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気持ちを受け止めること

職場のお店では、コロナ前のように
売り上げやお客さんが戻ってきているのに
出勤時間や、スタッフ人数は
コロナになってからの最小限状態のままだから
何かと大変です。

スタッフ人数は、
コロナ後から単に人が減っていないので
誰か入ってきてくれない限り
どうにも出来ないのですが
出勤時間は15分でもいいから
早めて欲しいなと思っていました。

それは最近、私的にはかなりハードだと思っている
とあるポジションに頻繁に入るようになったから。
そもそも、そこのポジションは得意ではなく
同時に色々な作業を、裏で裏で組み立て
テトリスのように隙間時間を埋めて進めて行く所。

覚えて、少しでも早くできるようになるのは
楽しいことでもあるのですが
一度作業タイミングをミスれば
全部がズレていき、そのせいで
お店の動きは止まるかもしれないという
プレッシャーがのしかかる、ほんとにテトリスの
もう一段落ちてきたらゲームオーバーの
あの上ぎりぎりになってる時みたいな気持ちで
ゲームオーバーにならないように
耐え続けながら1段1段消して行き
何時間も作業し続ける。

なので、コロナ前と同様に忙しくなってる今
コロナ後の削られた遅めの出勤時間だと、
私のレベル的にはこなすのが厳しいという話を
やんわりと上司に言ってみたのです。

すると、でも○○のポジションの方が
もっと大変だと思うけどね
という風にさらっと言われました。

他にも言われた言葉から感じたのは
要するに
まだあなたは楽な位置にいるのだから
甘えたこと言ってないで、やれ。
そういう意味に感じました。

それを言った上司は、私が苦手なポジションも
それより大変だと言ったポジションも
嫌なので一切やりません。(え?笑)
そして、大変だと言っていたポジションを
実際にやっている人は、どこも同じくらい大変。
と言っているので
○○が一番大変という訳ではないようです。

確かに大変さは、人によって違ったり
その日のオーダー内容によっても違いますので
正解はありませんし
上司にとっては、○○が1番大変だと
本当に思っているのかもしれません。

でも、
私が1番大変なんだ!という話をしたわけではなく
ただ、自分的にはという状態を伝えただけなのに
「あなたより大変で、辛い人はいる」
と、はねのけられたことは
結構悲しかったですね。

出勤時間は人件費の関係でまだ早めれないから
もうちょっと今のままで頑張ってくれないか
そういう返事なら、なんとか頑張るか
なんて思えるのですが
(時間を早めないのはそういう理由ぽいので)

ばっさりと
あなたの大変は、大変とは言わない。
かのような
みんなはもっと大変だとか
みんなはどうとか
みんなもそれでやってるとか
(上司が普段よく言う)

なぜ、ただの個人的な思いを
みんなと比べならればいけないんだろう
多数の思いと違ったら、
甘えてるかのように判断されるのだろう
そんな風に感じました。

なんとかやり抜く派の
厳しい時代を経験してきた人なので
そう言う気持ちもなんとなくわかる為
言われたことが間違ってると思っている訳ではないし
もっと頑張ってみれば
乗り越えられるかもしれないので
気合いの入る、結果的には
ありがたい言葉になるかもしれません。

ですが、それの手前の
あなたの気持ちはそうなんだね
というのは一切なく、はねのけられる悲しさ。
これがわかりました。

色々書いたあげく、なんですが
実はこれ、
子供にやってしまうことがあったなと思いました。
学校であった出来事に対して思ったことを
喋ってくれるのですが
たまに、それはかなり自分勝手な思いでは?
と感じた時
子供の思いを1度受け止めることもせず
うーん、それはどうなのかな?
という風に返してしまったり。

自分が思うことはあれど
相手から何か自分の気持ちを伝えられた時は
一度受け止めることで
安心感が増すんだなと思いました。

自分の思いを
存在しなかったかのようにされることって
悲しいんだなって。

そして、自分で自分に
同じことをしないのも大切なんだろうと思います。

辛さを感じてるのにそれを認めず
そんなんじゃダメと自分の感じてることを
否定して無いことにしたり、それは
自分の存在を否定することになるのかもしれない。

自分にも
他の方にも
一度受け止める

そして返す

返すものは、相手の望む内容では
ないかもしれないし

相手から返ってくるものだって
自分が望む内容ではないかもしれない

でも一度受け止めてくれたことに
少しでも安心感や優しさを感じれます。

その人の思いは
正解や間違いと判断できるものではく
確かに存在したものなのだから。

お互いに優しい気持ちの
キャッチボールができれいいなと思います。

お読みいただきありがとうございます🌟



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