毎日ちょっとの時間で磨ける!Webtoonクリエイター向け人物デッサン練習法
今回の記事は、ソラジマクリエイターの皆様の悩みを少しでも解決したい!と思い、「デッサン練習法」に特化した練習法をまとめてみました!
ネームクリエイターさんで
「脳内のカメラアングルでの表現が上手くきない・・。」
線画クリエイターさんで
「あおり・ふかんのパースが狂う・・。ポーズに違和感がある・・。」
など、日々の制作で思う事はありませんか?
そんな悩みの解決につながるトレーニングを毎日ちょっとの時間できる練習法に絞ってご紹介していきます。
ソラジマ、こんな会社です!
ソラジマでは、”誰もがバカにする大きな夢を叶えてみせる―。”をログラインに、そして”今世紀を代表するコンテンツを創る―。”をミッションに掲げており、「Webtoon事業」に力を入れています。
練習法①クリスタを活用した練習法
まずは「CLIP STUDIO PAINT」の機能を使った練習法です!
使用する機能は「3Dデッサン人形」。
3Dの人形を自分で自由自在に好きなポーズに作れる機能です。
Webtoon制作でも活用されている機能なので、ご存じの方が多いと思います。
方法としては、好きなポーズとアングルを設定して、あとは描くだけ!
この練習法の良い点としては
・好きなポーズが取れる
・好きなアングルで練習ができる
の2点なので、「苦手なポーズやアングル」を集中的に練習することができます。
このように全身のイラストを使用して、体のラインなどを意識して描いていきましょう。
また「うまくポーズが設定できない・・。」という時は、クリスタのアセットにアップロードされている「ポーズ設定済みの3Dモデル」をダウンロードすることで解決できます!
練習法②ポーズマニアックスを活用した練習法
次にご紹介するのは、「ポーズマニアックス」というサイトを利用した練習法です!
このサイトは短時間で次々と自動でポーズを表示してくれる「30秒ドローイング」機能があるサイトです。方法としては、ひたすら表示されるポーズを制限時間内に描いていくという練習法になります!
このサイトの良い点としては
・好きな制限時間を自分で設定できる(10秒~300秒)
・男女のポージングを練習できる
・筋肉の凹凸などが理解できる
・様々なアングルで練習ができる
という点です。
最短だと10秒なので、忙しいクリエイターさんでもスキマ時間などに
練習できるという手軽さがあります!
先ほど紹介した「3Dデッサンモデル」だと、筋肉の描写がないため、
より深く人体を深く知りたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
他に「探す」のメニューでは描きたいポーズを探し、アングルやライティングの設定を変え確認することができます。作業をしながら「このポーズ、このアングルからだとどう見えるんだろう」、「このライティングだと影はどうなるんだろう」など確認が必要な際にぜひ使ってみてください。
練習方法③人物写真を使った練習法
この練習法は、実際の人物写真を使った練習法です。
どのような練習法かというと
①練習する人物写真を探す
↓
②写真を元に、体の流れ・傾き・腕の向き・足の向きなど
各パーツを意識しながら描くという練習法です!
人物写真を使った練習法には
・魅力的に見せるポージングを学べる(モデルさんの立ち姿など)
・実際の人物なので、リアルな表現を学べる
というメリットがあります。
「写真素材の見つけ方が分からない・・。」という方向けに、おすすめのサイトを下記にまとめましたので、練習する際にご活用ください。
ピンタレストは、写真やイメージを共有し、インスピレーションを得るためのオンラインプラットフォームです。ファッション、インテリアデザイン、料理、旅行など、さまざまなトピックでアイデアやアイテムがたくさんあるので、自分の好きなポーズを検索で調べることができます。
またピンタレストではイメージを保存してボードに整理することができ、ボードに保存されたイメージを分析し似たようなイメージをおすすめしてくれる機能もありとても便利です。
複数の画像が一気に見れるので、とても調べやすい!中にはアクションポーズなどイラスト練習用の人物写真もあるので、ぜひ検索してみてください。
・SketchDaily References
こちらは練習法②で紹介したポーズマニアックスのように様々なポーズの写真が、設定した時間に合わせて自動的に表示されるサイトです。
時間、衣服、ポーズ、アングルなど細かく設定ができるので自分に合った練習が可能です。
また手・足・頭部のパーツや人物ではないですが、動植物や建築物の写真資料もあるので自分に不足している部分だけ集中的に練習することもできます。
練習法④素体を描いて練習
最後は何も資料を見ずに、自分で好きなポーズを描いてみる練習です。
上記の練習法でデッサン力に手ごたえを感じてきたら、資料無しで描いてみるステップに進むことをおすすめします!
最初は角度のない正面からのポーズ。その後にあおり・俯瞰などのポーズも練習していきましょう。
資料を見ずに描くことで、自分がどこが苦手なのかを理解することができ、思い通りのポーズも描けるようになります!
もし素体を描いてみて上手くいかなかった場合は、3Dデッサン人形で同じポーズを設定して見比べてみるのをオススメします。また正面ポーズであれば、自分で写真をとったり、鏡で確認するのも参考になります。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回の内容が少しでも皆さんのお力になれば幸いです!
デッサンは、1日2日ですぐに上達するものではないので、日々の積み重ねがとても大事になってきます。
練習時間を日々確保することは難しいとは思いますが、毎日5分だけ、など短時間でも行える練習もあるので、ぜひ活用してみてください。
今回ご紹介した練習法以外に皆さんのおすすめの「デッサン練習法」があれば、ぜひコメント欄で教えて頂けると嬉しいです!
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