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原風景が背負わされた罪

ずっとある風景

高い高い、遠い遠い、でも近い。

山や丘の尾根に連なって、ずっとある。

不思議な存在

鉄塔、送電線は文句も何も言わず、ずっと仕事をしている。

私たちに電気を送り続けてくれている。

RIEは子どもの頃から、どこか不思議な存在として見てきた。

遠くから見てもはっきりわかる送電線は、近くで見たらどんなに太いのかなぁ…

孤独な美しさ

整然と並んでいて、同じ仲間なのに近くに寄り添い合うことはできない。

鉄塔たちは孤独に仕事を続ける。

24時間365日、休むこともなく、文句も言わず。

電気のない世界

3日間、停電になったことがあった。

電気がない中では、できることは本当になくなってしまう。

今、人は電気がない世界が来たとしたら、生きていけるのかな。

鉄塔は人の手で作られ人のために、黙々と働いてくれている。

3.11

今日この日も。

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