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春、景色、虹色の花全てが芽吹く 私の頭の中でも 確実に何かが変化する 窮屈な冬が消え まどろむ景色の中 様々な色彩が踊り狂って咲いている 今はまだ現れない日々が またいつか追いかけてくる それが私の春 苦しい春 真夏の夜の出来事夏の蝉が煩いと言ったのか あれは騒音ではなくて 小さな生き物の声なのよ 命の証がそこにあるの 地上に食らいついてる姿がある 蜻蛉のような貴女は 涼しい顔して町を歩くけれど 「 ほら そこに死骸が落ちているわ 」 晩秋満たされている家はわかるもの 部