見出し画像

ラマナ・アシュラム:2日目-チャイの時間

16:00 お茶の時間だ。この時間、食堂でチャイをいただくことができる。ホットミルクもある。このチャイがとても美味しい。食堂の床に座って、おしゃべりをしながら、ゆったりとした時間を過ごす。

夕食は19:30からなので時間がある。その間、オールドホールで瞑想をすることにする。ここには買い物やグルメのために来たのではないのだ。瞑想をするために来た。ようやく、本来の旅の目的に戻る時が来た。

オールドホールはラマナがよく過ごした場所だそうだ。部屋はサマディーホールに比べると狭くて暗いのだが、いつでも人がたくさん座っている。ここは特に静かにしていなければならない。

たくさんの人がいるのに、しんと静まった空気が支配している。誰もが目を閉じて静かに瞑想をしている。まるで部屋が瞑想をしているようだ。そこで目を閉じただけで、自然と瞑想状態になりそうだ。

アシュラムでは瞑想や悟りについて教えてくれる人はいない。自分で探求しなければならない。そういう場所だ。誰も教えてはくれないが、こうして瞑想できる場所がある。そこで瞑想して自分自身に向き合うのだ。

「私は誰か」を見つけ出すために、この場所とこの時間がある。この一瞬に自分がここに居られることに幸せを感じる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?