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渋谷すばるLIVE TOUR 2022『二歳と1328日』〜名古屋2days〜



渋谷すばる LIVETOUR2022 二歳と1328日
名古屋2days。@名古屋国際会議場 センチュリーホール    その1日目。二歳と1282日。

福岡のステージが最高だったので、なんだかワクワクが抑えきれず予定の新幹線を少し早めて来てしまった。いや、ライブが始まる時間は変わらないのだけれど、少しでも早くその空気に触れたくて。


名古屋への遠征は、関ジャニ∞のJAMツアー以来だった。その時はドーム公演だったので、この国際会議場 センチュリーホールは初めての場所だ。
西高蔵の駅から橋を渡って行く。今日は天気も良くてとても気持ちがいい。音響も良いと聴いているのでとでとても楽しみだ。


グッズの先行販売に合わせて会場へ向かう。
グッズを買った後、楽しみにしていたちびカメちゃんのフォトスポットへ。
実は福岡の時は、ちびカメちゃんを家でお留守番させてしまったのでフォトスポットで撮るのは初めてだった。


念願のちびカメちゃんフォトスポット🐢
すごく可愛い!カメちゃんも海の中に入れて喜んでいるみたいだ。
撮りやすいように、とフォトフレームも立てて置いてくれている。

すばるくん描き下ろしのフォトフレームもそうだけれど、すばるくんやスタッフさんたちがファンがどうしたら喜ぶかな?といっぱい考えてくれていることが伝わってきて。幸せだなあと思う。


一度ホテルへ戻って、いよいよライブへ。

今日も開演前にはずっとすばるくんの歌が流れている。
開演の直前に「7月5日」が流れて、そのイントロに合わせてみんなの手拍子が重なって。そのまますばるくんたちを迎えられたことが嬉しかった。



今日は2階席だったのでステージ全体が見渡せた。改めて思う。

バンドが本当にカッコいい。本間さん曰く、"渋谷すばるという名のバンド"。

ギターもベースも鍵盤もドラムも。もちろんそれぞれにカッコいいんだけれど、その音が合わさった時に二倍三倍、いやそれ以上の熱と音で迫ってくる。最高だ。

それぞれのの魅せ場もしっかりとあって、ある曲ではイントロの本間さんの優しくて、でもしっかりと強いピアノの音だけで涙が出たし、茂木さんのドラムは音も演奏のスタイルもその迫力とカッコよさに鳥肌が立った…


新井さんはあの曲をあんなふうに演奏してくれて… 独りきりの歌から誰かへ世界へと開いたようで、なんだかもう本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。
ギターソロももとても良くて、あの曲のギターソロは新井さんじゃなければいけなかったんだろうな、という気がした。


安達さんは今日もバンドのテンションを引っ張ってどこまでも上げてくれる。太く繊細なベースの音もカッコいい煽りも大好きだ。

そこにすばるくんの声とハーモニカの音が乗り、絡んで一体となって "渋谷すばるという名のバンド" になる。

ある曲でバンド全体の姿が照明にパッと浮かび上がる時があって。その曲の歌詞と重なって涙が出た。すばるくんが今いる場所が本当に素敵であたたかくて熱くて。


すばるくんは今日も始まりから「名古屋ーーー!楽しんでいくぞーー」と煽ってくれて。
「楽しい!」と、「最高!」と何度も言ってくれた。「またやりましょう、また絶対名古屋に来ます!」と。

今彼はやりたいことができているんだなあ、出したい音が出せているんだなあ、と思えて。
それがホントに嬉しかった。幸せだった。
ありがとう。次のステージも本当に楽しみだ。


渋谷すばる LIVETOUR2022 二歳と1328日
名古屋2days。@名古屋国際会議場 センチュリーホール その2日目。二歳と1283日。



9月22日。
すばるくんの誕生日だ。大好きなアーティストのお誕生日を同じ空間でお祝いするのは初めてのこと。今回のツアーの日程が発表されてから、もうこの日は絶対に行きたくて。チケットが取れてからは楽しみで楽しみでたまらなかった。


今日も早めに会場へ。
なんとちびカメちゃんのフォトスポットに、お誕生日バージョンができていた。

スタッフさんの手作りなのだろう、ホールケーキの上にちびカメちゃんを置いて写せるようになっている。可愛い。
いいなあ。スタッフさんのすばるくんへの愛、ファンへの愛が伝わってきて、心があったかくなる。



やがて着席。
席に着いてふと周りを見ると。
人が多い。熱気とざわめき。昨日までと雰囲気が違う。

場内には今日もすばるくんの歌が流れてる。今までに増してたくさんの人たちが、みんなすばるくんのステージをドキドキしながら待っている。幸せな時間。



客電が消えすばるくんとバンドメンバーがステージに登場する。客席を見たすばるくんの表情が一瞬変わったような気がした。


「名古屋ーーーー!!」
いつものすばるくんの煽りでライブが始まる。
一曲目から全力でぶつかってくる。全力で届けてくれる。



初めのMCで、自らお誕生日の話題に触れるすばるくん。
「あの…今日この日…もちろん、わかっててこの日を設定したんですけど。…あの、……誕生日です。…41です、自分でも気持ち悪いけど。…なんか、こんな人たちと、いい感じでやってます…」
(ニュアンスですが)

本当は、みんなから"おめでとう〜!おめでとう〜!"とか言われて仕方なしにその話題に触れた…という感じで話したかった、とすばるくん。


MCでは相変わらず話し方がふわふわしていて可愛い。微妙な間がたまらない。

そして、すばるくんが「…誕生日です」と言った時の会場の盛り上がりと拍手がすごかった。
みんながすばるくんの誕生日をお祝いしてる。愛に溢れたあたたかな空間だった。



なんだかほんわかとした雰囲気でライブが再開されたけれど、曲が始まったらもう、ただただ凄まじい熱量で想いを伝えてくれた。

ステージを動き回り、ギリギリまで乗り出したり袖の花道まで来てくれたり。

すばるくんはもちろん、バンドメンバーの方たちもめちゃめちゃ盛り上がって楽しそうで。
ある曲ですばるくんが新井さんをバックハグ(?)。押さえつけられてそれでもカッコよく弾き続ける新井さん。


「まだまだ行くぞーー!止まらないぞ、もうここからは止まらないぞ、暴れろーー!」
すばるくんが煽る。客席が応える。出せない声を拳と手拍子に替えて。



ずっと目が離せなかった。心も耳も離せなかった。ずっと。すばるくんの声がハーモニカの音が、バンドの音がうねりのようになって身体中に刺さる。
熱がすごい。すばるくんも客席も。


ライブというのはアーティストとオーディエンスが一緒に作り上げるものなんだ、としみじみ思う。
熱をぶつけ合って分け合って一緒に。
すばるくんとバンドが一曲目からもう全開で暴れてくれて、その熱で私たちも上がっていった。最高だった。


本編ラストの挨拶ですばるくんが言ってくれた。
「今日、この日にみなさんの前でライブができてよかった。今日という日が、明日からの一日一日が、みなさんにとって、すべての人にとって、良いものであるように願っているよ。またね!」 


そしてアンコール前。
「最高でした!みなさんの熱が、パワーがすごい。おじさんたち、ブチ上げられちゃったよ」

これを聞いたバンドメンバーさんたち、爆笑。いいバンドだなあ。本当に最高。



全ての曲が終わった時に、知り合いでもなんでもなかったお隣りの方と顔を見合わせて
「最高でしたね…」と、どちらからともなく言い合った。
「こんなの観せられたら、すばるくんからはもう一生離れられませんよね…」なんてお話しできて。
初めましてだけど同じ時間を過ごした方と、すばるくんへの想いを分かち合えたことがなんだかすごく嬉しかった。


そしてライブ中、すばるくんは何度も客席を見ていた。
この日は二階席も三階席もびっしり埋まっていて。
すばるくんの嬉しそうな顔を見て、よかった…と幸せに感じると同時に、すばるくんの目に映る客席がいつもこんなふうならいいなあ…と強く思った。

すばるくんに熱を届けたい。もっとたくさん、いろんな熱を。
だから、もっともっと広く深くすばるくんの音楽が届いてほしい。彼のライブを観てほしい。本当に最高だから。


そんなことを想った、ライブだった。


すばるくん、最高の9月22日をありがとう。
すばるくんのお誕生日にライブという最高の場所で、すばるくんとすばるくんを大好きな人たちと一緒に過ごせて本当に本当に幸せだった。

すばるくんと出会えたこと、同じ時代を生きていること、そのぜんぶが奇跡のようで嬉しくて。
変わらない愛と熱を、ありがとう。
歌い続けてくれてありがとう。
今までもこれからもずっと。
愛してます。



すばるくんのツアー、福岡から名古屋の序盤4公演が終わってしまった。
それぞれがそれぞれに最高で、その時その場所でしか観られないライブだった。

今、すばるくんは改めて "揺るぎないもの" を掴んだのだろうな、と思う。ステージの上の彼を見て、babu会で言ってくれた
「絶対に音は止めたくない」「立ち続けたい」「歌い続けたい」
という言葉を想った。そんな覚悟が伝わってくるようなステージだった。

会場全体の熱量はやっぱりお誕生日の名古屋2日目が一番だったかもしれないけれど。すばるくんはどのステージでもひとりひとりに歌を音を、想いを届けようとしてくれていた。時に丁寧に、時にありったけの熱で、きっと今のすばるくんのすべてを込めて。
それを確かに受け取れた気がする。


すばるくんは、一対一の関係を大切にしたいのだろうな、と思う。どんなにたくさんの人とでも基本は一対一。ファンに対してもそれは変わらず、あくまでもひとりひとりを大切にしようとしてくれる。

それはとても難しいことだし、不器用な彼ゆえ時にうまくいかないこともあったかもしれない。それでもすばるくんは頑固にその姿勢を貫いて。無理することなくそれぞれの気持ち、それぞれのタイミングで、と。自分は変わらずに歌い続けているから、と。
自分の人生にも他者の人生にも本当に誠実なひとだと思う。それがすばるくんから感じるあたたかさの源のような気がする。


だから迷ったら、どうか彼の歌を聴いてほしい。本当はライブで生の声や音を浴びていただきたいけれど、それが難しかったら音源でも十分。
すばるくんはそこに、すべての答えを込めてくれている気がする。
そこで離れるのも距離を置くのもその時の正解だから。すばるくんは誰も否定しない。また近づきたいと思った時にはきっと笑って応えてくれる。

自分が苦しい時でさえ、手を伸べようとしてくれて。葛藤を続けながら、それでも寄り添おうとしてくれた。そんなひとだから。
これからはもう、ただただ幸せでいてほしい、と思う。

ある曲のアウトロでギターを弾きながらステージから客席を見渡していた彼のやさしい表情を思い出して今、泣きそうな気持ちでそんなことを思っている。

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