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車いすママの日常17 (歯科の話)

歯科の待合室。
歯科は大の苦手なのだけど、必ずオルゴールで私の大好きな上々颱風の『いつでも誰かが』『アジアのこの街で』が流れるので助かる。

もしや私のために流してるんじゃなかろうかと(そんなわけない)思うほど絶妙なタイミングで流れてくる、本日も『アジアのこの街で』。

いやね、骨形成不全症って骨の病気で、歯も骨なもんで、歯のメンテナンスも大事でして、1ヶ月に一度必ず定期検診に行っているのです。障害者歯科というところに。毎度ドキドキなわけですよ、私の歯は特殊でね、顎の骨が心許ないもんで、歯の根っこが普通の倍くらいの大きさでその歯と顎を支えていると言う特別構造で。だから歯がダメになると顎の骨もダメになりかねないという恐ろしい狀況には長年目を背け続けているのだけど。色々問題はありありで。いつか手術になるかもとかならないかもとか、ああもう、目を背けよう、積極的に。

ああそんなこと言ってるうちに『いつでも誰かが』になったよ、流れている曲が。ああ癒し。これをまたピアノで弾くためにがんばろう、ちゃんと正面から問題に向き合わないといかんな。上々颱風の力は偉大だな。こんなところで偉大だな、とか思われていることは上々颱風の人たちは思いもしないだろうな、きっと。

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