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車いすママの日常16 (マンガのモデルになりました)

事故で車いす生活になったけれど、一級建築士としてバリバリ働いている男性と、健常者の女性との恋愛を描いている漫画『パーフェクトワールド』の中に出てくる、脇役のモデルになりました。

雑誌『Kiss』に連載されていたものが最終回を迎え、先日単行本が発売されました。この中に、1話だけ私みたいな人が出てきます^^

いや、私全然おばさんだし、こんなにかわいくないけどさー💦

でも病気も生い立ちも同じで、告白のシーンは異なるけど、結婚式の件なんかはそのままでした。おおっ、と目を見張るくらい、驚きました。こんなふうに、私の生きてきた道がカタチになるなんて。これはすごいことだ、と雑誌を手にした時、大袈裟ではなく身体が震えました。これは私の人生においての宝になるなと、保存のためにともう一冊雑誌を買ったくらいです。

そして今回単行本を手にして、1番最後のあとがきのところに、私が話したことが書いてありました。


取材の時に私が話したことを覚えていてくださったことが、とても嬉しかった。

こんなふうに、この大きな世界の中で私は本当にちっぽけな存在なのに、そんな私が抱いているふつふつとした熱い想いがこんな形で世の中にじわっと知ってもらえることが、こんな素敵なことが世の中にはあるのか!と本当に胸が熱くなった。こんなふうに私の生きてきた道が、私の想いが、形に残るなんて、作者の有賀先生には感謝しかありません。いくら「ありがとう」を伝えても、伝えきれない。そんな思いです。

有賀先生に、そしてこの作品に、出会えて本当によかった。やっぱり私の人生は「あっぱれ」です😊

*この漫画は障害者の美談だけではない、リアルなことがたくさん描かれています。もちろん、障害によって、そして同じ障害でもそのレベルによってできることは全く違うから、これが全てだとは思ってほしくないけど、でもここまでひとつの障害に対して真摯に嘘がなく描かれている漫画を私は他に知りません。でも基本的には恋愛漫画なのでとても読みやすい。よかったらぜひ手に取ってみてください^^

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