871ンスタライブ #040(一人喋り)

#871ンスタライブ  #040
2021年3月5日(金)

一人喋りでお届けした第40回目の配信。第37回目の“ガチの仕事の話”回の振り返りをしつつ、沢山のコメントに沿って、様々な話を展開しました。尊敬とは何か?努力とは何か?自由とは何か?今回も柳井さんの回答がとても勉強になる配信。ぜひ、ご一読ください。

主催:柳井貢(以下:871)

(871) こんばんは。
この前、仕事の話を本気でする回(その時の配信はこちら→ https://note.com/soragumi_com/n/n7cf500efb708)をやってみて、なんかちょっと…厳しすぎたかなあ、みたいな気は、してはなくないです。計れないっちゃ計れないのでね。あれはあれで良かったのかなぁ。履歴書も数点頂いて、多少やり取りしてる方もいればちょっとまだ返信できてない方もいますが、何かしらの返信はするのでちょっとだけお待ちください。でもその中から絶対選びます!っていう話でもないですし、そもそもそんな沢山は頂いてないので一概には言えないと思うんですが、基本的にHIP LAND MUSICがオープンにしている通年採用の窓口に送ってもらって全然何の問題もないしありがたいんですけど、会社がやってる採用活動に関しては、僕の前に人事の方々が書類選考してるので、僕に届かないことも全然あります。だからインスタのDMなどで連絡貰えれば「ここに送ってください」みたいなお返事しますので、直接送ってもらえたら一旦人事をすっ飛ばして僕が見ますよ、っていう話と思ってもらえると助かります。

きょうは、仕事本気回(第37回目の配信)の振り返りしますっていう風にお伝えしてたんですけど「これを絶対喋ろう」っていう決めてるわけでもないので、色々コメント拾いつつお話できたらなと思ってます。

先日、ちょっとしたことなんですけど、とあるバンドのマネージャーさんとお誘い頂いたライブがどうだ、みたいな話をしてて。その後に「じゃあ引き続きよろしくお願いします」とか言ってたら「あ、柳井さん!ちょっと、あと1個だけいいすか?」みたいな。「お、なんすかなんすか?」って言ったら「“マネージャーってなんだろうなぁ”って思ってたこともちょっとあったんですけど、柳井さんのインスタライブ見てて、もうちょっと頑張れそう…」みたいな、なんて言ってたっけな?でもまあ、自分がちょっと悩んでるから、インスタ見ててよかったです、みたいなそういうことを言ってもらえて。僕より年齢は若い方なんですけど、なんか同業者さんにそういう風に言ってもらえるのありがたいなぁ、元気でるなぁ、と思って。今日そういえば、100回やりますって言ってるうちの40回目までは来たので、もうちょっと頑張ろうかなーと思ってますけどね。

そういえば、チケットびあの高橋さんとの配信の中で(その配信はこちら→ https://note.com/gift871/n/nfd8376438a64)ぴあ関西で連載やります、みたいなことをお話ししてましたが、あれの取材もこの間やって。多分3月中には連載の第1回目が始まるかなっていう感じなので。せっかくだから、それに合わせて連載のタイトル考えたりとか、バナー作ってもらったりとか、そんなこともやってるんで、興味持っていただいてる方は気にしてもらえると。まあTwitterとかでお知らせしますんで、チェックしてもらえると嬉しいです。

「マネージャーの仕事はどのようなことをするのでしょうか?具体的に知りたいです。」
どうしようかな。基本的にメールか電話かGoogleカレンダー触ってるか、みたいな感じですけど、仕事回を見た上で聞いてるくれてるならお話します。仕事回を見られてないなら、まずそれを見てもらうのが良さそうな気がしますが、見た上で質問頂いてたらお答えしましょう。

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「見てないので見に行ってきます!」
あ!ぜひお願いします!全然今日じゃなくても大丈夫なんで。マネージャーの話を半分しながら、多分どんな仕事でも通ずるようなこともお話はしてますが。でも、マネージャーって「これをするのがマネージャーです!」ってなかなか一問一答で答えるの難しくて。強いて言うなら、健康とスケジュールの管理、みたいなこともあったりはするんですけど、じゃあ健康とスケジュールの管理ができてればマネージャーが完璧に出来てるのか、っていうとそんなことないし。あとマネージャー…というか、窓口を預かってるタレントさんやアーティストさんの良きパートナーであるのであれば、別にスケジュール管理は本人がやってもいいと思いますし。

「凄いこのインスタライブで色々進んで、実現してて本当素敵です。」
ありがとうございます。なんかそういうのもあります。色々、こんなことやりたいなぁ、あんな事やりたいなーって。

「仕事回のお話を聞いて、全く別の業界ですが凄く良い刺激を貰いました。ありがとうございました。」
こちらこそありがとうございます。そうっすね。こうやって仕事回の配信を見てどうだったか、っていうのをもし教えてもらえるなら、それを受けて反省会がしやすいかも。僕、自分の配信を事後で振り返って見るっていうことをしてなくて。したい気持ちもあるんですけど、1日24時間分の1時間を使って配信をして、さらに見直してしまうと、24時間分の2時間を使わないといけないと。そこは思い切って、色んなこと言っちゃってたりするだろうし、よくない表現もあったかもしれないけど、何かご指摘を頂けるなら頂けるだろうという気持ちで開き直って見てないんですよね。なんだったら、noteに書いてもらってる原稿(#871ンスタライブのマガジンはこちら→ https://note.com/gift871/m/mbcd84a73c04a)も自分でチェックしようと思うと更新が滞っちゃうので、自分の部署のチームの人に見てもらってるんです。自分では見るのやめようと思って。

「日高さんのコラボを見て、今日2回目です。音楽業界の難しいお話でしたが、一般人からすると興味深いお話でした。」
嬉しい!ありがとうございます。
なんか言葉尻とるみたいであれですけど、音楽業界で働いてたとしても一般人ですよ。音楽業界っていう言葉がほんとはずっと好きじゃなかったんです。サービス業とか営業職とか総合職のうちの一つだなぁ、としか思ってない部分もあるので。政治家さんと一般人、みたいなのは多少感じるんですけど、投票する側とされる側っていうのがあるんで。でも僕らは別に誰かに選ばれたわけでもないし、自分で「この仕事してみようかな」って思って仕事してるだけなんで。逆にね、じゃあアパレル業界が業界人で、それ以外は一般人とすれば僕も一般人だし。飲食業界が業界人とするなら、僕も一般人だし。テレビが凄く、芸能界!みたいな感じの時代の時は確かに、多少は芸能界!一般人!みたいなのがあったかもしれないですけど、そんなようなこともないっちゃないですよ。
あっ、でも、そういう風に思われる気持ちも全くわかんないとかでもないので、全然否定はしてるつもりではないです。すみません。そういう風に聞こえてたら申し訳ないです。けど、結果的に僕らがやってみて思うことは、そこまで凄く特別なことでもないです、っていう感じですね。

「相手の時間を奪う云々の話が共感を持てましたし、私も気をつけなきゃいけないなって思いました。」
うん。そうですよね。これ確かにそうなんです。自分でもそういう風に言ったし。でも面白いなぁって思うのが、この配信で何度かその話をしてるんですけど、「質問箱で文字が全部読めない!」みたいなことを僕がたまに言っていて。結構皆さんが「こういう理由じゃないですか?」とか「これをしたら文字全部読めるかもしれませんよ!」って教えてくれるんすよ。で、それを受けて、「あ〜…僕は僕で奪ってるなぁ」って思って。ググったらわかること聞いちゃってるなぁと思って。この配信で。だから、明確な答えは見えてないんですけど、それって多分、僕がこの配信を見てくれてる方にとって何某になっているから、何かを返したいと思ってくれて提供してくれてるんだろうなぁって思うんですけど、その関係性があった上で―、だからそういう意味で言ったら僕は大体ミュージシャンのための仕事をしていて、ある意味ミュージシャンに時間を奪われてると言えば奪われてる。なんかその辺りが面白いなぁと思って。だけど、自分が相手に何も提供できてない中で更にその人の時間を奪うのは、自分を認めてもらうことに繋がらないよね、っていうような感じですかね。

「配信で時間差もあるので、質問が被ってしまうのもある程度仕方ないのかなとも思いました」
どういうことだ。質問が被ってしまうことを僕がどこかで否定しているような表現をしちゃっていたってことかな。もしそういうことだったら申し訳ないし、そりゃそうですよねっていうのは僕も今思っているので。時間差で質問が被っちゃうことがあったとしても、それを否定的に捉えてるつもりはないので、もしどっかでそんな風に表現しちゃってたら、もしくはそういう風に受け取れるようなことを言ってしまっていたらすみません。その発言がちょっと思い出せないのですが、いずれにしてもそういう意図は改めて今現在は持ってないので、そんなふうに聞こえちゃってたらすみません。

「今学生でこれから就職する人と、すでに社会で働いてる人とでは捉え方が違ってくると思うので一概には言えないですが、社会人を経験してる私からすると(仕事本気回の配信は)現実味があり興味深いお話でした。内容は厳しい部分もありましたが、それを含めあの熱量でお仕事の話ができるのは、その仕事自体にやりがいや魅力があるのだと感じました」
ありがとうございます。すごい率直にお答えいただいてありがたいです。このコメントいただいてる方は社会人さんですね。学生さんか社会人さんか、とか、そこだけで測れない部分もあるけど、経験をしているか否かで、やっぱり感じ方が違うよねっていうのはものすごくあるなと思っていて。とにかく行動することと、就職してみるみたいなことも含めて。それが就職っていう形じゃなかったとしても、何でもいいんですけど、家で寝転がってるだけだと経験値はたまんないよね。ある種、そういう時間を過ごしたっていうことで特殊な経験は得られるかもしれないですけど、特殊な例をちょっと除くと、基本的に動くから経験量が増えてその経験量を元に自分の思考とか判断材料が生まれるよね、っていうこと(コメント)ですよね。それに対して僕が熱量を込めて話をできているのは、その仕事自体にやりがいや魅力があるからだっていう、分析?を頂いています。それは確かにそうかもしれないですね。
うーん…でもわかんないですよ?悩むし、辛いなぁって思うことも全然ありますけど、でも何でしょう。やりがいなぁ…。でも今のところは僕で言うと、ミュージシャンじゃなくてもいいんですけど、才能とか人前でパフォーマンスする能力とかはあるけど、作品を作り上げたりとか、パフォーマンスする場を0から100まで全部作ったりっていうのがその人一人じゃ難しいっていう時に、お手伝いをするっていうことに僕は自分が役に立ててる実感を持ててて、やりがいめいたことを感じているんだろうな、っていうのは自分でも思う部分ではありますね。

「私もその意見賛成ですが、自分の時間を奪われたくない、みたいなこと言ったら周りから冷たい人やと思われたりしないですか?」
思われてると思います。多分。冷たい人だって思われたら思われたでいいのかなーってちょっと思ってます。悲しいけど。なんでしょうね。奪われたくないって言う分、奪われにいってる部分もあります。例えば、僕と一緒に仕事がしたい、直接会ってお話をしたい、プレゼンテーションをしたい、みたいな人にはちょっと厳しめには言います。何かわかんないのに時間を割くっていうのが勿体無いなって思ってしまったりするんで、「先に内容をわかりやすく箇条書きで送ってください」みたいなことを言ったりするんです。無駄に、とか、説明不足で、目的が分からない中で、とかで時間を奪われることは嫌だなって思うんですけど、自分の時間を使うのが嫌だっていうことではないんですよね。「時間を奪われることが嫌」イコール「自分の時間を使うのが嫌」っていうことではなくて。
僕にDMを送ってくれたことがある人はご存知だと思うんですけど、今のとこでいうとこのインスタライブのDMで何某の文字を送ってくれた人に関しては、少なくとも“読みましたよ”っていう気持ちを込めて、リアクションマーク?は絶対返しています。ストーリーのリアクションとかは、ちょっとキリがないのでパッと見てスルーしちゃってますけど、何某の文字を送ってくれた人に関しては、内容によっては僕も文字で返信をしていて。そういう部分を知らずに冷たいなって思う人はまあ思えばいいんじゃないかなと思うし―、なんだろうな。例えばですよ、例えばですけど、僕と仕事したい、僕に一旦雇われたい、みたいな。要は就職したいみたいな人が、僕がインスタライブをやってたりとか、noteで自己紹介を書いたりとかっていうのを見たり読んだりせずに、「柳井さんって、こうこうこうですか?」ってインタビューをしてきたとするなら、それは多分モチベーションをそこで測られてしまいますよ、っていう感じのことを言っている部分もあるかなって感じですね。

「すごく個人的なんですが、定形の封筒を郵送する切手代(84円でスタンダード)を新人さんに何回か聞かれたんですけど、郵便のホームページで調べたら即出てくることをうちの新人さんが知らないのかすごくモヤモヤしています。」
(笑)いわゆる“ググれカス”っていうパターンっすね。わかりますよ。でもそれがそういう就労環境っていうか、一緒に仕事をしましょうね、って決まっている相手なんであれば、ググれカスって言っちゃっていいような気がしますけどね。同じこと何回も聞くのやめて、とか。そこを「そういう言い方しちゃったら冷たい先輩って思われたりするかも、空気悪くなるかも」みたいな気持ちもわかるんですけど、それをしちゃうと自分の仕事もなかなか発展しないっていうのもあるんすよね。「定形の封筒は84円だよ」っていうことを教える係みたいになっちゃうのは、絶対その人の能力にそぐわない仕事をしてしまっているので。その人は84円だよって教える以外のことに時間を使わなきゃいけない立場のはずなので。だから、それを何度も聞いちゃうような方が…まあ、一緒に仕事しましょうって決まってない人だったら、「84円ですよー」って教えながらも「あ、この人とは仕事しないでおこう」でいいと思うんですけど、一緒に仕事しようって決まってる人だったら、そこは思い切って、ググれカスって言っちゃっていいような気がしますね。

「相手に尽くした時間を奪われた、という感覚になるのはその人の成長なども含めて自分にとってあまりメリットが感じられないということなのではないでしょうか。準備不足のミーティングなども無駄だと思います。」
わかる〜〜〜!わかるけど…耳が痛い部分もある!(笑)でもすごく、正しいことを仰ってると思います。僕らはよくあるんですけど、週一とか二週間に一回とか、いわゆる定例的なミーティングがあって。じゃあ今日ミーティングしましたと。二週間後の日を決めて、日時決めて、二週間後のミーティング始まった時に「じゃあ前回って何話しましたっけ?何やっとかなきゃいけなかったんでしたっけ?」から始まったら、その二週間の時間は何のためにあったんだっていう。何も進んでないよね、みたいな。そういうことって全然よくあって。でもそれがねー…なんだかんだで僕が当事者になっちゃうパターンもあるっちゃあるんですよね。それなんなんでしょうね。うーん…ちょっと考えます。

どういう立場でそのミーティングに参加してるのか、みたいなことも結構あるかなぁ。一緒にプロジェクトを平行な関係で進めている3,4人でそれが起こっちゃっていたら結構きついかもですね。でも、言ってることもの凄く正しいと思います。

「(仕事本気回の配信の前に)言葉きつくて怖いかもみたいに予め言われていたので、自分に全く向いていなかったらどうしようと不安でしたが、やってみたいとワクワクしました。やりたいと思える仕事がやっと見つかったような気もします。ただ、憧れてるだけなのか本気でこれからやりたいのか、数ヵ月後仕事を辞める予定なのでじっくり考えてみたいと思います。」
今、別の仕事をされていて、僕の配信を見てそういう仕事をしてみたいなっていう気持ちがちょっと浮かび上がっている状態ってことですね。数ヶ月後、お仕事を辞める予定なのであればそれまでは今の仕事を全力でやってみる、引き継ぎがあるなら引き継ぎを全力でやるっていうのをおすすめしますが、やってみて分かることも沢山あると思います。じっくり考えてみた結果、「やっぱ違うかも」って思う時とかもあると思うんですけど、本当にやってみたいならあんまり考えすぎずに数ヶ月後に今の仕事を辞めた後やってみて、そこに全力で取り組んでみて、どうかなっていうことでもいいような気もしますね。んで、「やっぱ違うかも!」って思ったら、また変わったらいいんじゃないかなっていう気もします。

「コメントに丁寧に接して頂きました。普段の生活の中で音楽やアーティストさんから元気をもらえたり癒されたりしてます。そういうことに関わっているお仕事をされている方々は素敵だし凄いなあと思います。」
ありがとうございます!でいいのかな?でもシンプルにそういう風に言っていただけるのは、僕らの活力にもなるし、すごく頑張れるなぁと思います。

「柳井さんのお話を聞いていて、“モモ“という物語がすごく浮かびました。インスタライブやツイッターでのつぶやきやnoteからすごくお人柄を尊敬しています。」
ありがとうございます。尊敬、そういうふうに言っていただけるのはありがたいですね。でも実は、“尊敬”っていう言葉に結構悩みというか、自分にとって誰かを尊敬するってどういうことなのかがいまいちピンときてない部分が昔からちょっとだけあって。最近そうでもなくなってきたんですけど。自分の時間を顧みずに誰かの役に立とうとしている人だったりとか、自分を成長させようと努力を惜しまない人だったりとかに「尊敬するなぁ」っていう気持ちがちょっとずつ芽生えてきてたりはするんですけど、学生の頃とか?例えば僕、サッカーやってたんですけど、すごく有名で評価の高いサッカー選手を「尊敬してます!」みたいな表現をするのが自分的にしっくりきてなくて。好きだ!っていうのはあるんですけど、僕らの世代で言うと、中学校入学とほぼ同時にJリーグが発足して三浦知良選手がすごく人気で。僕も凄く好きでした。だけど、尊敬してるって言えるほどにカズのことを知ってるのかっていうとやっぱ全然知らないし、サッカープレイヤーっていう観点で言うとめちゃくちゃ遠いけど、ある種ライバルと言えばライバルだし、みたいな。そんなの烏滸がましいぐらい下手くそでしたけどね。なんか尊敬するっていう感覚が、当時はピンときてなくて。周りの友達とかが「誰々のこと尊敬してる」みたいに言うのがちょっとカジュアルな風に聞こえてしまっていて。尊敬するってなんだろうなぁ、みたいなのは結構ずっと思っていました。やっと最近ちょっとわかるようになって気がしてきたっていうのはありますね。

次読みます。
「ggrks」が何かわかんない、ごめんなさい!ググってみよう。ggrks……
あ!(笑)自分で言っといて自分でわかってなかった(笑)「ググれカス」のことをそういうふうに書くんですね。勉強になりました!(笑)ありがとうございます。

「私は今、学生ですが、このインスタライブでは“相手の時間を奪うな”など社会人として必要なスキルを学ばせていただいています。学校や身近では得られないことを得られているので、感謝しています。」
学生さんにそんな風にいっていただけるなら、感謝です。ありがたい。スキルかどうかはわかんないっすけどね。感覚というか、考え方?学生さん今大変だろうなぁ。学校も満足に行けないだろうし。でも、そうっすね…。すごい偉そうになっちゃうかもしれないんすけど、自分の学生生活とかを振り返ると、楽しかったし良い友達もいたし恵まれてたなって思うんですけど、学校でできる友達って自分で選んでるのか問題ありますよね。もちろん限られた中で、A君と一緒にいるか、B君と一緒にいるか、それよりC君と一緒にいた方がいいんじゃないか、みたいなのはあるっちゃあるんですけど、でもそもそも狭いよねっていう。同じ地域に住んでるとか、高校大学で言ったら同じくらいの学力の人達で集まってる、みたいな。なんかその中で得られる自分に適した仲間―、自分に適した仲間っていうのは、言い換えると、自分を成長させてくれる環境、自分を頑張んなきゃっていう気持ちにさせてくれる人達。が、その中にいるとは限らないな、って僕はちょっと思う節があって。でもその中でやっていかなきゃいけないっていうのが学生社会にすごい存在してるなぁと思っています。なので僕のこういうインスタライブもその中の一つになれば全然ありがたいです。学校社会は学校社会である種、縮図なので、経験はしてていいと思うんですけど、それが全てではないよっていう。なので学校社会と、そうじゃない社会を自分の中で持った上で、行き来して、自分の環境を作っていってもらうのが良さそうな気がするなぁって。勝手なお節介ですけど、学生さん達に向けては思ってたりしますね。自分も子育てする上でそんなことはちょっと意識してたりはします。

あ、尊敬についてのコメントがきた!
「コメント読んで下さりありがとうございます。私にとっての“尊敬”は「こんな人になりたいな」って憧れに近い感覚です。直接柳井さんにお会いしたことがないのに烏滸がましいかもなんじゃけど、柳井さんのお言葉や仕事や人に対する考え方に触れて、尊敬してる感覚があります。」
なるほど。理解。ありがとうございます。「こんな人になりたいなぁ」って凄く分かりやすいし、多分共感性のある表現ですよね。あー…でも、そういうことか。だから僕、学生の時とか若い時に「こんな人になりたいな」って思うことがあんまりなくって。その原因は多分自分が、自分以外の人だったり、他人にそこまで深く興味を持てなかったっていうことなのかもしれない。だからそれは自分自身の共感性の欠落であって、自分の問題だったんでしょうね。自分が誰かを尊敬できなかったり、憧れを抱けないっていうのは。「こんな人になりたいな」って思ったことあんまりなかったな。昔はですよ?最近は、努力に対してすごい憧れがあります。努力できる人に対してすごいなぁと思って。やっぱ眠たくなるし、誰かと喧嘩するとそれが原因で、全然関係ない事ですらやる気がなくなってしまったりとか、努力をしない理由を自分の中で結構作っちゃう部分があるんですけど、最近は本当、努力できる人に対してものすごく憧れもあるし、尊敬もしてるんですよね、そういう意味で、今改めてもらった「こんな人になりたいな」っていうのは、「なるほど!やっぱそうか!そうだよな」って感じですね。うん。

ちなみに僕で言うと、努力できる人に最近は凄く尊敬もしてるし、僕自身も思うようにいかないすけど、なるべく「こんなもんだろ」とか「このぐらいでいいや」っていうのをいかに思わずに、「あー!もうちょっと頑張れるかも!」って思うようにしてるというかね。(笑)

「柳井さんのインスタライブは学校では教えてくれない社会勉強ですね。」

ありがとうございます!嬉しいです!

「柳井さんは将来やりたかった職とかありましたか?もう今年受験なのでそろそろ決めないといけないのですが、音楽にすごい興味があって将来音楽系の職に就きたいと思っていて、音楽系の大学に行きたいと思っているのですが、音楽系の大学に行きたいと言ったら親に反対されてどうしようか悩んでいます。」
ちなみに音楽系の大学ってなんだろう。音大とか?でも音楽系の職って…音大ってどうしても、演奏とか声楽とかの印象があるんですけどそんなことないのかな。いかんせん僕に学がないのでちょっと参考があれなんですけどね。
親御さんに反対されるパターンね…、難しいですね。でも本当に、親御さんとどういう関係を築くか。どういうコミュニケーションを取るか。どういう風に理解をしてもらうか。っていうのは色んなパターンがあるのでこれが正解っていうのはないと思うんですよ。ただ、一個確実に言えるのは、じゃあコメントを頂いた方は今高校生で大学受験ということは、恐らく今高校2年生、17~18歳ってことっすね。次の4月から高校3年生で、大学受験が始まる。大学選ばなきゃいけない。この大学は親御さんに反対されてる。っていう状況だと思うんです。で、仮に親御さんが30歳の時に生まれたお子さんだとしたら、親御さんが(コメントをくださった方と同じ)18歳の時は30年前、1990年。1990年~2020年までの30年の社会と、2020年~2050年の30年の社会って、絶対全然違うと思うんです。親御さんが「こういう仕事が安定してる」とか「こういう会社に勤めたほうがいい」とか、っていうのは、何の保証にもならないぞ、っていうのを自分の中に秘めといた方がいいんじゃないかなと思ってます。でも、勿論それをそのまま親御さんに「お父さんお母さんが過ごしてきた30年前と今は時代が違うんだから!」ってストレートに言っちゃうと、親御さんのちょっとプライドというか、親心を傷つけちゃう可能性もあるのでそれが正しいかどうかは僕はわかんないんですけど、自分の中ではそれはやっぱ持っといた方がいいと思います。時には、「ちょっと、やばい。もしかしたら親は理解してくれないかもしれないけど、自分はこっちの方が正解だと思うから、うーん…ちょっと1回家を飛び出してみよう!」みたいなことも、もしかしたらあってもいいかもしれないです。親御さん心配されると思うし、無茶はしてないでもらいたいですけどね。当てもないのに家出、みたいなことはもちろん推奨しないですけど。

そういう話で言うと、僕はまさにずっと心配をかけていて。とにかく高校3年生までサッカーばっかりやっていて、主にお父さんには、「サッカーでメシが食えると思うのか」って小学校5年生から言われ続けて。「いや、そういうことじゃないんだよね」って思いながらずっとサッカーをしてて。で、子どもの頃から絵が好きだったので、サッカーで飯はやっぱ無理かって高校生の時に改めて思って。なんか絵を描くもしくはデザインをするみたいな仕事をやってみたいかも、つって、3ヶ月ぐらい画塾に通いました。アトリエというか、いわゆる芸術系の大学を受けるためのデッサンの勉強を教えてくれる塾に通って。で、芸大っていう程芸大なのかはわかんですけど、大阪芸術大学っていう大学に入って、空間系というかインテリアとか建築的な…、建築までは勉強しなかったんですけど、っていう学科に入ってみたはいいものの、とにかく寸法寸法で。ほぼ数学じゃんっていう。やっぱちょっと違うかもって思ってもうほぼ大学の一回生の後半ぐらいから、なかなか大学の学問に向き合えず。で、まぁ親にも心配かけただろうなぁと思うんですけど、結果的に今、全然想像してた形じゃないけど「あんたはあんたで頑張って仕事しててよかったわ」みたいな雰囲気に、なんか30歳くらいからやっとなって。なんか親には心配も迷惑もかけたけど、自分が思うようにやってきてよかったんかなーっていうのは今思ってますけどね。
すみません。ちょっと自分の身の上話をしちゃいましたが。コメントに戻ります。

「コメントに真摯に向き合っていただきありがとうございます。人の時間の使い方難しいですけど、みんなで思いやって有意義な時間を過ごしていけたらいいなぁと思います。」
本当ですね。まさにそうだと思います。

「『他がままに生かされて』のエピソード「871」素敵でした!」
ほんですか。『他がままに生かされて』っていうのは、みなさんほぼご存知だと思いますけど、THE ORAL CIGARETTESの山中拓也が出版されたエッセイ本のことです。その中に「871」っていう、僕のことを書いた章があるんですけど。まあまあ僕、嫌な奴でしたけどね。あの中でね。その後のZepp Diverの件とかは、良かった。良かったっていう程度かわかんないけど。

「めちゃくちゃ分かります。広い視野を持つことって大事だなって。自分の思う当たり前が通用しなかったり。」
そうですね。当たり前とか普通とかってその環境だったり社会の中でしか通用しないこといっぱいあるんで。

「色んな知識を増やすための勉強や学習は仕事中ではなく仕事一時間以外(勤務時間外でどれだけやれるのか)が重要なのでしょうか。」
両方じゃないっすかね。なんかそれを決めなくていいかも。たまにその表現するんですけど、労働基準法のことを考えると、僕のインスタライブは僕的には絶対仕事じゃないっていう風にしなきゃいけないんですけど、でもまぁ全然仕事の話しかしてねーじゃん、みたいな。だからどっちでもいいですね、僕は。それを他人様が判断した時に「柳井のインスタライブは仕事だろう!」「あー…じゃあ仕事かもしれません!」みたいな。「そんなこと言ったらお前労働基準法に引っかかるじゃねーか!」「あ、じゃあ仕事じゃないです!」みたいな。なんかあんまり自分の中ではどっちでもいいというか。だからいわゆる時間給的な仕事をされている方であれば、勿論その時間以外で勉強するっていうのもすごく大事だなと思いますけど、自分の感覚としてはそれもひっくるめて仕事だって思っててもいいような気もします。

「私は自分自身に凄く自信がなくて(他人軸)そんな自分自身に勇気がパワーを与えて下さる存在が「こんな人になりたいな」でした。憧れの存在が自分に翼を授ける感覚がずっとあります。」
さっきの、尊敬の話の方ですね。ありがとうございます。これだけのちゃんと会話があって、こういう風な捉え方で、尊敬とかこんな人になりたいなっていう言葉を使ってる。まで高解像度高く共有できると、やっぱ共感性がかなり高まりますよね。

なるほど。今コメントにありましたが、さっきの音楽系の大学の方は編曲家に憧れてるんすね。アレンジャーっすね。なんかあれじゃないですかね?音楽系の大学に行きながら、ちゃんとお金の勉強もするっていうか。経済学だ、とは言わないですけど、じゃあ編曲能力を身につけた上でじゃあそれをどういう風に自分の生業にしていくのかっていうのも、編曲ができれば仕事がくるっていう世の中ではないので。編曲家として如何に、どういう風にそれを自分の生活費を稼ぐ方法に繋げていくのか、活動資金を稼ぐ方法に繋げていくのかっていう。編曲家は、日本で500人までは編曲家っていう仕事が保証されてます、という仕事じゃないんで。いわゆる自称でなれる系の仕事なので。デザイナーとかもそうですけど。だから、編曲能力を高める、イコール仕事になるっていうことではなくて、編曲能力を高めながらそれを如何に仕事に繋げていくかっていうプレゼンテーションが、親御さんにできたりとか、その為に自分は編曲の能力プラスαこういう能力を身につけていこうと思ってるよ、っていうお話ができるとちょっと変わってくるかもって今具体的にちょっと思いました。偉そうですみません。

「就職試験の面接で「尊敬する人は?」と聞かれて「母です」と即答したのを思い出しました、共働きなのに愚痴も言わずにご飯やお弁当を作ってくれていた母のことは、結婚した今でも尊敬しています。」
うん。そういうことですよね。だからこれはベースに感謝の気持ちがあるような気が…いや、ちょっとごめんなさい。安っぽくなっちゃったらすみません。そう思えてるのはすごく、いいことですよね。ちょっと羨ましさもあります。僕ね、親父のこと似てるなあとか思うし、認めざるを得ないなぁって思う部分もあるんですけど、やっぱ「そこはそうじゃないじゃん!」みたいな記憶も結構強いので、親父のことを尊敬してるってまっすぐ言えない自分もいて。だけど全く、全否定してるわけでもなくて。だから即答で「尊敬してるのは母です」って言える関係性だったりとかをお母さんと築けてるのはちょっと羨ましかったりしますね。

「アドバイス頂きありがとうございました。スーパーで時間帯責任者且つ、店舗マネージャーと呼ばれる立場で働いています。6年やってる仕事ですが、最近モチベーションが上がらずただただこなしていくような感じだったので、明日から全力で取り組みます。」
すみません!なんか。そんなそんな、っていう感じですけど、でもモチベーションが上がったんだったらよかった!

「考えたら尊敬されたことがないので、尊敬される側の気持ちを考えたことがありませんでした。無条件に、褒め言葉と思っていましたが、芸能人に対するポジティブな発言にも様々な捉え方があるのだと考えさせられました。」
なるほど。そっか。そっか。僕も今めっちゃ考えちゃいました。尊敬…。尊敬される側の気持ちだー!と思ってなかったけど、そういうことになるのか。不思議。でもそれは、ただただ不思議ですよ。僕は尊敬されるべきじゃないようなことの部分も物凄くもっているので。

「私は大学に行かなかったのですが、日本は終身雇用があるせいか、とりあえずやりたいことやるっていうのが難しい気がします。」
難しいてすよね。言葉って。やりたいことをやるっていう表現がやっぱフィットしないケースもあるんじゃないんですかね。斜めに受け取っちゃうとなかなか難しいというか。やりたいことをやる、その“やりたいこと”が何某他人と関係することじゃないと、やっぱりそれが仕事に繋がることはないっていうのもあるので。やりたければいいのかっていう。やりたいことはやったらいいと思うんですけど、それが他人の何かに繋がっていないと仕事にはならないだろうなっていうのが。

あっ、やべえ。12時過ぎちゃってますね。
よし!じゃあ今にてるコメントまでは絶対読みますが、ボチボチまとめにかかりますね。

「音楽を自由にやりたくて音大じゃない大学にいった人います。音楽系サークルなので色々学べることもありますよ。」
まあそれもありますよね。世の中の音楽の仕事で活躍されてる方で、音楽系の大学行ってる人の方が少ないと思いますよ。

「柳井さんにとって自由とは何かお聞きできたら嬉しいです。」
自由とは何か!自由が何かって、あんまり確かに考えてないっすね…。不自由な状態ってのは良くないなと思います。だけど、自由が何かを突き詰めるの結構難しいなぁと。不自由と自由ってある程度ちゃんと反対語として成立してる気はします。でも、なんとなくなイメージなんですけど、自由の反対、自由じゃない状態を想像した時に、不自由ってよりかは何か“制限がある”みたいな。だから制限とか規制から解き放たれることが自由っていう風な捉え方をしてる印象がちょっとあります。言葉の使われ方として。で、そこに僕、ちょっと違和感はあるんですよね。不自由であるっていうのはやっぱりなかなか辛いことだと思うので、自由の方がいいよね、とは思うんですけど、規制があるところから自由になりたいっていうのは、特に僕はそんなに強く思わないというか。他人と一緒に社会で仕事してて、他人がいるから自分のことを感じられて、他人がいるから自分の存在意義を認識できてっていう風に思っているんですけど、まぁ他人の存在って制限にすぐなり得るじゃないっすか。例えばじゃあ家族と一緒に生活していて世の中に大音量で音楽を聞きたいけど、家族が寝ている。家族が寝てるから夜中に大音量で聴けない。音楽を大音量で聞けないのは自由じゃないのかっていうのは、それは自由とかそういうことじゃないじゃん、みたいにちょっと思う。もちろんみんな思ってると思うんですけど。なんでしょうね。自由って言葉の定義が僕はちょっとひねくれてるかもしれへれない…ひねくれてますね。ひねくれてるなっていう自覚あるんですけど、そんなに自由とは何かっていうのを突き詰めてはなかったりするので、制限があったり規制があったりしても、その中で自分が向き合えることを見つけて、それと向き合っていくっていうことでいいのかなっていう。ちょっと自由っていう言葉をあんまり自分の思考に使ってる感じではないですね。というような答えでもいいでしょうかね、すみません。

「柳井さんはすごく忙しそうにされていて、マルチタスク能力がすごいと感じるですが、コツなどありますか。私は仕事が重なると思考が一周して頭が真っ白になってしまいます。でもこれは甘えだなとも感じています。やはりやるしかないという根性でしょうか。」

わかんないけど…マルチタスクね。最近その言葉としてはよく聞きますし、マルチタスク感はあるんですけど。気づいたらすぐ別のことやってるみたいな。でもそれ全然いいなと思ってないので、一個一個をしっかり終わらせて、次々行く方がいいと思いますよ。僕もこれも途中、これも途中で、「わー!」ってやって「気づいたら何も進んでない!30分経っちゃった!」みたいなの全然あるんで。なんか人それぞれにあったやり方とかあるし、どっちかと言ったら一個一個丁寧にちゃんとやっていく人の方が僕は羨ましいというか、凄いなと思っているので。気が散らなくてすごいなぁと思う。集中力があるほうが絶対パフォーマンス高いんで。根性っていうよりかは、自分に合ったやり方を見つけるのがいいんじゃないですかね。

「ものすごく努力している人って、努力を努力と思っていない感じがして、努力しなきゃと思った時点でしんどくなる気がしています。柳井さんもすごく努力されている方なのではないかと勝手に思っています。」
今、この質問というかコメントを読んで思ったこと。1番能力が最大化される状態って、結果的にそれが努力という…だから仰ってる通りなんですよ。“努力してる”って他人が言っている、表現している、評価しているということであって。分かりやすいのは、僕サッカーやってた時に、サッカーを上手になる、試合に出られる為に練習をすることが、ニアリーイコール努力、ニアリーイコール辛い事っていう風に捉えていたら練習なんかできてないと思うんですよ。自分の能力を高めたりとか、上手になったりとか、人に認めてもらえるようになるためのプロセスであって、そのプロセスを積み重ねることが結果的に傍から見たら努力っていう表現をしてたりするだけで。その過程は、決して辛いことばかりでもないし、もちろん、「あー…眠い…眠いけど、筋トレしなきゃ!」とかは絶対あると思うんですけど、でもその筋トレをしたら、明日の練習でこうなれて、明日の練習でこうなれたら明後日の試合に出れて、みたいな。そこのイメージがあれば、頑張れたり楽しく思えたりするっていうことだと思うので。まさに仰る通りな気がします。はい。

「職場で尊敬できる人がいないのですが。」
職場で尊敬できる人がいないのですが、の続きが読みたいですけど、ないですね。でも職場で尊敬できる人いなくてもいいですよ!僕もそんな風に思ってる時期はありましたし、なんか尊敬っていう言葉じゃなくてもいいじゃんって思います。さっき言ったように、僕自身がなかなか尊敬っていう言葉にフィットできなかった人なので。

「尊敬について柳井さんや視聴者の皆さんの捉え方がすごく色とりどりでとても面白いなぁって感じました。」
ね!僕も思ってますよ。

「ぶっちさんとのコラボはないですか?」
一回聞いたんですけど、嫌だって言われたのでないかも。あってもいいなと思うんすけどね。「やってー!」って言ってもらえたらいいかも?言ってもやってくれなさそうな気もしますけど…(笑)まぁそれも杉淵が決めることなのでね。

「売れるバンドマンやミュージシャンの共通点はありますか。」
うーん…。わかんない。かっこいい!
違うか(笑)雑か。でもなんか、どっかしら何かしら真摯の部分があると思いますよ。ちゃんと向き合ったりとか、お客さんの事を軽んじてない、とか。わかんないですけど。ちゃんと努力するっていうこともそうだと思うし。でも、それをしてれば必ず成功する、っていうのは…“成功”が何かっていうのもあると思うけど…。売れる、か。売れるっていうのも、どこが売れるかはちょっとわかんないですけど。

「自由には責任が伴うということを歌にした方がいて、とても納得したことがあります。」
そういう風にも言えますよね。僕もそういう表現を目にしたこともありますし。まぁよく言うのは、じゃあ「自由だ!」っつって、他人の事傷つけていいのか、っていうと違うじゃん、っていうのはわかりやすい例だなと思います。

「“自由”について、ありがとうございました。柳井さんの感性や考えは私にはないもので目から鱗で心に刺さります。」
なるほど!これは嬉しいなが半分、もう半分、言葉な気もします。否定じゃないですよ。全く否定じゃなくて全く、感性や考え、っていう風に捉えてもらってもいいんですけど。僕、言葉の不確実性をすごく思っていて。“自由”とか“尊敬”とかもそうなんですけど、割と一般的に流通してる言葉で、イメージが大体共有されていると思ってしまいがちな言葉って世の中に多分沢山あって。でも「それって、本当にそうなの?」っていうのは結構思ってるんですよね。なんだろう。さすがに、「りんご」で誤解が生まれる事っていうのは少ないと思うんですけど、「自由」とか「尊敬」とか「努力」とか「友達」とか、結構人それぞれの中で捉え方が実は結構違って。その言葉だけで共有できるはずだっていう思い込みめいたものに結構不安視をもっているので、なるべくコミュニケーションを取るときは、なるべく沢山の言葉だったりとか違う言い替えをしたり例え話をしたりとかするようにしていて。そういう言語表現に、新鮮味を感じていただいてるのかもしれないな、っていうのもちょっと自分の分析としては思ったりします。偉そうかな、ごめんなさい。

「佐々木さん(04 Limited Sazabysのマネージャーさん)として欲しいです。」
インスタライブを、ってことですかね。ほんと今日たまたま聞いてみようかなと思って聞いてないんですけど、まあ聞いてみようかな。

「ライブカメラマンさんとかとのお喋りも聞いてみたいです。」
これはスチールかな、ムービーかな?スチールはね、お金の話ばっかりしましたけどJPとしてる回があるんで、もしそれご覧なられてなければ見てみてもらえると。(配信はこちら→ https://note.com/soragumi_com/n/n6226e52af956

はい。20分オーバーしちゃいました。コメント読んでるとどうしてもお話している間にコメントを頂くので、なかなか途切れない現象が起こっちゃうんですけど、すごい!多少は入れ替わってると思うけど、大体ずっと90何人ぐらいの方が見てくれていた!嬉しい!

明後日ね、HIP LAND MUSICに去年の春入ってこられた松本さんっていうプロモーターさん、マーケティングのお仕事をされている方とお喋りをします。マネージャーだけが音楽業界の仕事じゃないし、いろんな仕事あって、それぞれに面白みがあったりとかするので、そんなお話も皆さんにお届けできたらいいなぁと思ってます。

「柳井さんの親世代です。若い方の質問に誠実に答えられてて感心して聞いています。」
凄い!(笑)僕の親世代…、僕の親でも70幾つとかですけど、そんな方にも見ていただいてるなんてすごくありがたいというか、恥ずかしいというか、気が引き締まる思いです。

「拙いコメントにもお答え頂いてありがとうございました。」
いえいえ。コメントに対して答えるのは僕の勉強というか、自分の思考回路を整理する役にも勝手に使わせて頂いてるんで、全然ウィンウィンですよ。何でも聞いてください。

明日、土日お仕事の人もいるとは思いますけど、週末ゆっくり出来る方はゆっくりしましょう。仕事の人は仕事頑張りましょう。お疲れ様でした!おやすみなさい!
じゃあ終わります。

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