ふりかえり4

最初の病み期。これがぴったりな過去。
みんなキャピキャピして楽しそうな年ごろの、割と早い段階で冷めてしまった。「明るくて、よく喋る盛り上げ役」みたいに言われる事があったけど…実際はどうだったのか。一緒に遊んでいる時は楽しいと思ってるけど、その後ズーンと疲れてしまう。自分が言った事とか行動とかを後から振り返って考えてしまうのがとても疲れる。
グループの分裂やら入れ代わりやら、あと女子特有のテンション。そういうものが苦手。
とはいえ学生時代、あの空間でひとりで居るって結構勇気が要る。
当時は、なかなかキツかったなぁと思う。
勉強なんてもちろん好きではなかったから学校に行く目的もわからず、友達と居るのが「楽しい」わけでもなく。
ただただ疲れる、面倒で…退屈…な時間。
キラキラ楽しめない自分がコンプレックスでもあった。
気の遣い方がものすごく下手だった。そして人目も気にして、どう思われるか、何て言われるか…心の中では強がっていても、そのまま態度に出す事は躊躇われる…そんなモヤモヤな日々。
囲われた空間で、自分だけ異様な感じ方をしているような居心地の悪さ。
積極的で【良い子キャラ】でイキイキとしていた過去とは全く違った方向を向いている。

夏休みが終わるのが過去最高に憂鬱に感じたのは今でも忘れない。
テレビから聞こえた「明日から新学期」みたいな一言に涙が出そうになり、そこまで嫌なんだと改めて気付いた。
ただ、そう感じた自分を隠したい気持ちもあった。
その後しばらくして、心身共に落ちてしまう。
食欲がない、というより食べなくても何ともないような感じ。
ほとんど起き上がる事もなく数日を過ごしたような、曖昧な記憶。
祖母と会話したのは覚えている。何度も部屋に来てくれて、最終的に私が動き出すきっかけをくれたと思っている。










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