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人類にとってなぜアートは必要か【Nサロン アート哲学部】

「人類にとってなぜアートは必要か?」

Nサロン アート哲学部での問いです。

きれいなものは好きですが、アートや難しい哲学のことはよくわからない素人が考えてみました。


私にとってのアートとは

他者の視点を通して世界を知るもの、経験したことのない、自分の中にないなにかに触れられるものだと思います。

材料や技法も気になりますが、それを描いた人の人生に興味があります。
どんな人で、どんな時代を生きて、なにを考えて、背景になにがあって、そこにたどり着いたのか?とか。

それぞれの世界感

文字がなかった古代、石に描かれた壁画。
まるで写真のような色鉛筆画。
躍動感あふれる武将の水墨画。
素人にはよくわからない謎の美術品。
こどもの落書き。
現実と創られたものが混ざるVR・ARの世界。
仏像や伝統芸能、宮大工や伝統建築。

災害や戦争や歴史を切り取った過去のアートから学び、未来に役立てられることがあると思います。
意図をもって何かを伝えるためにつくることもできると思います。
感情の赴くまま表現されるものもあると思います。

ではなぜ必要か?
たったひとつのアートからおこる心の動きと、論理とは異なる脳の動きは人類に化学変化を与えると思います。
人類はその力を欲しているのではないでしょうか。

アートは可能性にあふれている

耳の聞こえない音楽家が作った曲、事故で体が不自由になった方が描いた絵、目の見えない方が作った彫刻を知っています。

多様な人々が作り出す作品は可能性にあふれ、人生が詰まっていてとても魅力的なものだと思います。


※タイトルと内容を一部修正しました。


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