【飲食業界】2/20ニュース~スタバグラス提供・ラーメン店で迷惑行為・穀物市場に暗雲~
スタバ、冷たい飲料をグラス提供へ 使い捨てカップ利用縮小、ゴミ年間100トン削減
【解説】
飲食店の店内飲食で使い捨て容器を使用することは、環境への配慮が足りていないという考えが強くなってきているようです。今年からフランスでは、ファーストフード店での使い捨て容器を禁止する法律が施行されました。再利用可能な食器を使用する必要があるようです。
日本ではそこまで大きな声にはなっていませんが、1,500店舗もあるスターバックスコーヒーがこの方針を掲げたことは業界に影響が出るかもしれません。
再利用可能なグラスやマグカップ・湯飲みなどはどうしても茶渋などが付いてしまうため、毎回食洗器にかけても汚れが落ちない時があります。回転寿司やファミリーレストランなどの1日に何百人と利用するお店は、傷や汚れが目に付くときがありますよね。
スターバックスは「おしゃれ」「意識が高い」などのブランディングが突出した会社です。グラスの汚れや傷はブランドイメージを悪くする可能性があります。
どういったおしゃれなグラスで、傷や汚れの目立たないように工夫してくるのか今から楽しみです。
ラーメン店で迷惑行為動画 割り箸なめて戻す
【解説】
飲食店での迷惑行為の投稿が止まりませんね。このままでは、飲食店におけるお客様の自由が制限されるようになるかもしれません。今後、飲食店の迷惑行為対策として、動画の撮影禁止やテーブルにお箸や調味料を置かない等が当たり前になるのかもしれません。
今回の迷惑行為による炎上対策として、下記を整備することをお勧めします。
〇店内での迷惑行為に対する対応マニュアルの作成
〇店内での動画撮影の禁止
〇お客様との接点を増やし、迷惑行為に気付きやすい状態にする
〇死角を減らす店内レイアウト・人員の配置
〇クレーム対応マニュアルの作成
こちらをしっかりと従業員に落とし込むことで、かなりの炎上対策になると考えております。
弊社でもこちらの炎上対策の研修は日々ご依頼いただいております。
もし、分からないことなどありましたらTwitterのDMなどからご連絡ください。
穀物市場に迫る試練の春
新興国への供給、侵攻の影
【解説】
昨年もロシアのウクライナ侵攻の影響から、小麦の価格が上昇しました。日本は小麦の9割を輸入に頼っている為、ウクライナから直接小麦を輸入していなくても影響は避けられません。飲食業界における原材料の高騰は、留まる情報を見つける方が難しくなってきました。
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