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詩集 月光読書 弍

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何気なく思いついた詩を書いていきます。最初の月光読書はノベルデイズにあります。https://novel.daysneo.com/author/lunagon/
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2024年2月の記事一覧

【詩】枯れ葉が僕の頭に絡んできて想う事

枯れ葉が僕の頭に絡んできて想う事 風が吹いてる 心の隙間に棲みついた陰が 僕の心を摩耗する 明後日のほうへ向かっていく 情けない情景が 今日の自分を構成している 誰かに触れたいわけじゃない 誰かに触れてほしいんだ そんな我侭な台詞 言ってみたくて 街を彷徨う

【詩】ただキスしてほしいだけ

君の冷たい頬触る 寂しい気持ち心に反響する いつだって見えないモノが 本当に大事なモノって言うけれど 今欲しいのは そんな言葉じゃない ただ抱きしめて ただ許して ただキスして それだけが 思い出になれさえすれば 他には何もいらないんだ 思いやりや優しさや感謝や 僕には虚しく映って ゴミ箱に捨てたくなる勇気ほしいんだ いつか死ぬのに 必要なものは きっと少ない 僕には温かいベッドがいる それは簡単なもののようで とっても難しい ただ抱きしめて ただ許して ただキ

【詩】春、景色、虹色の花

全てが芽吹く 私の頭の中でも 確実になにかが変化する 窮屈な冬が消え まどろむ景色の中 様々な色彩が踊り狂って咲いている 今はまだ現れない日々が またいつか追いかけてくる それが私の春 苦しい春

【詩】独り道

【詩】冷たい君の涙 本当に僕が好きなの

冷たい君の涙 本当に僕が好きなの あの丘にのぼって考えてみても 答えなんてでてこないんだ ああ 好きなのに 言葉がうわずって風にのってしまう ああ そばにいたいのに 君の手が離れてゆく 冷たい君の涙 本当に僕が好きなの 夜空に浮かぶ月を見て とぼけた声で叫ぶんだ ああ ありがとうって 素直にいえないのは悪い癖で ああ そばにいたいのに 君の背中が冷めている 冷たい君の涙 本当に僕が好きなの 僕の心をそっと撫でて欲しい そっと撫でて欲しい これにはメロディ