何をやってもうまくいかない時(スピリチュアル)
「何をやってもうまくいかない。」
「すべてが八方ふさがり。」と言う困難な局面に当たったことはありますか?
それとも現在がそうなのでしょうか?
多くのスピリチュアル系の方は、そんな時に、「現実は、自分が創っているのだから、自分を変えろ。」と、
「引き寄せの技法。」とか何か方法論をアドバイスしてこられます。
確かにそれで変わって良くなる場合もありますが、
魂(ハイヤーセルフ)が、目覚め・覚醒を望んでいる時は、まったくそう言う次元の話では無くなります。
魂(ハイヤーセルフ)が、目覚めるための追い込みをかける時は、
「何をやってもうまくいかない。八方ふさがり。」にさせる時があります。
思考で考えても解決策など出てこない
魂(ハイヤーセルフ)が、目覚めるための追い込みをかける時は、
思考で対策をどんなに考えても、どんな人に対策を聞いても解決しません。
魂(ハイヤーセルフ)が目覚めるときは、ほとんどの方は、追い込みをかけられます。
なぜならば、今までは、エゴ(思考)が、人生のハンドルを握っていた訳です。
エゴ(思考)にすれば、その権力の座を、明け渡したくはないのです。
目覚め・明け渡し=エゴ(思考)の死 と考えるからです。
なので、エゴ(思考)は、自分の生死をかけて必死で、権力の座を守ろうとします。
エゴ(思考)どうしようもなくなり、自ずから諦めるまで、魂(ハイヤーセルフ)の追い込みが続きます。
たまに、すぐにエゴ(思考)が手放して、一瞬で政権交代する方もいますが、
多くは、追い込まれてやっと、明け渡しができるようです。
なので、魂による追い込みで、「何をやってもうまくいかない。」時は、スピリチュアルや引き寄せの技法うんぬんでは無いのです。
そんな時に、「何かをして解決しよう。」とすればするほど、困難になって行きます。
何をやってもうまくいかない時どうするの?
誰の原因でそうなっているのか考えてみてください。
自分の魂(ハイヤーセルフ)が目覚めるために追い込んでいる訳です。
エゴ(思考)が、握っているハンドルを手放して、魂(ハイヤーセルフ)に明け渡せばいいのです。
明け渡した瞬間から、人生はうまく回り始めます。
思考では考えない、自然の流れに身を任せる、魂(ハイヤーセルフ)を信じて疑わない。
こうなった瞬間に、今まで入らなかった収入が急に入ったり、きつかった生活にゆとりが出たり急変していきます。
「自分の心や考えが変われば、人生が変わる。」と言うのは、初心者の段階です。
これも本当のことではありますが、それが進んで上級者になると、そう言う技法的なことでは解決できない状況に追い込まれます。
その時は、マジでどうにもならないので、魂(ハイヤーセルフ)に明け渡す以外に道はありません。
真我(ハイヤーセルフ)の目覚め・覚醒を経験したほとんどの人は、このような、きつい追い込みをかけられています。
目覚めた多くの方は、
「明け渡す以外に、選択肢は無かった。」と語られています。
今の時代が本当に、アセンションや5次元地球への移行の時期ならば、
魂(ハイヤーセルフ)が目覚めるために、
「八方ふさがり。」に追い込まれて、「何をやってもうまくいかない。」を、経験される方も増えるでしょう。
そうなった時に、技法とかで、あがけばあがくほど苦しむでしょう。
海で溺れそうになった時に、無理に泳ごうとすると死ぬのと同じ理屈です。
そんな時は、力を抜いて、海と言う大きな存在に、身を委ねて、ただ楽に浮いて漂っているのが、助かる唯一の方法なのです。
それをこの人生の最終段階で、やらされる訳です。
最終段階ではない人は、ここまでは追い込まれないし、普通のスピリチュアルなどの技法で解決することもあります。
そこの見極めは、魂(ハイヤーセルフ)が知っています。
スピや引き寄せの技法をアドバイスされても、すごい違和感を感じたら、それは、自分の魂(ハイヤーセルフ)の追い込みです。
魂(ハイヤーセルフ)を信頼して、すべてお任せすればいい
魂(ハイヤーセルフ)は、生れてくる前に、人生のシナリオを描いて生まれてきます。
この人生のシナリオは、決まっているのです。
魂(ハイヤーセルフ)は、自分でシナリオを書いたので、この先の人生がどうなるのか知っています。
なので、ハンドルを魂(ハイヤーセルフ)に預ければ、必ずうまくいくのです。
エゴ(思考)がどうあがいても、魂(ハイヤーセルフ)が決めたとこ以外はできません。
なので、最初から素直に魂(ハイヤーセルフ)に任せれば苦労などないのですが、
それでは、この地球に生まれてきて、たくさんの学びの体験ができないので、エゴ(思考)がハンドルを握るようになっています。
エゴ(思考)も地球での学びの体験をするのには、とても必要な存在でした。
しかし、今世で、「目覚め・覚醒・明け渡し。」を行うために生まれてきた方は、
エゴ(思考)を、魂(ハイヤーセルフ)中に戻して、握っていたハンドルをすべて、明け渡す必要があります。
エゴ(思考)と言うように、エゴに引いてもらうには、知識による納得も必要になります。
「魂(ハイヤーセルフ)が人生のすべてのシナリオを書いてきたんだから、エゴ(思考)より、任せた方が安心だな。」
とエゴ(思考)が腑に落とせば、明け渡しも早くなります。
そこで一瞬で、明け渡しができる方と、だんだんと明け渡しが行われる方といます。
それすらも、魂(ハイヤーセルフ)の意向であり、シナリオなので、すべてをお任せすればいいのです。
思考では、一切考えなくて大丈夫です。
むしろそこで、思考が戻って考え始めたら、また振り出しです。
「目覚め・覚醒・明け渡し。」が成功するかしないかは、
いかに、「魂(ハイヤーセルフ)を、100%信頼しきれるか。」にかかります。
魂(ハイヤーセルフ)を100%信頼できない限り、目覚めることはありません。
魂(ハイヤーセルフ)を100%信頼できるなら、すべての状況は好転して、「安心して、リラックスして、平穏な。」人生に変わります。
環境が変わるよりも先に、精神状態がそうなります。
心の内側がそうなれば、また外側の世界も変わるのです。
最後に、神は困難な時も見捨てない詩を送ります。
本物の神様とは、魂(ハイヤーセルフ)が、本物の神様のことです。
神社の祭壇に鏡があるように、神様は自分の中にあるのです。
それを踏まえて、この詩を読んでみてください。
砂上の足跡
ある晩、男が夢をみていた。
夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いているのだった。
そして空の向こうには、彼のこれまでの人生が映し出されては消えていった。
どの場面でも、砂の上にはふたりの足跡が残されていた。
ひとつは彼自身のもの、もうひとつは神のものだった。
人生のつい先ほどの場面が目の前から消えていくと、彼はふりかえり、砂の上の足跡を眺めた。
すると彼の人生の道程には、ひとりの足跡しか残っていない場所が、いくつもあるのだった。
しかもそれは、彼の人生の中でも、特につらく、悲しいときに起きているのだった。
すっかり悩んでしまった彼は、神にそのことをたずねてみた。
「神よ、私があなたに従って生きると決めたとき、あなたはずっと私とともに歩いてくださるとおっしゃられた。
しかし、私の人生のもっとも困難なときには、いつもひとりの足跡しか残っていないではありませんか。
私が一番にあなたを必要としたときに、なぜあなたは私を見捨てられたのですか」
神は答えられた。
「わが子よ。 私の大切な子供よ。 私はあなたを愛している。 私はあなたを見捨てはしない。
あなたの試練と苦しみのときに、ひとりの足跡しか残されていないのは、その時はわたしがあなたを背負って歩いていたのだ」
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