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20240203 最近使わなくなったフィルムカメラ
今日、3年前に書いたnoteにスキがついた。
こうして、過去のnoteにスキがつくと、読み直すきっかけにもなる。
3年前に書いたのだけど、この3年間でフィルムはほとんど使わなくなった。
やっぱり値段が高すぎる。
一応35mmフィルムは、いつでも使えるように20本程度は冷蔵庫にある。
ブローニーフィルムも20本くらいは在庫があるだろうか。
しかし、心情的には「これを使い切ったら、フィルムはもう買わないだろうな」という気持ちがある。
だから、使わない、使えないという感情が出て来ている。
さらには、オールドデジタルカメラを楽しむのが定着した。
現行品の物凄く多い画素数のデジカメではなく、どこか不自由で、画像も荒く、ノイズが出まくるようなデジカメ。
これを気軽に持ち出して、どんどん撮影する。
そうした撮影スタイルが定着してしまったからか、フィルムカメラを持って出ても、いつもの調子で撮影してフィルムをどんどこ消費してしまいそうなのも、精神的に心配のタネになってしまうのだ。
病気をしてからというもの、金銭的な不安感というのが拭えなくなってしまった。
いつ、仕事ができなくなって、収入が途絶えてしまうかもしれないという不安感は、贅沢な遊びに対してのストッパーとなる。
フィルムの値段がこの数年で何倍にも高騰してしまった現状からすると、おいそれとフィルムカメラを持ち出してというのは難しくなってしまった。
ダイソーで24枚撮りのコダックゴールドが100円で売っていたのが、今では信じられない。
36枚撮りのフィルム3本が198円で売られていた時代もあったくらいなのに。
まあ、それくらい時代が変わってしまったとも言えるのだろうな。
昔のカメラは、耐久消費財だったのに、今ではそういうわけにもいかない。
こうやって、社会の中の価値観が変わっていくんだろうな。
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