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タナカー的田中圭くん「役柄」レビュー~夜のせんせい(2014年1月期連続ドラマ)

私が最も愛する人物のひとり、上武俊介が生まれた作品。
基本1話完結型だし、桜先生がとにかく明快で魅力的。どの回も最後は必ずハッピーな気持ちで観終われるので、時間がある方は全話観てほしいなぁ~と思える作品の一つ。


今作の圭くんは、定時制高校の4年生で、IT会社社長という役どころ。
公式のメイン回撮影時レポートのリンクを貼ってみる。

とにかくこの上武、結構なクセ者。
彼が演じてきた多種多様な人物の中でも、割と異色なタイプではないかな?

別に悪人というわけではないし可愛いところもあるんだけど、人を食ったような圭くんの演技が上手すぎて、いつも神経逆なでされてしまう。

リアタイしてた時も結構苦手だった記憶があるし、タナカーになってからでさえも、観るたびに腹立たしく思うくらい苛立つのに。

それが、メイン回だけでこんなにも鮮やかに逆転されてしまうとは…!

ホントに脚本と演出と圭くんの力量を感じとれる本作。大好きです。

第3話はメインじゃないけどタナカー必見回。
拝金主義と予防線でガチガチに守りを固めてる上武が、最後、チラリと素顔をのぞかせるところがかなりツボ。
でもここから本格的に改心?するまでは、まだまだ時間が必要なんだけどね…。
(しかし世界広しといえども、赤スーツをここまで着こなせるのは、ジェシー(fromコンフィデンスマンjp)と、この上武くらいではなかろうか)

そして、メイン回の第9話。

今まで観てきて、上武許せん…!って思ってる人ほど、彼の本音があらわになるこの回のラスト、ほんとに胸が熱くなると思う。
この公式ツイートの通り、圭くんがいろんな表情を観せてくれて、そのどれもがすごく素敵なので、とにかく観るべし。


あとは、やはり最終話かな。クラスメイトに心を開いた上武が、楽しそうに悪だくみしてるシーンや、大澤君に呼びかけるシーンがすごく良い。卒業式シーンももちろん必見。

他にも、話とは関係ないところで大澤くんとわちゃわちゃしてる第5話とか、華ちゃん腰砕けにさせちゃう第8話とか、もう見れば見るほど好きなれる作品なので、皆様もぜひ。


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