![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140573727/rectangle_large_type_2_4d386c15167c0d3bb56f30cab3873e1c.png?width=800)
【約3,300字】ミュウVmaxデッキが帰ってきた?(全文無料)
こんにちは!
私、「そら」(@sora_wa_hiroi_)と申します。
ここ最近「タケルライコ×オーガポンデッキが、まるでミュウVmaxデッキだ」と話題なことを皆さんはご存知でしょうか。
人によっては「タケルライコオーガポン」「オーガライコ」「ポンデライコ」「ライコポン」「タケルぽにお」「タケポン」など様々な呼び方で親しまれています。
これが発展して一時期「呼び方論争」に発展していましたが、正直何でもいいです。
どうせ意味は無い。
![](https://assets.st-note.com/img/1715657850827-qGsIjHaxCB.jpg?width=800)
そんな「タケルライコ×オーガポン」デッキですが、たくさんのドローや安定して高い打点、など、ミュウデッキに似通った点は多いです。
本記事では「あの頃のミュウデッキ」を現在のFGHレギュで実質復活させることは出来るのか?という観点で見ていきます。
1.ミュウVmaxデッキとは
まずはここからですね。
知ってる方も多いと思いますので、飛ばしていただいても構いません。
代表的な構築はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1715652938082-x6KPD1p4Uu.jpg)
このデッキリストを見て誰のものかピンと来た人は相当のファンですね。
そう、PJCS2023にてネヅナチ選手がDay1,Day2ともに戦い抜いたリストになります。
・このデッキの特徴
1.Vmaxを押し付けることによる高耐久
2.パワタブやメロエコを使用した高打点
3.フュージョンシステムによる安定した手札補充
4.カミツレのきらめきでエネルギーを一気につけて攻撃
5.ジャッジマンなどを絡めた手札干渉
6.コオリッポの唐突なベンチ狙撃
7.サイコジャンプで盤面からダメージを消す
いくつか挙げましたが、
とにかく相手に応じて器用に立ち回ることが出来るデッキというイメージです。
これを踏まえて、「タケルライコ×オーガポン」デッキを見ていきましょう。
2.タケルライコ×オーガポンデッキとは
最近注目され始めた起因となった「タケルライコ×オーガポン」デッキの構築はいくつかありましたが、代表としてこちらを参考に見ていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1715646971041-6oTmwCSQBJ.jpg?width=800)
・オーガポンはフュージョンシステム?
たしかにオーガポン みどりのめんexの「みどりのまい」は1ターン中に何度も山札を引くという面で、ゲノセクトVの「フュージョンシステム」を想起させるかもしれません。
・オーリム博士の気迫はカミツレのきらめき?
オーリム博士の気迫はカミツレのきらめきと効果が似ています。
これに関してはオーリム博士の気迫が登場した当初から言われていたかどうかはさておき、僕は思っていました。
それでいて3枚ドローもついてくるなんて…!ズルイ!
・まるで後1メロエコ?
そしてオーリムから繰り出される最大ダメージは後攻1ターン目からでも210点をゆうに超えてきます。
オーガポンのみどりのまいが複数使用できれば、280点、350点…と打点が簡単に上がります。
もはやメロエコの比じゃありません。
しかしこれらを挙げていっても、
ミュウVmaxデッキを使ってた身としては、全くの別物だと感じます。
3.よりミュウデッキに近いデッキがある
これよりももっとミュウVmaxデッキに近い動きをしていると思うデッキがあります。
それがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1715653981722-LQssLZKcuT.png?width=800)
未来古代オーガポンです。
![](https://assets.st-note.com/img/1715649247175-tGD2xEJHDt.png?width=800)
と思った方も多いと思います。
一旦流してください。
緑オーガポン→ゲノセクトV
オーリム博士の気迫→カミツレのきらめき
このように想起させることは先程お話した通り。
このデッキには他にもミュウデッキの動きを継承しています。
・手札干渉もりもり
まず、分かりやすいのはジャッジマンやナンジャモなど、最近の構築の中では厚めに採用された手札干渉。
これは雪道ミュウを想起させてくれます。
雪道ないけど。
・パワタブ=未来
そして、次に話すべくは未来の要素である「テツノイサハex」と「テツノカシラex」。
これらは最初に説明したところでいうと「2.パワタブやメロエコを使用した高打点」にあたります。
テツノカシラexについてはテキストの通り、「1体いるごとに打点を20点上げる」という効果があり、これが「パワータブレット」を想起させてくれます。
・これこそFGHレギュの後1メロエコ
テツノイサハexについては後攻1ターン目から180点以上の打点、最高で240点を飛ばすことができます。
~動きの説明~
2体のオーガポンで「みどりのまい」をしたあとにテツノイサハexをベンチに出し、イサハの特性「ラピッドバーニア」でオーガポンについたエネルギーを自身へつけかえながらバトル場に進出。
手張り込で技「プリズムエッジ」が打てる。
この時点で180点なので、残り3体分のベンチ枠にテツノカシラexを並べきれば「180点+(20点×3体)」となり、後攻1ターン目から240点を出すことが可能。
![](https://assets.st-note.com/img/1715654539495-8KIJOqzbwj.jpg?width=800)
これに関しては手札の状況次第なので、止めようが無く、かなり強い動きとしてこれに特化したデッキが台頭してきているくらいです。
・2種のオーガポン
次に2種のピン刺しオーガポン。
まずは「いどのめんex」。
これはベンチ狙撃が可能なため、コオリッポみたいな役割です。
![](https://assets.st-note.com/img/1715655155636-0mHUFYhfCB.jpg?width=800)
「いしずえのめんex」は、いわゆる「ダイミラクル」の枠ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1715655137052-aeL6K8XRBv.jpg?width=800)
「相手のかかっている効果を計算しない」という効果を持ち、ミミッキュなどを突破することが可能。
・クロスフュージョンは生きていた
1番謎なのはレジドラゴVstarだと思います。
僕も正直入れたくなかったです。
しかしこれはまさしく「フュージョン」を司るわざ「クロスフュージョン」を想起させるわざ「りゅうむそう」を持っているので外せませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1715655441409-tYohOtcUJY.jpg?width=800)
レガシースターも少し優秀。
・ミュウデッキの真骨頂
そして個人的に最も好きなところは、「ボタン」や「ポケモン回収サイクロン」の採用。
いわゆる「サイコジャンプ」を想起させてくれます。
これに関しては、ポケモンについているカードを全て回収してくれるので、手札にエネルギーが無くてもエネルギー付きのポケモンを回収すればオーガポンの「みどりのまい」を使用することが出来る利点もあるため、未来オーガポンデッキに入れる人もある程度いるようです。
・本来のフュージョンに近い?
エネルギーも色んな色が入っており、「これぞフュージョン!」と言いたくなるような鮮やかさ。
フュージョンエネルギーがなければ多分フュージョンデッキはこんな感じな鮮やかなエネルギーを使い回すデッキになっていたのかもしれません。
4.どこまでミュウデッキに近づけたか
どうにかこうに無理やり作った結果、粗雑なリストにはなりましたが、ある程度やれることがミュウデッキに近づいたような気がします。
ここで冒頭の「ミュウデッキの特徴」を振り返ってみましょう。
1.Vmaxを押し付けることによる高耐久
2.パワタブやメロエコを使用した高打点
3.フュージョンシステムによる安定した手札補充
4.カミツレのきらめきでエネルギーを一気につけて攻撃
5.ジャッジマンなどを絡めた手札干渉
6.コオリッポの唐突なベンチ狙撃
7.サイコジャンプで盤面からダメージを消す
「1.」に関してはおまもりを入れることで対応出来ますが、どうしてもVmaxほどの耐久にはならないので一旦考えないものとすると、それ以外がほとんどクリア出来ているように思えます。
果たして本当でしょうか。
手札0枚から一気に手札を引ける「フュージョンシステム」、本当に再現出来ているでしょうか?
遠く及ばないと思います。
そもそもデッキとしてもうごちゃごちゃがすごい。凄まじい。
しかしこれくらいしないとミュウデッキの完成系に追いつけない。
結局はフュージョンシステムはフュージョンシステムだし、ミュウデッキの完成度の高さは「フュージョン」というバトルスタイルゆえのものであって、「フュージョン」というバトルスタイルを持たない時点で及ぶわけがない。
でもその完成度の高さゆえ、ミュウデッキはみんなの憧れであり、最高到達点だとも感じます。
…それならば。
5.これもミュウデッキ?
1.「ミュウ」が入り…
2.同名の「はがねタイプのポケモン」が盤面に複数並び…
そして、
3.特性を使う時に「1回目、2回目、3回目…」と言う。
くらいの特徴被りでも、
ミュウデッキと呼んでもいいのではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1715656399341-fslBiGuKu7.jpg?width=800)
こちら。ミュウデッキです。
通してください。
[完]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?