見出し画像

渋谷すばるLIVE TOUR 2022『二歳と1328日』〜札幌2日目〜


渋谷すばる LIVETOUR2022 二歳と1328日
札幌2日目。@カナモトホール
二歳と1316日。





最高ーーー!!
楽しかった!!幸せでしたーー!!

ライブが終わって真っ先に呟いたのは、今日もそんな言葉だった。

熱くて楽しくて、そしてどこまでも自由なライブだった。自由だけれど繋がっている。すばるくんとすばるバンドが生み出す音でみんながひとつになっている。
いっぱい笑っていっぱい泣いた。そんな幸せな時間、幸せな空間だった。



MCは今日も絶好調。

最初の挨拶は
「渋谷すばるです…フレッシュさを売りにしていきたいと思います」
(お客さんクスクス笑う)
「笑うとこ、おかしいよ、それ」

その後で
「皆さん、せっかく椅子があるんだから…」
とだけ言って他の話を始めるすばるくん。
え、座れってこと?と戸惑うお客さん。

見かねて新井さんが
「たぶん座っていいということだと思います」
と言ってくれたのに、
「そんなことも言わなきゃわかんないのか、そのくらい自分で決めろ」
とか言って絡み出すすばるくん 笑


茂木さんは仙台ですばるくんにもらった犬のTシャツを今日も着ていて、
「なんなら一昨日の夜から着てます。それで寝てますよ、ずーっと着てる」
とバラす安達さん。

それを聞いて
「嬉しい。犬も喜んでる。買った時より口開いてるもん。シャンナも喜んどるわ。愛犬やん、もう」
と嬉しそうに返すすばるくん。

シャンナ…?とざわつく客席。それを察してシャンナが何かわからないお客さんのために茂木さんを立たせる安達さん。
Tシャツの犬の絵の下に "SHANNA" の文字。SHANNAってなんだ?犬の名前だろうということになって。
「外国の犬かな?なんかシュッとしとるわ。日本の犬やったらコテツやろ」
とすばるくん(なぜコテツ…? 笑)。
「コテツ…また日本的なとこにきましたね」
と笑う安達さん。


本間先生にも喋ってほしかったようで
「本間さん、何か言って」
とふるけれど仙台の時と同じように、また
「ふり方が雑すぎる」
と言われてしまうすばるくん。でもこの時は
「本間さん、すばるさんにケチつけんなよ」
となぜか安達さんに止められる本間先生 笑

その後、本間先生が何か言いかけたのに被せて話出してしまい
「今本間さんが話そうとしてたのに」
と安達さんに言われて気まずそうなすばるくん 笑。

本間さんは
「いや、空気感が伝わっていればいいけど。こんなふうに仲良くやってます」
それを聞いて
「全くおんなじ事を言おうとしてた。ちょっとは違うかなと思ったけど、全くおんなじだった」
しれっと言うすばるくん 笑


それから前列に小さなお子さんを見つけたすばるくん。
「こんばんは。何歳ですか?可愛いな」
「何かあげようか?こういう時のためにおじさんいろいろ用意してあるから」
と後ろに下がって何かを持ってきて
「パインアメあげようか」
と。
「なくなったらもう一個あるから。食べちゃってなくなったら、なくなったよーって言ってね」

またピックかな?と思ったら、まさかのパインアメ…そしてこれには続きが。


アンコールの時にそのお子さんに
「大丈夫?もう疲れちゃったなあ」
と声をかけ、そばにいるお父さんに気づいて
「え、お父さん?そうか、お父さんにも何かあげよう…何がいいかな…?」
と後ろに下がって
「バブあげます。スッキリって書いてあるし…子育て、お疲れさまです」
とお父さんにバブを、一緒にいらしていたおばあちゃまに、もう一つあったパインアメをあげていた。


バブと聞こえたんだけど、そんなはずはないと思いつつ…でも紛れもなくあの入浴剤のバブだとフォロワーさんに教えていただきました。
なぜ、ステージに入浴剤…?笑


MCでもステージを重ねるほどにバンドメンバーとの絡みが微笑ましく自然になっていく。すばるくんも安心して話しているように感じる。
今日もすばるくんワールド全開でめちゃめちゃ楽しかった(すばるくん曰く"ハートフルな伝説回")。
すばるくんもずっと楽しそうで、自然に溢れるような笑顔が何度も見られた。


アンコール前の挨拶では
「皆さん、楽しい人ばっかりで…(客席から笑い声)いや、みんなそれぞれに楽しんでいるのがわかったので」
と言ってくれて。こちらの "楽しい" もちゃんと伝わっていることが嬉しかった。



そして歌と演奏はまた最高を更新してくれた。
歌は歌として楽器は楽器として、ひとつひとつの声と音が際立っていた。それらが全部ひとつになって圧倒的な熱で迫ってくる。
心をつかまれて揺さぶられて飲み込まれていった。


すばるくんが
「ああ…最高だ…最高…皆さん最高です…」
「何言ってるかわかんないけど、伝わってると思うからいいや」
と感極まったように言った言葉に。


…泣いてしまった。
最高、とすばるくんが思っていること、伝わってると思う、と信頼してもらえてること。なんて幸せなんだろう。


すばるくんが自分を貫いて歩いてきてくれたから、色々あってもなおファンを信じて連れてきてくれたから、私たちもその最高の景色が観られたんだよ…ありがとう。



これまでいくつかの公演に入って感じたこと。

私はもうすばるくんを客観的に見ることなんてできないけれど、そういうファンの欲目を取っ払っても今回のツアーは最高だと思う。


すばるくんの声の伸びも伝わる想いもハーモニカの表現力も。バンドの皆さんそれぞれのスキルと合わせ方、煽り方、バンドとしての一体感も完璧で。
セトリと曲の繋ぎ方はとてもこだわって作り込まれていることが感じられるし、演出や照明もすごく心地いい。


何よりすばるくん自身に迷いがなくて、今自分がやりたい音楽、伝えたいことはこれだ!という自信とプライド。それが真っ直ぐに伝わってくる。


そしてすばるくんもバンドメンバーのみなさんも、このメンバーでライブをやることが楽しくて仕方がないみたいで、お互いの音楽へのリスペクトもきちんとあって。

今この曲たちを演るためには、新井さんのギターと茂木さんのドラムと本間さんの鍵盤と安達さんのベース、それが絶対必要だと思えるような演奏。
それがお客さんにも伝わって、客席がどんどん盛り上がって、ステージに返ってまた会場全体に熱が溢れていく。
自由で熱くて楽しくて。最高に気持ちのいいライブだ。


すばるくんを好きな人はもちろん、前に好きだった人、少し知ってる人、まだ知らない人…機会があったら本当に世界中の人に観ていただけたらいいなあと思う。
今のすばるくんの歌を聴いてほしい。その姿を観てほしい。
すべてはまた、そこからだと思うから。


この後の東京、大阪4公演。
今までと同じように最高を更新しながら、無事にラストまで駆け抜けられますように。
辿り着いたその場所で、みんなで最高の景色を見られますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?