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ブラ森ライブ2部レポ


2023.8.11 両国サンライズ

普段スマブラで遊んでる6人の歌い手さんが「このメンツでライブやったらオモロいんじゃね?」を本当にした、『ブラ森ライブ』に行ってきました~。

ここまででわかる通り、身内ノリ前提のライブなんですが、僕は「ブラ森のことほぼほぼ知らん」勢でした。
6人の方々のうち、4人の方は個々の歌ってみたを過去に聴いたことがあって、残りの2人に関しては完全初見。
だったので、ボーカル陣の歌ってみたをいくつか選んでプレイリストを組み、ある程度予習。普段自分が行っているような「音楽ライブに行くノリ」でライブに臨んだのですが、正直めっっちゃ楽しかったです!

各ハイライトは色々とあるのですが、演者さんごとにまとめておきます~~。


しゃもさん

劇場支配人のテーマがかっこよすぎて痺れた。どれくらいかって言うと、ハイボール片手に拳突き上げたいくらい。キレッキレでしたね。あの現場に立ち会えたこと、後世まで語ります。アイエエエ最高すぎる。

なんちって、大ホラMCにキレそうになったが「やりたいことができて〜」の違和感を信じきれなかった僕の負け。でも、古のRADでゴキゲンになれたから実質優勝。咄嗟に「ビビデバビデブーブー!」言えなかったのは悔しかったけど。

あと他イベでは見れないしゃもさんが見れて良かった。始終楽しそうでニコニコしてしまった。
アンコールのKICK BACK、歌詞の割り振りが「幸せになりたい」「楽して生きていたい」「全部めちゃくちゃにしたい」なのはウケた。

交流でどうしても物申したくて速攻列に並んだのですが、今振り返ると抗議が必死すぎたなと反省しております。ただそれくらい嘘が悲しかったし、嘘でよかった。ワンマンやるまで辞めないでくれ。やった後もやめないでくれ。

ジャージさん

あまりにも歌が上手すぎる。歌うまおばけ。
おとせサンダーを楽しそうに歌いつつブチ上げてくれるパフォーマンスを見せつつ、ミセスの青と夏で安定した高音を披露してくれるバッチリ過ぎシンガー。

ジャージさんの歌を聴く度に「なんでこんなに難しい曲をあたりまえみたいに歌えるんだ???」とエクスクラメーションマークで頭が埋まっちまう。たくさん歌ってきたんだろうな〜と感心する&いつでも楽しそうに歌ってるとこが本当に好きです。

........…と、言った内容をテンション上がったまま交流ですげえ喋ったのに、めちゃめちゃしっかり聞いてくれた。本当にありがとうございます。
たくさん褒めたら、胸抑える動作取りながら「こんなに褒めてもらってありがとうございます!」と言ってくださったこと、いつまでも覚えておきます。

そして、何よりブラ森ライブを企画して下さってありがとうございました。何物にも変え難い時間を過ごせました。

溝さん

実は、10年前(僕が中学生の頃)から知っていて、この度生歌を初めて聴きました。
義務教育時代に聴いてた歌い手さんを、社会人になって生で歌ってるところを見れるなんてエモすぎるだろ。

ご本人もライブに出演した回数が片手で数えられるくらいらしく、あまりにもラッキー過ぎました。そして、口から音源。「あ、本当に溝さんだ」と認識した瞬間である。

「ペンライトをつけて」「そしたら降ろして頂いて........…」の次に、「手はこれで」で出てきたピースサインがあまりにも好きでした。MCからあまりにもエモい。そして、ブラ森の方々と話してる感じでおちゃめな方なんだなーと認識。10年越しに知る新事実。

そんで死神が良すぎましたね〜〜!!!!
溝さんはストレートに歌う人というよりは、動画でアレンジ挟んだり、アングラめな世界観魅せたり........…という方なのだけど、死神にハマりすぎていた。暗いステージで照明に照らされた溝さんが、怪しい世界観に似合いすぎていて円盤で映像欲しくなってしまいました。

交流でお話したときに「10年前から聴いてました!」とお伝えしたら驚いてらして、「いや、すごい事ですね」と返してもらった。ほんとにすごい事ですよね。お願いして財布にサインも頂きました。

あと10年越しのビックリとして、溝さん顔がいい。ほぼ山田孝之。軽率に顔ファンになりそう。

がおーさん

がおーさんも、僕が高校生くらいに歌みたを漁っていた時期聴いてまして。
というのも、自分の好きなボカロ曲を作ってる人の別曲を聴く→その曲を歌ってる歌い手さんに行き着く、というディグり方をしていたら大体がおーさんが歌ってました。
その当時にスポットライトが当たってたボカロ曲、大体がおーさんが歌ってたイメージ。

ブラ森の中では低音組、とMC中にどなたかが言ってましたが、どちからかというとバランスのいい声だな〜って印象です。
ナンセンス文学の入り、ちゃんと「ナンセンス文学」言ってから入るのカッコイイ〜〜となりました。あと曲中に身振り手振りが多くて、愛嬌のステータス値が高いイメージ。

ブラ森の方々に「がーくん」って呼ばれてるのも可愛いなあ〜って思いました。小学校のクラスのお友達にしか呼ばれることなくないですか、そんな可愛い呼び名。

それから何より印象深かったのは、交流の手厚さ。がおーさんの列は、特にお客さんが並んでいて、一人一人しっかり会話してるのが分かりました。私が交流でお話してる時も、握手の手を離さずにずっと話を聞いて下さっていて「これはリスナーの多さも頷けるな〜」となりました。あと肩幅が大きい。

雨守さん

ほぼ初見で、ライブまでに「君の好きな本」「迷子の僕に」「アイネクライネ」等の歌ってみたを履修してから当日を迎えました。

選曲や動画の歌声から「爽やかな曲が得意な方なのかな〜」と思ったらその通り。高音の中でも暖かみのある優しい声で、素敵だな〜〜と思いながら生歌聴いてました。

個人的にビビったのは、CIVILIANの顔をソロにぶち込んできたとこで、「爽やかな顔でえげつない選曲するなあ」と驚いておりました。
「顔」は、CIVILIANのコヤマヒデカズさんがインタビューで、「最初の「褒めてもらえて嬉しいけど 私この顔が嫌いなんだ」は自分の思っていることがスっと出てきたフレーズ」と言っていて、劣等感がテーマになっいてる曲。
........…なんですが、雨守さんが光属性の方だからか、Cメロ~ラスサビのポジティブな歌詞が前面に出ているように感じて励まされました。
※ちなみにブラ森の1週間前にあったライブでは、しゃもさんの顔を聴いていて、対比できて面白かった。

交流の時も良くしてくださって、過去の歌を聴いてからライブに来たことを伝えると、「え!? そんな昔の動画聴いてくれたの!?」と握手しながらお礼を言われまして。どこまでも「好青年」な方でした。

歴さん

歴さんもほぼ初見で、何曲か予習してからライブに赴きました。
最初にお声を聞いたときの印象が、「アカペラでベースできそうな声」。

ソロの選曲がFire◎Flower、心絵で、盛り上がる曲を選んで下さったんだな〜〜と思いました。
Fire◎Flowerは、サビの「良かったなんて」の「よ〜」がキレイなファルセットで素敵でした。
それと、心絵の前がなんちってだったので、歴さんがステージに出てきた瞬間「ふざけんなー!」の怒号が投げ込まれてたのウケました。とばっちり。

思えば、なんちってMCの次に心絵で場の空気を立て直して頂いたり、全員コラボのエゴロックでバックを担当してらっしゃったり「縁の下の力持ち」感のある方だったな........…。

交流は時間なくていけなかったので、次のブラ森ライブに賭けます。


音切さん、小松田さん、ろーぜんさん、さとちゃんさんの演奏、めちゃ良かったです………。
そもそも、ひとつのライブで演奏しきる体力自体がすごいのにどうなっているんだ…。

特に僕は古いRAD特有のバッチバチギターや、劇場支配人の王道ギターメロが好きな人間なので、非常に有難かったです。
GURUやエゴロックの「こんなんライブでやったら映えるやんけ」系の曲も、カッコよく仕上げてたの最高でした。

※本当は演奏陣に個々の感想書こうとしたんですが、技術的なこと何もわからんくて「すごかった」「かっこよかった」等小学生の作文みたいな語彙しか持てそうになかったので、省略しております。ただ、言葉では伝えきれんくらいかっこよかったです。

それから、ブラ森の6人の方だけじゃなくて、演奏陣の方含めてステージ上の空気感が非常に良くて。ワンマン以外のライブで、演者全員がすげえ仲いいライブはブラ森が初めてでした。
ボーカル陣がステージからはけるとき、小松田さんと絡んでたり。さとちゃんさんがMCに積極的に加わっていたり。曲中にボーカル陣と演奏陣がちょいちょい絡んでいたり。
いい意味で「身内ノリ」があったかくて、それが観客側にも伝わってきて、居心地のいいライブでした。

ブラ森ライブ、「ブラ森」の概念をよく知らなかった人間でも楽しめるライブだったからすげえな~~~と思います。
音楽ライブとしても遜色なかったし、全然わからん身内ノリすらも楽しくなっちゃう不思議な空間でした。
願わくば、第2回もやって欲しいです。今度は、両部とも行くので。
(女装して踊ってるの見れなかった&虚を仰ぐのコラボ聴けなかったことを非常に後悔している)






追記:
もし、第2回やってくださるなら、お題箱あったら面白いかなあ~~と思いました。
ライブ開催日までにお題募集して、そこから演者の方が「これいいな~~」と思った曲やアイデアを採用するの、ラジオ感と観客含めた身内感があって楽しそうですよね。


もしサポート投げてくれたらなんかいい感じのことに使います。