871ンスタライブ #047(視聴者 ハルカさん)

2021年3月29日(月)
#871ンスタライブ  #047
 
第47回目の配信は、視聴者のハルカさんを迎えてお届け。ハルカさんの抱える言葉と表現のコンプレックスについてや、人前で考えを主張することについてなど、"言葉と表現"に焦点を当てたトークが展開されました。
 
主催:柳井貢(以下:871)
ゲスト:ハルカ(以下:ハルカ)
 
(871) こんばんは。ご無沙汰してました。年度末というのもあって最近ちょっとだけ忙しくしてます。皆さんもやっぱり3月末は忙しいですか?
学生さんは多分もうお休みですよね。うちは今年新卒採用…はいないに等しいですが、1人だけインターンから採用するのかな?けど、結局コロナ情勢変わんないっちゃ変わんないから、会議とかも集まれるのかな、みたいな。コロナ禍での新年度2回目を僕らは今から経験する訳ですね。1年間の実績があるから去年の経験を生かして去年よりは上手くやれたらいいなぁと思います、僕もね。
 
はい。今日は、1ヵ月前くらいにDMでご連絡いただいた方とお繋ぎします。言葉と表現にコンプレックスがあるのと、人前で考えを主張するのが苦手。っていう課題を感じてる方で、色々おしゃべりできたらと思います。
よし。繋いでみよう。
 
(ハルカ) こんばんは!
 
(871) こんばんは!自己紹介をお願いします。
 
(ハルカ) 山口県に住んでいるハルカと言います。今日はこのような機会を設けていただいてありがとうございます。
 
(871) 山口なんですね!
 
(ハルカ) そうなんです!山口県で、柳井さんの名前と一緒の所に住んでいます。
 
(871) 柳井市にお住い?(笑)あら!すごーい!
うちの親父が山口で、ユニクロの柳井社長も柳井じゃないですか?だから柳井市があるのも込みで、柳井って山口の名前なんだろうなーって僕は勝手に思ってるんですけど(笑)
 
(ハルカ) そうなんですね!(笑)
 
(871) 余談中の余談ですが(笑)
 
(ハルカ) すみません(笑)柳井トークで盛り上がってしまいました(笑)
先程、柳井さんがテーマを言ってくださったんですけど、私が来年の春に友人の主催する野外イベントに演者プロジェクトメンバーとして参加することが決まって、そのミーティングを行ったりする時に、人前で自分の考えを主張するのが苦手っていうことと、自分の言葉や表現にコンプレックスがあることを凄く感じて。それを克服したいっていう思いはずっともっていたんですけど、柳井さんのインスタライブで、柳井さんと視聴者のイズミさんが対談された回を見た時に、(その配信の記事はこちら→https://note.com/soragumi_com/n/n2ac0c760f1bc)お二人が凄く自分自身の言葉で語られているのがかっこいいなってときめいて。そこから柳井さんに「どうやったら自分の言葉で話せるようになるのか」っていうことをお聞きしたいなと思って、DMを送らせて頂きました。
 
(871) ありがとうございます!でも、凄く正直に言うと、“言葉にコンプレックスがある”っていう感じが実はちょっとピンときてはないんですよね。
 
(ハルカ) 本当ですか!
 
(871) うん。なんていったらいいんだろう。特に日本語は言葉数が多いっていう問題もあると思うんですけど、例えば“好き”っていう言葉を1つとっても、程度が1から100までの凄いグラデーション、バリエーションがある。そこの不確定さっていうのに不安を感じているので、僕の場合はコミュニケーション取る上で、その不確定さを補うかのごとく言葉数で勝負してるんですよね。
コンプレックスっていうのは、うまく説明できてるかどうか自信がない、みたいな感じですか?
 
(ハルカ) 言葉がまとまらないことに自信がないのが一つと、自分の中でパッと思い浮かんだ言葉を飲み込んでしまう癖がすごくあって。なんていうんでしょう。嘘ではないんですけど、本心をちょっとオブラートに包んでしまったりとか、本当はこう考えてるのに、ミーティングの場とかでたんまりになってしまうところがすごくあります。
 
(871) なるほど!それでいうと、言葉じゃなさそうな気がします。
 
(ハルカ) 違うんですかね…!
 
(871) まあ言葉も含まれてるかもしんないですけど、その…なんだろうな。言葉っていうよりか、明確に言い切ることが怖い。とか。
 
(ハルカ) そうです!怖い。
 
(871) 「賛成!」「反対!」みたいな(ことが苦手)。「いや、あの、こういう部分に関しては賛成な気持ちもあるんだけど、でも大賛成っていうわけではなくて、こういう部分は反対なんだけど…。かと言って、反対って言ったら傷つけてしまうかもしれないしー、うーん、あれ?次の議題にいってるな?これ。」みたいな。
 
(ハルカ) そうなんです!(笑)「こう伝えたら傷つけてしまうかな?」とか勝手に色々考えてしまって、自分の思ってることをパッと率直に伝えられないっていうのがすごくあります。
 
(871) でも、訓練だと思います。僕の感覚では。やっぱり大人数って単純に社会性が生まれるので、人の数が増えれば増える程、発言に対するプレッシャーがかかる。なので、とにかくまず一対一をたくさんやること。それで自分の理解者を作った上での3人、4人が次のミッション。っていう感じで、場数を踏むことで伝わってる時と伝わってない時の相手の顔色が分かったり。だから1体1であれば誤解されても、いくらでも―
 
(ハルカ) そうなんですよね。(1対1だったら)「こういうことじゃないよ」みたいなことが言えるんですけど、やっぱり大人数になると、あれこれ考えてるうちにその議題が終わっちゃった、みたいな…(笑)
 
(871) 僕もこのインスタライブで訓練中なので、そんなに人に教えられる程かどうかわかんないんですけど、1個アドバイスとしては、僕もまさに今そうなんですけど、「今ちょっと整理してるんで待ってください」っていう信号を出す。僕とかで言うと「えっと、うーんと…ちょっと待ってくださいね…難しいなぁ…うーん…例えばですけどー…」って言う。これで10秒ぐらい引っ張れてるんですよ。その「何かは言いますよ、今考えてますけど何かは言いますよ、ちょっと待ってください」っていう合図を出すことで場は流れない。じゃあちょっと待ちましょうかね、っていうふうになるので。で、難しい時はもっと明確に「言いたいことはあるんだけど、パッと言葉は出てこないからちょっと考えさせて下さい」って言っちゃう。それは1個、技っていうほどでもないですけど、コミュニケーション取る上で、場も流れないし相手も状況が理解できるし、落ち着いて会話をする一個の手段ではあるかなぁと思います。
 
(ハルカ) 凄い参考になります!それなら出来そうです。
 
(871) あとはやっぱり場数?でしょうね。度胸いるので。僕もたまーに便宜上、舞台に上がって何かを説明しなきゃいけない、みたいなこととか、会議で自分の進めているプロジェクトの話をしなきゃいけない、みたいなことがあって。やっぱり僕でも、例えば目の前に自分の会社の人たちが50人いるのと、自分のことを知ってるのか知らないのかわかんない学校に連れていかれてた50人の前とでは、自分の精神状態は違うので。自分のことを知ってくれてる50人の前だと、割と最近は平気で「あのーちょっと待ってくださいね。えっと今開いてるんで…えーと、えーと、はい!お待たせしましたー!○○はこうですー。」みたいな感じに出来ますけど、やっぱり、はじめましての50人のところに連れていかれるのであれば、さすがに10分前ぐらいに、「これとこれとこれと…」ってスマホにちょっとトピックだけまとめたりとかしたりします。
でもなんか…場数ですね。

一発で解決するスキルみたいなことは多分ないかも。今みたいに小技はちょこちょこあったとしても、小技が自然に出るようになるまではやっぱり場数踏まないといけないし。あれですね、僕、ちょっと理屈っぽかったり、何かを説明することがちょっと趣味なんですよ、多分。
 
(ハルカ) へぇー!すごい。すごいですね!
 
(871) 10代後半から、例えば友達と何かの対象物に対して「あれってかっこいいよね」とか「面白いよね」みたいな会話があったとしたら、なぜそう思うのか?とか、それがなぜ世の中から評価されてんのか?っていうのを自分なりに分析、っていうか言葉にして、友達にわざわざ聞いてもらうっていうのをよくしてて。如何に例え話を上手に言えると気持ちいいかとか、ホワイトボードを如何にわかりやすく書けるかとか、そういうのを20年か25年ぐらいやってきて、今のこの僕が持ってる、それなりの度胸だったりとか慣れみたいなのがある気がします。
あと結構開き直りもあるんですよ。誤解をゼロにしよう、っていうのはもう結構諦めてて。やっぱり言葉には限界があるし、共通言語、共通理解の少ない人に誤解されないようにっていうのは不特定多数に関しては特に無理なので。

例えば僕が、もう5年以上一緒に仕事してるミュージシャンとインスタライブやってたとして「お前今日何か顔腫れぼったいなー」みたいなこと言ったとする。それって僕とその人の人間関係を分かっていれば、普段の雰囲気だなって思いますけど、僕の事を知らないけど、そのアーティストが好きな人には「このおじさんアーティストに何を失礼な事言ってるんだ」って思われる。それはもう諦めようと思ってるんですよ。特にこういう不特定多数に向けて話してる以上は、全員に一発で誤解なく好かれるっていうのをやっちゃうとセーフティーなことしか言えないので。トゲないけど面白みもないっていう。僕のキャラクターが出なくなっちゃうので…、だからもうインスタライブのアーカイブも怖いから見返さないんすよね。
 
(ハルカ) えー!そうなんですか。
 
(871) 結構ね、「うわあー、今日むっちゃ怖いなー」みたいな時ありますよ。あんまり情報を持ってない人からしたら、きつめのこと言ってたりとか、誤解される可能性あるなーとか、思います。でもそれによって「腹立つ」でもいいんですけど、踏み込んできてくれれば多分わかるし、そこで踏み込んでこない人はそもそも出逢ってないので。それよりも出逢ってくれて、ちょっと面白いなーとか、気になるなって思ってくれる人の何かになればって思うので。だから一定数誤解は発生するもんだっていうある程度の諦めも持っています。もちろん向き合っている相手とかは可能な限りでできる配慮はしたいな思ってますけど、100点は目指してないっていう感じですね。だからハルカさんも全員に好かれようとしなくて大丈夫だと思いますよ、多分。
 
(ハルカ) それをやってました…!
 
(871) それを安心にするために、まず4人、5人くらいの友達で、なんでもいいんですけど、例えば「BTSはどうなんだ?」とかそういう議論をする。その時に、ハルカさんの性格とか好みを、この子だけは少なくとも分かってるっていう人がその場にいればちょっと冒険発言もできると思うんですよ。
あとおすすめは、自分も言いたいこと言うけど、他人の言うことも否定せずに1回聞くっていう。そうすると相手も「自分も聞いてもらっちゃったし、聞かないとな」っていう心理効果が生まれるんで。
でも僕もそういう風に考えるようになったの、ここ4.5年くらいですよ。
 
(ハルカ) もとからではないんですね。それをお聞きしたかったです。
 
(871) 30歳すぎくらいまでは「とにかく自分の考えを伝えたい!」が強すぎたから、割と食い気味に「いやそうじゃなくて」とか「でも」「それはわかんないけど」みたいな感じで言ってましたね。「だってこっちの方が正しいじゃん」「ここがこうなってるんだから、仕組みがこうなってるんだから、絶対こうやった方がいいと思うけどな、違う?ダメ?」みたいな。「自分は間違ってない!」みたいな、多分そんな感じだったんじゃないかなぁっていう風に、振り返ってますけどね。
 
(ハルカ) それが変わったきっかけっていうのはなんだったんですか?
 
(871) なんだろう?後輩が沢山出来たことだったりとか。とにかく色んな仕事をしちゃうので、1人の手では回せないんですよ。僕、そもそも自分の仕事というよりかはアーティストの仕事をしてるので、アーティストたちのやりたいことやプロジェクトを実現しようと思った時に、僕一人が体を動かせて済むのであれば全然僕が理解を示さなくてもできるかもしれないですけど、一緒に物事を進めなきゃいけない時に(相手の話をまず)聞かないと、聞いてもらえないなって。わかんないんですけどね。今でも思われてるかもしれないですけど(笑)「いやいや〜、なんやかんや自分が一番喋ってますやーん」って思われてるかもしれないけど(笑)なるべく発信してくれてることには、1回全部聞くっていう。ちょっとできてるかわかんないですけど。
 
(ハルカ) いや〜すごい…。
 
(871) まあ色んなタイプがいると思いますしね。
でも、何かについて喋ってみてくださいよ!聞きますよ。
 
(ハルカ) え?なにかについて…?あ!練習なんですね!これが!
 
(871) 喋る練習!
 
(ハルカ) 苦手だ…あ、でも!この間、柳井さんの1人喋りで、“尊敬”っていう言葉について話した時に、わたしの“尊敬”っていう言葉の定義と、柳井さんの言葉の定義がすごい違って目からウロコでした。
(その配信の記事はこちら→https://note.com/soragumi_com/n/n0bcb1591e4ff)
 
(871) ハルカさんの“尊敬”の定義を教えてください!
 
(ハルカ) 私の尊敬の定義は「こうなりたいな」っていう憧れなんですよね。それをコメントで柳井さんに伝えた時に「あ、そういうことか!」って柳井さんが仰ったので、(私の意見が)伝わったのがすごい嬉しくて。意見が違っても、ちゃんと伝えたら伝わるんだなって…。なんて言えばいいんだろう?それが、自分の中で大きな気づきでした。
 
(871) 今日、ちょっととある打ち合わせで、ある人が「僕にとっては、仕事になっちゃうと楽しくない」「やりたいことに責任が発生して、それがもう仕事だなって思っちゃったら、僕はそのプロジェクトに対して、気分が入れられないから仕事じゃない感覚でやりたい」っていう話があって。その人は普段から一緒に仕事してる人ではなくて、ここから先やりましょうかって言ってる人なんです。で、僕は(その感覚が)全然違うんすよ。やらなきゃいけない=仕事、っていうのは、例えば夕方の18時から夜の22時までコンビニのシフトが入ってて、19時50分にはコンビニに行かなきゃいけなくて…っていう労働を仕事を定義してる、それが前提で、仕事が嫌だっていう解説なんですけど。僕はそもそも、生きるっていう営みをするために自分が担ってる役割自体を仕事だと思ってるんです。
子育てもそうだし、なんか別にお金を貰えなくても、おじいちゃんにとっての庭いじりも仕事だし、例えば学園祭の準備みたいなこともその人にとって仕事だと思ってるから、やりたいことかやりたくないことか、責任が大きいか大きくないか、っていうので僕は仕事かどうかを定義していないので、仕事っていう言葉に対しては(その人と)全然定義が違う。だけど「定義が違うよね」っていうことが分かっていれば、言いたいことは分かるんですよ。「僕はそこは仕事っていう言葉当てはめないけどな」って思いながら、「責任感と〆切と使命感だけではモチベーションが生み出せない。やっぱり自分が能動的にやりたいなって思うことをしたい。」ってこの人は仰ってるよね、っていうのが分かるから、気持ちの交換は出来るんですよ。だからもちろん言葉を使わないとコミュニケーションできないので言葉で交換するんですけど、表情だったりジェスチャーだったりも込みで…、あっ、でも!あの話、面白いじゃないですか、『LAMP IN TERREN』(以下:テレン)の!
 
(ハルカ) あ!“言葉は箱”ですか!
 
(871) その話を改めてここで皆にしてみたらいいんじゃないんですか?
 
(ハルカ) えー!そっか。凄いと思いました。“言葉は箱”って、プレゼントみたいに開けてみるまで、その受け取り手が開けてみて、それがプレゼントを送った方の思いがそのまま伝わるかって言ったらそれはわからないっていうことが、それか!みたいな、なんか……(笑)
 
(871) ハルカさん!(笑)落ち着いて(笑)僕は何のことか分かってるけど、見てくれてる人は何のことかわからないから(笑)1からいきましょう!誰々さんが、何々で、こういう風に説明があった上で、私はどう思ったか。練習練習!練習ね!
 
(ハルカ) はい!(笑)すごい推しのアーティストで、LAMP IN TERRENっていうバンドがいるんですけど、そのボーカルの方が、言葉の定義について、「言葉は箱」っていうタイトルで綴って下さったブログがあったんです。「言葉が箱」っていう定義について(松本)大さんは、歌とか歌詞もそうなんですけど、送った人は伝えたいことや想いを届けたくて、言葉っていう箱に想いを込めてるんですけど、それを受け取る相手によって、その箱を開けた時に何が届くかわからない。っていう事をすごく丁寧に綴っていて。その文章を見た時に、何で自分が言葉に対して凄くコンプレックスがあるのに、こんなにも向き合いたいって思うのかな、っていう理由がちょっと掴めたような感覚になってすごく感銘を受けました。
 
(871) それについて大と僕は会話したことがないので、これはこれで僕の予測ですけど、

(※このあたりで音声トラブルが発生しているので、前後脈略からある程度予想して繋げています。ご了承ください💦)

やっぱり歌詞とかってパッケージ感が強いというか。例えばインタビューとかで「あなたにとって音楽って何ですか?」とか「バンドって何ですか」っていう会話があったとしても、それはそんなに箱に入れてる感じではないと。要は、それについて何回でも言えるというか、「去年はこういう風に言ってましたけど、今年は今こんな風に思ってます。来年になったらどうかわかりません。」っていう風なものとして使える。だけど“歌“って、一回作ったらその歌詞の通り歌わなきゃいけないっていう概念みたいなものとか、マスターピースを作らなきゃいけないっていう責任感とかジレンマっていうのがあるので、(それを松本大は)”箱に一回入れる“っていう表現をしてるんじゃないかな?っていう気がしていて。

ミュージシャンとか本の著者とかもそうかもしれないんですけど、これがこの作品のマスターピース、っていうのじゃなきゃいけない宿命がある。僕は、別にそれすらも変えたかったら変えたらいいんじゃないって言う気持ちも実はある。ただやっぱ著作権的な部分だったり、作品って何でもそうだけど、発表しちゃったら基本的に受け取った側の解釈の自由っていうか。作品めいたものを発表してる人って、誰しもがそれを背負って活動してて。僕が(インスタライブのアーカイブを)怖いから見返さないっていうのも一緒で。もうインスタライブで配信しちゃって出したらそれはもう自分の責任。それで誤解を受けてもまあしょうがないな、っていう。相手が誰であれ、他人の場合は100%は伝わらないので。そこがね、調子良い時はいいんだけど、調子があんまり良くないときはそれが不安になったり、引きずっちゃったりとか。「今日あの子にあんな風に言い方しちゃったの傷つけちゃったかなー。そんなつもりじゃなかったんだけど、自分もちょっと軽はずみに言っちゃったところはあるなー。今度あったら謝ろう。」みたいなのは僕も全然あるので。
 
あれ?あと何だったっけ?言葉と表現にコンプレックスがあるとー、
 
(ハルカ) 人前で自分の考えをー…
 
(871) あ、そうそう!聞いてみたかたっんですけど、ハルカさんって文字書くのは好きなんですか?
 
(ハルカ) “インスタ職人”になれる時があるんですよ。いつもは(文章を書く時に)長文になるのがコンプレックスだったり、まとまらなくてもういいやって隠してしまうんですけど、大好きなものとか音楽に触れた時に、文章が、わーって溢れてくる時があって。それも結局、推しのバンドに出会ってから初めて、想いが溢れてきて綴りたいなって思って。知り合いにも誰にも言わないでフォロワー0人のところから始めたんです。それで、(文章を書くのが)苦手って思ってたけど、それが自分にとっては表現したいことなんだなっていうのに最近気づいてきて。すみません、変な表現なんですけど、インスタ職人になれる時がすごい楽しいです。多分綴るのが好きだと思います。
 
(871) “インスタ職人”をもうちょっと頑張って理解します(笑)要は、インスタの説明テキストにわーっと文字を打ってるってことですよね。
 
(ハルカ) うーん、想いが溢れたものを…いつもは隠してるんですよ。長文になるのがすごいコンプレックスなので。でもそれが、オブラートに包まないでドバーッと溢れてくるっていうのに最近気づき出して。それで、さっき柳井さんが仰られたように「自分って綴るの好きなんだな」って「自分の中に感情がこんなにあったんだ」って、気づいてきた最近です。
 
(871) それって“インスタ職人”っていう表現でいくと、アカウントに公開する前提になっているような気がするんですけど、公開しなくても綴れるんですか?やっぱり公開するっていう前提があるから綴れるんですか?
 
(ハルカ) なんか、インスタっていう場所が自分にとって思いを綴れる場所なんですよね。表現したいっていう思いが自分の中にあるんだと思います。誰にも見られない場所で最初は綴ってたんだけども、好きなことについて文章を綴ってるうちに、同じ好きな物の人に届いて共鳴し合ったり、そんなに深く話したわけではないんですけどインスタで偶然出会えたり、ライブ会場で同じ音楽を好きな人と出会えて繋がれた時に、なんか同じ傷を抱えてるような感覚をすごく感じることが多くて。誰にも届かない場所でっていうのではなくて、そういう誰かに届けたいっていう想いが自分の中にあったんだなって思います。
 
(871) それ、多分もう1個か2個くらい、noteとかにもコピペで掲載したらいいと思いますよ。
 
(ハルカ) それが柳井さん聞いてください。noteとかアメブロもやってみたんですけど、職人が降りてこないんですよ。
 
(871) 書いて、それをコピーしてnote載せる!
 
(ハルカ) あ!そういうことか!そのままコピペして…!
 
(871) そうそうそう!書いちゃえば書けるじゃないですか。書くのはインスタの投稿画面でいいと思うんですけど、同じものを掲載するといいと思いますよ。
 
(ハルカ) あー!そういうことか。色んな場に、っていうことですか。
 
(871) 僕はそれ苦手なので。やっぱり、アウトプットするっていうことはすごく重要だなぁと思います。誰かに教えるとか伝達するとか、アウトプットすることを前提としてインプットすると理解度も深まるし、言語整理の精度が変わってくるので。だからアウトプットするっていうことはすごく重要だなと思います。
 
(※ここも音声トラブルが発生してしまいました。少し話の展開が飛躍します。恐らく「残り時間もあと少しなので、何か最後に話したいことなどありますか?」というような流れな気がします💦)
 
(ハルカ) 柳井さんが一番最初に好きになった音楽が何か知りたいです。全然テーマと関係なくてすみません(笑)
 
(871) 僕の始めて好きになった音楽…。最初の最初は多分ね、ドラゴンボールの主題歌とかだったと思いますよ。
 
(ハルカ) 『摩訶不思議アドベンチャー』ですか?
 
(871) 『CHA-LA HEAD-CHA-LA』かな。
 
(ハルカ) あー!そっちですね(笑)
 
(871) もうあんまり覚えてないけど(笑)でもその音楽が好きだったていうより、ドラゴンボールがとにかく好きだった、っていう。
 
(ハルカ) その“音楽”は何が最初でしたか?ドラゴンボールが好きで、とかではなくて。
 
(871) いや〜全然記憶にないんですけど、でも姉が大江千里さん好きだったので大江千里さんも聴いてたし、何がキッカケだったかは覚えてないけど『THE BLUE HEARTS』も聴いてたし、尾崎豊さんも聴いてたし『サザンオールスターズ』も聴いてたし『ユニコーン』も『Mr.Children』も聴いてたし。でも、高校生ぐらいまではライブも全然行ったことなくて、とにかくサッカーばっかりやってましたね。
 
(ハルカ) そうなんですか!へぇー!
 
(871) テレビに出てるから知ったり、友達に教えてもらったり・・・、高校2年生3年生ぐらいになると『HI-STANDARD』がどうとかっていう情報が入ってきて聴いてたりしてましたけど。『DragonAsh』も高校ん時だったかな。でも本当、完全なるCDの時代なので。ちなみになんでその質問されたんですか?
 
(ハルカ) なんか柳井さんが気になるんですよ(笑)ただ知りたいっていうそれだけの気持ちで(笑)音楽ってその人を表わすというか、伝わってくるものなのかなぁって思ったので聞きました(笑)
 
(871) 了解です!(笑)わかりました。でも僕、あんまり自分自身が趣味趣向に興味ないかも。
 
(ハルカ) なんでですか?…柳井さんにとって趣味趣向の定義は?
 
(871) ただの好みっていうか。子どもってみんなそうだと思うんですけど、よく娘が「一番好きな食べ物なに?」とか「一番好きな色は?」とか、そういう“何が好きか”っていうトークをするんですけど、いつも悩むんですよ。(子供に)付き合うべきか、正直に答えるべきか。まあでも変に合わせたところで娘も大人になるしな、と思って僕は付き合わないんですよ。1番ってなんだ?みたいな、いじわるな返しをするんですけど「1番を決めるっていうことは、お父さんお母さんどっちが好きかを決める作業になるけど、それ意味ある?」っていうことを返しちゃうんです。
 
(ハルカ) 柳井さんやっぱり面白いです(笑)すごいな…。
 
(871) ものさしで測れるもの、測れないものをちゃんとしておきたいっていう。『Mr.Children』と『スピッツ』のこういうところが違うよね、っていうのは全然自分の中で分析としてはあるんですけど「どっちが好き?」って言われるとどっちも好きだし、でも「じゃあ一番なの?」って言われたら、「いや、別に1番とかわかんないんですけど…」みたいな。僕は結構そんな感じで趣味趣向を捉えているので、趣向は趣向として、趣向じゃない部分を…えっとだから、例えば、ハンバーグとカレーどっちも好きだけど、作るのはカレーの方が手順は短いから早く食べられるよね、みたいな。時間があるときはハンバーグ作ったらいいし、時間はないけど好きなもの食べたい時はカレー食べられるよ、みたいな。だから「ハンバーグが一番好き!」って言われても「うん、良かったね、好きだねー」ってなっちゃうんですよ、僕。
 
(ハルカ) すごいなぁー。面白いです。柳井さん。
 
(871) そうなんですよ。なので言葉に出来ることと出来ないことと自分の中で、分別していきながら、後は場数です!
 
(ハルカ) 頑張ります!場数!今日は本当に貴重な時間で凄い良かったです。すみません(笑)うまく言葉にできませんが。
 
(871) とんでもないです!僕も面白かったです!
 
(ハルカ) 良かったです!ありがとうございます。
 
(871) では、お互いこれからも頑張りましょう!
 
(ハルカ) これからもインスタライブ楽しみにしてます!
 
(871) はい!ぜひとも!最近更新率悪いですけど、頑張ります!
 
(ハルカ) お疲れ様です!
 
(871) ではでは、ひとまず。
 
(ハルカ) はい!ありがとうございました!
 
(871) はい!ありがとうございました。


なんかちょっと回線の雰囲気が良くなかったみたいですね。申し訳なかったです。どうなんだろう?今は安定してんのかな?
 
「ハルカさん自身が思ってるより、ちゃんと話せてると思いました。もっと自信持っていいと思います」
ね。僕もそう思いますよ。
 
「聞こえてまーす」
ありがとうございまーす!一瞬聞こえなくなったの何だったんだろうなぁ。あんまり原因がちょっとこっちで掴み取れない感じだったんで、ちょっと聞きづらい箇所があった皆様、すみませんでした。
 
871ンスタライブの話なんですけど、今度やりましょうねって言ってる人はもう3人ぐらいストックがあるんです。けど、ちょっと自分のスケジュールがなかなか取れなくて、スケジュール調整ができてなくて。でも、なかなか面白い人とやりましょうって言ってるんで、まだまだやるんで、楽しみにしててください。
 
あと、自分の中でちょっと気になってるというか、やんなきゃなー…と思いながら出来てないのが、オープンチャットを放置してるんですよね。入っていただいている方は伝わってるというか、書けへんなぁって思われてると思うんですけど。オープンチャットの使い方を、もっといい方法考えたいなと思ってるんですよね。自分の習慣にうまく馴染むというか、無理のない形で。一時期ちょっと頑張ろうかなと思って、アーカイブ残すときに「こんな感じの内容を喋りましたよー」ってトピックを3つ、4つ、5つぐらい書いて投稿してたりとかもしてたんですけど、あれを考えるのに文字で考えようってなると結構それだけで15分~20分使っちゃったりとかして。「うわ、結構重たいなー」みたいな。誰かやってくんないかなーって思ってるんですよね(笑)。そのトピック書くっていうことに関して。

あとそう!もうちょっと時間かかるかもしれないんですけど、ぴあ関西の連載が間もなくです。準備ずっとしてて。NoBorder的思考っていうタイトルをつけてるんですけど、NoBorderっていうロゴを作ってもらって、それのちょっとパーカーを作ろうかなと思ってて。でもパーカー…、ロンティーにしようかな。とか言ったら怒られるかな。僕の後輩がせっかく見積もりまで取ってくれたんですけどね。でも何かそんなことをちょっとやってみようかなって。半分ふざけてですけどね。

なんだろうな…。僕わりと"持続化可能なポリシー"っていうのを最近、色んなところで言ってて。達成はなかなかしないかもしれないけど、この考え方とかこういうポリシーを持って活動してますとか、仕事してますみたいなのを、他の人と共有できたりするといいなぁとか思ってて。で、NoBorderっていうのを掲げてみようかなーと思ってるんすけど。またその辺のインフォメーションもちょこちょこしていくと思うんで、またお知らせします!

 
はい。ひとまず今日はそんな感じかな。久々に視聴者さんと繋いで、っていう感じだったんで割と相談に乗るというかね。言葉とか会話とかに集約してましたけど、今日はそんな感じでした。またやります。
 
 
「難しい方法はやめてね。ついていけない私。」
難しい方法とは?オープンチャットがわかんないってことかな?難しい方法をしよう!とは思ってないですよ。難しくないのを、なるべくあれしますね。

「昨日の視聴会も辿り着かなくて聴けなかったんですよ。もっと簡単な方法にしてください。」
あー!それ、『THE ORAL CIGARETTES』(以下:オーラル)の話ですね。難しいっすね。なんだろう。あれはあくまで特典なので、買ってくれた人にありがとうっていうことと…、簡単な方法はあると思うんですけど、簡単な方法って例えば「パッケージに副音声入れてくれたらよかったのに」みたいなそういう欲求は湧きますよね。とは思うんですけど、じゃあそれをすることによって、パッケージの価格が1000円高くなってリリースが1ヶ月遅れてもそっちの方が良かったかな、みたいな。そんなこともあったりするので、色々難しいことやろうと思ってる訳じゃないんですけど、その都度その都度でやれることを試してみたりしてて。

あと、ここで僕がオーラルの話を語るのが僕としてはあんまり沢山はやりたくないんですけど、オーラルに限らず、アーティストの活動全般そうなんじゃないかな?って思うのが、アーティストって便利を売る商売じゃないかなと。もちろん、便利に越したことはないと思いますし、便利なものを求めるんであればもっと色々便利なものがあると思うし、それこそYouTube開けば毎日新しいコンテンツ出してくれてる方がいい!っていう人もいるかもしれないし。だけど、まあやっぱなんでしょう…、ミュージシャンとかアーティストって、みんな悩みながらそれぞれ活動していて、もちろん全部理解してください、とも思ってないですし、理解できないことも時にはあるかもしれないですけど、それが理解できないからもう応援できないなっていうのであれば、もちろんそれもそれで引き止めることもできないと思うし。だけど、応援したいなって思える部分に関しては応援してあげて貰えると嬉しいなって思います。でもまぁ、難しいですよね。
 
あと、今日聞こえなかったのも、申し訳ないです。ただ「聞こえてないよー」って教えてくれるのはありがたいんですけど「何とかしてください」っていうのは、僕も何とかしようが分かるなら何とかしたいんですけど、ちょっと原因が分からなくて何ともしようがない時もあるというか。それで四苦八苦しちゃうと、やってるのに聞こえないんだったらそもそも配信するのをやめた方がいいのかな…?みたいな悩みも発生しかねる時もあったりもするので。なんか寛容な気持ちで受け止めてもらいつつ…アドバイスはもちろん、頂けると有難いです!

はい。ひとまず今日はそんなところで、皆さんもありがとうございました!また明日からも頑張りましょう!もうちょっとコメントは読んでますが、一旦、僕からは喋るのは以上です。
おやすみなさい。ありがとうございました。
 

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