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手芸クラブ

ソラトイロで開催されたこどもマーケットではじめて手芸のワークショップをした。

やってみて思ったこと、思い出したこと。


私は小さいころから手芸が好きだったし、やってみたい気持ちがあった。縫い物だけじゃなく幅広い意味での手芸、手で作ること。特にビーズがすきだった。手芸材料を見てるだけでワクワクした。

だけれど、いざ家庭科の授業が始まったころ、うまくできない、まっすぐつくれない、へたくそだ...と思うようになった。手縫いもミシンも。何かと比べてしまうようになって純粋なすきが少しずつ消えてしまった。さらに専門学校へ行って本格的な縫製を学んでみて周りと比べてしまいより一層劣等感が増えた。すきと苦手意識の戦い。

でも手芸には本当は正解も不正解もなくって。
うまい、へたも自分が決めてしまっているだけで
まっすぐに縫えていなくても
かたよっていたり、いびつでも
それが、その部分が、その人なりが出ているところを含めて愛しいのが手芸だなあ〜と。


みんなが作ってるのをみて本当に思ったし
自分にもそう言ってあげたいなあと思った。
だって型通りのものなんて世の中に溢れかえっているのだもの。


手芸のことをすき、やってみたいと思う気持ちと
でもうまくできないし...うーん...という気持ち
私にはどっちもあるから
今回、ワークショップしてる時も
できるかなあ〜...とか
うまくできなくて気になってしまう子たちの気持ちがすごく分かった。
でもみんなそれぞれにいいものができていて。


また手芸クラブができる日があったら
やってみたいけれど、できるかわからない...
うまくできるかな...という気持ちでいる子も
できてるし、ステキだよ。
それでいいんだよー そこがいいんだよ〜
と応援したいし
型通りではなくやってみたいこと、やってみたい方法に寄り添いながら一緒に考えてつくっていくような手芸クラブにしたいなあと思ったのでした。


よい経験でした!


8月28日のそらもようの小部屋より

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