《バルケリオス武者》等のグラビティゼロ獣を大量に召喚しワンショットを狙うシナジーデッキ)

<TCGの《武者》って強さ的には全然だったけど、
こうして見ると意外と影響力あったんだなぁ

・デュエプレの《武者》

<次はプレイスの話を……って、え!?!?!?
プレイスの話をすると言うから
PSの姿になってみたぞ!>
<まぁ実際、能力からして違うしな……

デュエルマスターズプレイスにおける《武者》はDMPP-09『武者聖戦伝』にて実装。

<いや~これね、よく覚えてるんですけど
最初は『武者行けるやん!』って思ったんですよ
紙より強くなってるし、公式ハッシュタグが
『武者とキング』だったくらい推されてたし
<全然ダメでしたね、DMPP-09の時点では
この時点でサポート三羽烏は既に居たのだがな……>
 <割と根本的な問題として、
サポートを上手く経由しないと《武者》が出せる
状況にすらならなかったんだよね
勿論そんなの毎回上手くいく訳ないし、
それだけ頑張っても武者を狙ってポイっと除去されれば
もうお終い
<加えて同じタイミングで出た
《ジャックアルカディアス》がまぁ重い
サポートの鳥が焼かれるだけで機能不全になる
デッキはシャレにもならない
という訳で、DMPP-09~09EX環境中は日の目を
見る事のなかった我だが、DMPP-10で
とんでもない事が起きた>
<《紫郎》と《ザンゲキ》の実装
これがデュエプレにおける《武者》の全てと言っていい
今まで《ムシャルピア》⇒《武者》しか
《武者》の早期召喚ルートがなかった所に、
《紫郎》(《ザンゲキ》)⇒《武者》の5t着地ルートが
増えた事でデッキの再現性が大幅にアップ! 
<更に《ザンゲキ》の
『サムライ&ドラゴンへの1コスト軽減+SA付与』が
凶悪すぎた
今までは『サポートが除去されたら終わり』
『《武者》が殴れずに除去されてもテンポ的に負け』
だった【赤白武者】が、《ザンゲキ》1枚で
『除去に強く、かつ無限にSAを供給できるデッキ』
に早変わり
無論《武者》の除去能力によって面はズタズタだ!
<特に、この弾には有用なクロスギア除去手段が
収録されていなかったから、《ザンゲキ》は
本当に対処できない無限リソースだったね
その結果、我は紙から数えて14年目にして初の
『Tier1デッキ』、それも圧倒的な立場を
手に入れたのだ>
<とはいえデッキとしての弱点はあって、その一つに
『《武者》で除去できない6000よりパワーが大きい
クリーチャーの対処』
があったんだけど、これも黒の確定除去を入れて
克服したんだよね
そうしたらついでに……
<《竜極神》まで入るようになっちゃってもう大変!
実は《ザンゲキ》も《ムシャルピア》もドラゴンを
軽減するから、ドラゴンである《竜極神》と
相性は抜群だったんだ
これで【デイガ武者】は10弾環境の圧倒的tier1の座を
欲しいままにした
プレイスでは珍しい位の一強環境だったんじゃないかな
ただ、暴れすぎたせいかその後すぐ《竜極神》は
DP殿堂になってしまったがな
そして我も環境からは後退し、DMPP-10EXからは
我と同じ名を持つ《剣誠》率いる
【赤青剣誠】が環境の覇権を担うようになっていく>
<まぁ、それでも環境に一定数はいたんだけどね
時には《NEX》と手を組んで
【武者NEX】なんてデッキも出来たり……
ボルシャックとボルメテウスが手を組むのは胸熱だね
 
<ところで、《武者》と《竜極神》が組んだら
それって《ディルガベジーダ》なんじゃないの?
我はこんなに口が悪くないぞ!
断じて知らない人だ!>
<え、でもフレーバーで『ザコども』とかなんとか……
……ノーコメントだ!
まとめに入るぞ!>

・まとめ

<こうして見るとTCG武者は後の商売戦略への影響を、
PS武者はより直接的に環境へ影響を与えてるね……
って、え!?!?!?また変わってる!?!?
TCGの我が環境に影響を与えていないって?
今の我に同じ言葉が吐けるかな?>
<確かに、今をときめく【赤白サムライ】の
主軸として大活躍してるのを忘れていた……
<でも《武偉》はあくまでリメイクカードな訳だし、
能力の大部分を継いでいるとはいえ、
《武者》自身の功績なのかな?
確かにそういう見方もあるだろうな
『リメイクやサポートは我自身の強さなのか……?』
我もそれに悩んだ事はあった
だが、いつしかこう思う様になった>
我は先代ボルメテウス達のような
個の力が優れている訳ではない……>
しかし!
だからこそ誰かに頼る事ができる!
我が倒れようと我の名を継ぐ者が、我を慕う者が必ずや我を蘇らせる!>
仲間との協力、そして《武者》という名前!
その『勇者の魂の継承』こそが我の強さという訳だ>
<!なるほど……
今日は大切な事を学べました
<ありがとうございます、
ボルカニック・武者・ドラゴンさん
分かってくれたなら何よりだ……>
っておい!!!>






【お知らせ】
現在、ゴイケン(@duemagoiken)さんと合同で『記事の読み比べ』企画を行っています(詳細はコチラ⬇)

各々が『ボルメテウス・武者・ドラゴン』という同じテーマをどう調理したのか、ゴイケンさんの記事と読み比べてお楽しみください。

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