「夢をかなえるゾウ」を読んで

読書ノート note

この本は、2011年5月28日に第1刷発行され、
私が手に取ったのは、2011年6月14日第2刷発行分です。

それから、もう10年が経ちます。
その頃は、今のように地の時代とか風の時代とか
スピリチュアルとか、まったく関係のない場所にいて
小説と同じ感覚で読んでいました。


けれど、何か行き詰ったとき、なぜか「ガネーシャに聞いてみよう」と何度も、この本を読み返しました。

そして、その中から自分ができそうなものを選んでやっていました。


だけど、ガネーシャは、本の中のように私のお尻を叩いて、
ダメだしもしないから、なんだかなんとなく10年が過ぎていました。


最新刊までの4冊はすべて読んでいるけれど、読み返すのは、いつも1冊目。


主人公の『僕』が、私だからなのかもしれない。

ガネーシャは最後の課題を合わせると29個の教えを伝授してくれる。

その教えは、簡単にできるものも、私にはハードルの高いものもある。

ハードルが高いと思うものこそ越さないといけないと思うけれど、そのハードルを飛べないゆえに思い通りの人生になっていないのかもと反省です。


【ガネーシャの教え】

夢ゾウ 募金 note (1)

*コンビニでお金を募金する
《お金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。
でも、お金もちに『なりたい』やつは、やれ車がほしいやの、うまいもんが食いたいやの、自分を喜ばせることばっかりかんがえとるやつらやろ。》
《世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。そやから寄付すんねん。》


そういえば、会社員時代はコンビニに行くことが多くて、募金できたけど、
最近はコンビニに行くことがなくて募金できていない。
売り上げの一割の寄付も、お客さまに来てもらえないので、できてないなぁ

できないことばかりを考えすぎてるよね。ならわざわざやってみるのもいいかもしれない。募金するためにコンビニに行く、売り上げがなくても寄付する。


すごい勇気が必要だな…

夢ゾウ 環境 note

*決めたことを続けるための環境を作る
・人間が変わろうと思っても変われない最も大きな原因は「人間は意識を変えることはできない」
・自分がこうすると決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ない環境を作る
・ただ決めるだけか具体的な行動に移すか、それによって生まれる結果は、まったく違う


仕事の部屋で仕事をすると決めていても、冬の寒さに負けて、ついついコタツであれこれしてしまい、ぼんやりテレビをつけっぱなし、「あ~眠くなってきた、昼寝しよう」という冬時代が過ぎ、今度は暑くなり、仕事部屋でエアコンを付けるのは非効率的なのでリビングで過ごす。

だとまた冬時代と一緒だから、テーブルに場所を変えて仕事をする。

ちょっと環境を変えるだけでも、気持ちが変わる。

ゴチャゴチャ考えるなら行動する。その結果うまくいかなかったら、次の行動を起こす。

自分を変えていく、何が変わるだろう?

夢ゾウ 運が良い note

*運が良いと口に出して言う
《自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運が良い』て思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええことを探しはじめる。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考えだすんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや》


『僕』もそう簡単にいくものだろうか。と言ってる通り、他の本にもよく書いてあって、私も何度も挑戦してみたけれど、口ぐせというか、こう言ったらいいよという言葉は、なかなか身につかない。

それはどこかで、ポジティブな言葉を言って、何がどう変わるのかをイメージできていないからなのかな?

それとも、それだけ真剣に取り組めていないということなのかな。
また挑戦してみようか…ガネーシャの教えだから。

夢ゾウ 感謝 note


*毎日感謝する
《お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや》


そうだと、改めて気づく。
お金、名声、地位、名誉、全部自分で手に入れてると勘違いしそうだけれど、誰かに認めてもらえないと、どれも手に入らないものばかり。

私は、認めてもらうためにできることは何なんだろう?

《世界をかたちづくっている何にでもええから、感謝するんや。
足りてない自分の心を「ありがとう」て言葉で満たすんや。
ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。
幸せです。
そうやって感謝するんやで。》


いつの頃からか、感謝することが大切だと知った。
人には、ちゃんと口に出して言うようにしている。
家の中では、口ぐせというよりは、独り言のように呟いている。

ガネーシャは「足りない」と思えば思うほど家もお金も自分から逃げていくとも言っている。

だから足りないと思っていても、満たされていると思うこと、満たされて初めて人を喜ばせることができる。
そのために、ありがとうと感謝する。

それがガネーシャの最大の教えなんだ思う。

読み終わって note


《読みを終わって》
独り言のように言っている、「ありがとう、感謝します」だけれど、現状が変わらないと思うのは、まだ何かが「足りない、足りない」を心のどこかで感じているということなのかな。

他にもたくさんガネーシャは、教えてくれている。
できないという壁を乗り越えないと、たどり着けないのだとしたら
なかなか難しい人生。

29ある内の、どうしても実行できないことに挑戦してみようかな?

たとえば…
*自分が一番得意なことを人に聞く
*自分が苦手なことを人に聞く
*ただでもらう

人が対象なことは、実行するのが難しい…

ドキドキ…

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