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クローラー星杯解説


デッキコンセプト解説

デッキレシピ

 今回はクローラーギミックを採用した星杯の解説をします。
 星杯にクローラー要素を取り込む意義となるのは以下の2枚のカードです。

クローラー・ソウマ

 召喚権を使わずに出すことが出来て、1体のモンスターを裏にする代わりにこれ1枚で3体分のモンスターになることが出来ます。単純な展開力の増強でもありますし、レベル2が並ぶのでギガンティック・スプライトからのリースのリクルートにも繋がります。
 リースで墓地に落として星遺物を継ぐもので蘇生すれば自分のモンスターを裏守備にする必要がないため無駄がありません。また、裏側にしたモンスターをリースの回収コストにしても良いでしょう。

星遺物の醒存

 デッキトップ5枚を見て、星遺物カードまたはクローラーカードを手札に加え、残りを墓地に送ります。主に手札に加えたいのは星遺物ー『星杯』とクローラー・ソウマ。このカードを採用出来る事によって星遺物ー『星杯』へのアクセス手段が増え、デッキの安定感の向上に繋がります。
(tips:このカードがカードを手札に加えられる確率は86%です)
 ただし、このカードの使用後はエクストラからリンクモンスターしか出せない縛りが付く為、ギガンティック・スプライトが使えなくなる点は注意が必要です。

展開例

1.特殊召喚されたソウマ1枚からの展開
①クローラー・ソウマを自身の効果で特殊召喚
②クローラー・ソウマでクローラー・レセプターとクローラー・スパインを特殊召喚
③甲虫装機ピコファレーナをリンク召喚
④ピコファレーナで残ったモンスターにゴキポールを装備
⑤ゴキポールを装備したモンスターとピコファレーナでギガンティック・スプライトをエクシーズ召喚
⑥墓地に送られたゴキポールの効果でインセクトナイトをリクルート
⑦インセクトナイトを素材にイムドゥークをリンク召喚
⑧ギガンティック・スプライトでリースをリクルート
⑨リースで星遺物ー『星杯』をサーチ
⑩星遺物ー『星杯』をアドバンス召喚
ここからはエルフ+マスカレーナ+リイヴのいつもの盤面を作っていきましょう。
2.通常モンスター+星遺物ー『星杯』+クローラー・ソウマ(最大展開)
①星遺物ー『星杯』を素材にアルミラージをリンク召喚するまではいつもの流れで
②星遺物ー『星杯』でリースと巫女をリクルート、リースで星杯の守護竜をサーチ
③アルミラージとリースでスプライト・エルフをリンク召喚
④エルフでリースを蘇生
⑤巫女を素材にイムドゥークをリンク召喚
⑥イムドゥークとリースでリイヴをリンク召喚
⑦イムドゥークで手札の星杯の守護竜を特殊召喚
⑧星杯の守護竜を裏守備にしてソウマを特殊召喚
⑨ソウマでクローラー2体をリクルート
⑩裏側の星杯の守護竜を墓地に送りリースをサルベージ
⑪星杯の守護竜で巫女蘇生
⑫巫女を素材にイムドゥークをリンク召喚
⑬イムドゥーク、クローラー2体でスケアクロー・トライヒハートをリンク召喚
⑭イムドゥークの効果で手札のリースを特殊召喚
⑮リイヴで継ぐものをセットし発動、適当にレベル2を蘇生
⑯蘇生したモンスターとクローラーでギガンティック・スプライトをエクシーズ召喚
⑰ギガンティック・スプライトでイヴリースをリクルート
⑱ギガンティック・スプライトとイヴリースでマスカレーナをリンク召喚
⑲イヴリースを相手フィールドに送りつける
最終盤面:エルフ+リイヴ+マスカレーナ+トライヒハート+相手の場にイヴリース

コメント

 安定感・爆発力が上がり、星杯デッキとしては悪くない水準に仕上がっていると感じます。ダイヤ帯ランクマではパワー不足を感じることは無かったです。
 星遺物の醒存によって(強い縛りをかけずに)星遺物ー『星杯』を手札に加える手段が増え、星杯というテーマそのものの強みを味わいやすくなったのも良い。
 ピコファレーナを採用する事によってソウマ1枚から星杯展開まで繋がるようにしたものの、結局そのルートを使うことはほぼ無かった。とはいえゴキポール自体はリースで落としてもアルミラージの素材にしても仕事するので普通に素引きしても役に立つカードだった。
 一番の弱い所はやはり下級クローラーが事故要因となる事。ソウマ自体下級クローラーが弱いから許されてるような爆アドカードなのでこれ自体は致し方ない所ですね。
 今回試しに採用した星遺物の加護は、1枚で2枚になれる点で継ぐものと差別化出来ていた。イムドゥークをデッキに戻してちゃんと考えて回せば回収したモンスターを場に出力もできた。

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