ほんとうのほんとう
きのうは、廃車の日だった。
廃車の前に、きれいに掃除しようという気持ちもあったけど、まあいいか、みたいな気持ちもあり。
気になっていた。
廃車当日。
濃厚な日々を共に走ってきた車、最後はきれいに洗ってお別れしよう、と思いながら、からだが動かない。
めんどくさい。
でもやらないのはもやもやする。
そして、めんどくさいと思ってはいけない自分がいる。
やりたい、ではなく、やらなきゃいけない、から動こうとする自分がいる。
感謝しましょう。
きれいにしましょう。
幼いころから、コトバで説明されて、アタマに訴えかけられて、そうすることに浸されてきた後遺症。
多くの人に少なからずあるのではないかと思う。
「ハートからしたいと思ってする」
実は子供にとってはこの流れがとてもシンプルで、とっても自然なことなのに、古い教育システムはなぜか逆のこと、不自然なほうへ矯正していく。
大人になって気が付いて愕然とする。
車洗うのめんどくさいなと思うのも私の一部。
私は薄情な女ですから、なんて思いながら、心のはしっこでやっぱり気になってるのもほんとのところ。
正解・不正解は、ない。
そうこうしてると、パートナーが洗車道具を持ってきて、掃除をしようと誘ってきて、せっせと雑巾で拭き始めたので
私も加わった。
洗車用スポンジなんて、ひとりのときは持ってなかった。
自分の内側で色んな声を聴きながら
やってるうちに、ありがとね、という想いがじんわり湧いてきて、たくさん水で汚れを流した。
そして、愛車は旅立っていった。
私たちは
どれだけの自分の美しい「ありのまま」を、封印してきているだろう。
どれだけの「やりたい」「こうしたい」を
「やりたくない」「めんどくさい」にしてきてしまっているだろう。
親もそうしてきたし、先生もそうしてきた。
ほどんどの人にとって、それが当たり前だったから。
嫌なことは、実は好きなこと
やりたくないことは、実はやりたいこと
本当に望んでいるものは、ディフェンス(防衛反応)の先にある。
生きている手応えは、ディフェンスからの「やりたいことだけやる」「やりたくないことはやらない」の中では、きっと感じることはないだろう。
自分がやっていることが、自分の「ほんとうのほんとう」なのか、「ディフェンス」なのか。
深く自分を見つめる上で、自分の真実を知る上で、役に立つ視点ではないかと思う。
自分の「ほんとうのほんとう」や、心の癒しに興味のあるかたへ
キャラクトロジー心理学の入門講座にぜひお越しください。
12月4日(土)
12月18日(土)
お役に立てるとうれしいなと思いつつ。
ご興味もっていただけるだけでもうれしく思います。
協会では無料カウンセリングも行っています。
ご興味あるかたは、ぜひ内なる小さなあなたのために、新しい体験を入れてあげてみてください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます^^
写真は先日久しぶりに歩いた散歩道。
柿もそろそろ店じまい、です。