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生き方の選択肢【起業まであと約5年】

生き方のパターンって、あんまり種類はないんだなと思った。
私のみたいな子持ちの女はおおまかには2種類。

①正社員として妊娠~出産後も会社に所属し続け働く
②専業主婦・子どもが少し大きくなってからパート
(③フリーランス)

で、私はというと、
とても中途半端なところにいることに気付いてしまった。

元々正社員で①を想定していたのだが、職種が営業、しかも外回りの広告営業、そのうえ定期発行物をやっていたので、日々締め切りがやってくる。
のは何とかなるにしても、何せメンタル的にヘビーだった。
ああ、月曜日が始まった、午前が終わった、午後が終わった、やっと周の半分…と苦しさからの解放を待ちわびて心の支えにして日々やり過ごす状況だった。仕事だけでいっぱいいっぱい。とても子育てと並行など無理、と思ってしまった。

で、妊娠して少したってから退職。

子持ち転職活動も保活も本当にしんどかったけど、今となってはよかったと思う。子ども体調不良で唐突に2週間休みとか、続けていたらどうなっていたことか。普通に仕事にならない。

転職活動と保活同時並行の末(まじで子ども抱っこして面接した)、ありがたいことに、事務のパートを見つけることができた。
パートだし時間も固定で仕事量もボリュームも責任も減ったので、育児と並行してと考えるととてもちょうどいい。

ただし、安定性と給与は減ってしまった。

元々社員として、給与は低くもそれなりに向上心を持って勉強したりしながらやっていた分、育児と両立するとどう頑張っても周りよりも会社への貢献や成長に限度がある。責任も専門性も明日の確約もないパートという立場への不安は募りつつある。

そう、私は②でありながら①の志向も持っている、1.5、とまではいかないまでも1.3くらいの中途半端な女なのだ。

ここにきて、社会における男女差というのが一体いかなるものか、身を持って知らされた。男性も色々大変だと思うけど、私からすると年齢や家庭状況による制限が少なく、何歳でも挑戦できる可能性が女性よりも高いように感じる(少なくとも転職はしやすい)。

女はやはり、子どもがいて異業種に転職、というのは制限がある。
今まで何回も転職してきて、実は落ちたことがなかった。
それが今回初めて落ちた。
若手の転職条件はどちらかなのだ。
1)多少残業してもがんばる
2)時間内に終わらせるスキルがある

どちらもできないとなるとやはり厳しい。

酷なことだけど、女は出産までにある程度、子育てとの両立を見据えたキャリアを積んでおかなければならない。そんなこと、小さい会社ばかり転々としてきてしまった私は知らなかった、考えてもいなかった。
私はいつまでも、勉強と仕事を続けて成長していたかった。

そんな絶望感に一つの希望を無理やり見出し、約5年後には自立しよう、そう思った矢先、会社に若干不安定要素が見え始めた。事業縮小という話が出てしまった。

今まで私はその事業で発生する作業に大部分の時間を割いていただので、事業が縮小すれば私の必要性も縮小。

やはりこのままでは厳しいのだ。

会社立ち上げまで5年はほしいとみていたが、もっともっと巻かなければそれまでの生活がもたないかもしれない。
仕事をしながら副業について考えを巡らせていた。

このブログを収益化するよう設計するなり、デザインの仕事を受けるなり、何がよいか。よい選択か。
5年とか言っている場合でない可能性がある。

微々たる時間をかき集め、少しずつでも自由な世界に近づけますように。

起業まであと約5年。


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