見出し画像

ラマナ・アシュラム:3日目-朝の瞑想

写真は今回私が泊まった宿舎だ。一階一番手前が私の部屋だ。この宿舎、満室だった。ときどき賑やかな話し声が聞こえてくる。部屋の扉にはこれでもかというほどカギが掛けられるようになっている。そして女性のひとり歩きは控えるようにという注意書きが貼られている。ここで危険を感じたことはないが、用心に越したことはないのだろう。

5:30 起床。今日から瞑想三昧の日々だ。オールドホールは4時くらいから開いているらしい。さすがに4時は早い。私にとって朝から瞑想するのに無理のない時間は6時くらいだ。

部屋を出て朝の通りの雰囲気を味わいながらアシュラムに向かう。途中にあるチャイのお店は既にお客さんで賑わっている。横を通ると、一斉に視線が向けられる。白人男性がすれ違いざま「ハイ!」と声をかけてくる。爽やかな空気の中、まるでそれが当たり前の日常のように野良牛がいる道を歩いていく。

通りを渡ってアシュラムの門をくぐり敷地に入る。サンダルを脱いで裸足になり、綺麗に掃き清められた境内を歩く。砂がひんやりとして気持ちいい。オールドホールに入ると、既に何人かが瞑想をしていた。私も音を立てないように静かに座って瞑想をする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?