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自由への道


お正月休み、アマゾンプライムで観て心に残ったのが、『パンとスープとネコ日和』でした。

小林聡美さん演じる女性(アキコ)が、母親の亡き後、長年勤めた出版社を辞め、ひとりでパンとスープのお店を始めるお話です。

心に残ったのが、アキコのこんな言葉でした。

『自分が自由になれて、人との時間が初めて始まるのだということに気づきました』

ああ、本当にそうだな、、と胸をうたれました。

人との時間。

人との出会い。

心のことを学んでいくなかで、人はたくさんの人と出会いながら、実は本当には出会っていないということを、知るようになりました。

たくさんのイメージや思い込み、転移をかけて、目の前の人を見てしまうから。

そんな自分は「いま・ここ」にいないで、未成熟な、不自由な子どもの意識のままに、世界を見ている状態。

ディフェンス(防衛反応)のメガネが外れていくとき。

外の影響に依らず、自分の足で立ち、判断し、自分を信頼して生きていけるようになるとき。

ひとりの人間として、立っていけるようになるとき。

本当の自由の感覚が訪れるのかな、と思います。

大人になっていくということは、自由になっていくということなのかな、と思います。

これが自分だと思っていた自分から、自由になっていくこと。

自分自身を取り扱っていけるようになって

自分自身と仲良しになっていくということ。。。

すると、本当の、目の前の人との時間が始まる。

本当のわたしと、あなたとの出会い。

心地よさと、あたたかさと、愛。

ほんの一瞬でも。

心震える、魂の憧憬のような気がしています。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます🍀

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