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"プロパノータ"という楽器を作った話

プロパノータとは?

まずステキな音を聞いてほしい…

金属製のスリットドラム"プロパノータ”は
スガイ打楽器製作所さんオリジナルの打楽器

スリット(切り込み)部分を
マレットや手で叩いて演奏します

スリットは舌(tongue)にみえるので
タングドラム(tongue drum)とも称されます

先日スリットドラムと検索してみたところ
スガイ打楽器製作所さんのブログに辿りつき

スリットドラムって作れるんだ!と驚き
気づけば"プロパノータ"を作りに行ってました



自分で作れるの?

作れました
しかも可愛いニコニコ顔です

作れましたと言ってるけど
8割9割スガイさんが作ってくれてました(笑)

ルンルン楽器製作〜♪と思いきや
わりとガチで金属加工した!という印象です

プロパンガスのボンベを切ったもので作ります
(プロパンだからプロパノータなのです)

・デザインを下書きする
・ポンチとドリルを使って下穴を開ける
・ホールソーで切り込みを作る
・タップ加工をする
・溶接する
・やすりで磨く
・チューニングする
・粉体焼付塗装をする
・仕上げ

約7時間コースでした

デザインには三日月を入れてもらいました☽
色は調合してパステル系の紫色にしました

こだわりのデザインに寄り添ってくださるし
失敗しても褒めてくださるし

プロの技のおかげで
最高に可愛いニコニコが仕上がりました


打楽器って楽しいね

スガイ打楽器製作所の2階には
そりゃもう沢山の打楽器がありました

まるで打楽器の博物館のよう

プロパノータ製作をスガイさんに託し
自由に演奏させていただきました

お気に入りはビブラトーン(写真忘れ)
ずっとほわんほわんって演奏してました

世界各地の謎の楽器だらけで
楽しみ尽くすには全然時間が足りない

また後日遊びに行きたいと思ってます


プロパノータって楽しいね

そういえばプロパノータは
沖縄音階(5階調)で構成されてます

なんとな〜く叩いても
沖縄っぽい音がします

内側にマグネットを付けることで
音階に変化をつけることができます

「メロディ」「リズム」「ハーモニー」

という音楽の3要素が一つ楽しめる楽器です

楽譜の知識や、音を出すための猛練習は不要で
感じるままに自由に演奏することができるそう

製作者のスガイさんはプロパノータを
”自由な発想で演奏してもらいたい”とも仰っていました

創意工夫をつめ込んで作るプロパノータを
ひとりひとりの感性で自由に演奏するって

風の時代っぽい楽器だなぁって思ってます

個人的にはこの映像がオススメ

なんかとっても情熱を感じるし
プロパノータがますます愛おしくなりました


まとめのような

プロパノータを作ってみたものの
特に音楽の経験のないわたし

とあるセッション(こちらも楽しかった)で
音楽をおすすめしてもらったこともあって
スリットドラムやってみたいとなったのです

まずスガイさんが教えてくれた
超基本的な演奏方法をベースに
自由な発想で演奏したいなって思ってます

いつかプロパノータの音に合わせて
ライブペイント開催できたら嬉しいなぁ☆彡

今週1月15日に開催の「雑司ヶ谷 手創り市」に
スガイ打楽器製作所さんも参加されるとの事
(追記:雨天のおそれがあり中止みたい)

もちろんプロパノータ持って行くよ〜って

プロパノータを気になっている方は
是非諸々お問い合わせしてみてください♪

◆スガイ打楽器製作所
https://sugaipercussion.com/