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私というひと〜自分史〜その25

【長文です。長文嫌いな方、興味がない方は読むのをお控えくださいね。】
【自分史なのでもちろん実話です。】

28  やはりモテ期…?

とある小さい田舎の飲み屋さん。
いつの間にかお話をして。
いつの間にか仲良く?なった人。
別にお話して楽しければそれでいい。
それ以上でもなくそれ以下でもなく。

向こうはプライベートの話を聞いてくる。
別に私の事は知らなくていいのに。
楽しくお酒飲めたらいいのに。
気がつけば私ばかりに声をかけて来るようになり。周囲も絶対あれ気があるよ、と。

しかもあれ?ちょっと?と思った出来事が。
当時私はタバコを少しだけ吸っていて。
いつの間にかタバコが空になり。
ぼそっと独り言で「タバコ買って来よー」と。
そしたらそれに気がついて、その人が
「俺もタバコない」と。
「一緒に買いにいこう」と。

…ここは田舎。
コンビニまで歩いても距離があり、そこまでたどり着くのはお店や建物がほとんどない暗がりを歩いて行かなくてはなりません。

ちょっと、恐怖を覚えてしまい。
「やっぱやめる〜」と言いました。
そしたら、かなりしつこく「え?行こうよ」と誘われ。
どうすることもできなくなった私はとっさに考えました。
「じゃあタバコ買ってきてぇ〜」
それでも。
「いや、一緒に行こうよ〜」と。
しばらく、行く、行かないの話が繰り返され。
「タバコ買ってきて〜!おねがーい」
と押しまくったら
心折れたのか「わかったー」と。

怖かった…。
「ありがとう〜!」と返したけど、もうどうしたらいいかわからないくらいビクビクしてました。

そのうちに、彼氏と結婚をするという事で、結婚式は行わない事はずっと考えていて。そしたら友達がお祝いしてくれました。
ここの飲み屋さんで。ケーキまで用意されて。

そしたら、たまたまその人がいたんです。

友達に祝福されてワイワイした後、カウンター席の端っこに、彼氏(今の旦那)と2人で座り、話をしていました。

気がつけば、あの人はそのカウンターの逆端にいたのです。

お祝いが終わって、帰り支度をして、店を出ました。そのときに、「あの人ちょっとしつこいんだよね」って言ったんです。何されてるわけではないけどって。

そしたら、彼氏が
「何かおかしいと思った。さっきから〇〇(私)の方をずっと見てるんだよ。睨み返したから大丈夫だよ」と。
ゾッとしたのを覚えています。
結婚してからはその場所には行ってません。

この出来事が起きている最中に出会ったのが、noteを書くきっかけとなった出来事の中にいる人。
そう。今は亡き人。
このときの私は判断力や決断力がなく、大半を
世間体や親の為に動いていた。
自分の心は置いてけぼりで。
それが当たり前だと思っていた。

私は。
わたしじゃなかった。
それを気づくのに、どれだけ月日が経ったのだろう。

後悔しても後悔しても。
もう戻ってこない。

次回は。
この人との出会いと別れを書こうと思います。
でも、まだ迷いはあります。
彼と私としか知らない真実を。ここに書いていいのかどうか。

書けるかな?

昔のことなのに事細かく覚えているし、昨日のことのように思い出す。
でも。
思い出したら涙が止まらなくなる。

もし書いていなかったらごめんなさい。
察していただけたらなと。

今回も長文読んで頂いてありがとうございました。