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空通信vol.122_初めて読む人にお勧めの国内・海外文学

こんにちは!
コミュニティスペース空のインターン生の山口です。

今回のトピックは、小説です。おすすめの国内・海外文学を1つずつ紹介したいと思います。
ちなみに、選出のテーマは「時間を忘れるほど面白い」です!

おすすめの国内文学

おすすめの国内文学は、「殺戮にいたる病」です!

僕自身、初めて読んだ時は「え?」と思わず声に出てしまうほど衝撃を受けた作品です!

・あらすじ

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

・感想

初めて読んだ時は、ラストの数ページが衝撃的過ぎて何回か読み返しました。

読んでいる途中では意味わからないように見えた描写でもラストシーンまで読んで、改めて考えてみるとそういうことか!となります。小説全体を通してなかなか衝撃的な表現・描写が多いのでサクサク読むことはできないと思いますが、じっくり読むのには最適です!

・おすすめするポイント

話の進み方は、最後のシーンが1番初めのシーンの直後という回想のように進みます。

最後の数ページで読み進めている最中に疑問に思ったり、違和感を感じる所が全てわかって辻褄が合うので、初めは意味が分からなかった1ページ目のシーンの謎がわかって違和感が確信に変わる瞬間は思わずゾクッとすること間違いなしです!

おすすめの海外文学

おすすめの海外文学は、「ウォッチメイカー」です!

推理小説ですがとてもスピード感があってあっという間に最後まで読んでしまいました!

・あらすじ

“ウォッチメイカー”と名乗る殺人者あらわる。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を10個買っていることが判明。被害者候補はあと8人いる――! “人間嘘発見器”こと尋問の天才キャサリン・ダンス捜査官とともに、リンカーン・ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。2007年度のミステリ各賞を総なめにしたジェフリー・ディーヴァーの代表作。【リンカーン・ライムシリーズ第7作】

・感想

小さいミスをしつつ大きい目的を隠して犯行を重ねる“ウォッチメイカー”と、小さなミスを見逃さないがあと一歩届かない主人公のリンカーン・ライムの駆け引きが絶妙で、あっという間に最後まで読んでしまいました!

・おすすめするポイント

注意して読まないとスルーしてしまう所に伏線があったり、まったく関係がなさそうに見える事件が最後には繋がっていたりしていたので、同じ文章でも1回目と2回目ではまったく違う意味に感じられたりするところがおすすめです!

シリーズ7作目ですが、1つの事件が1作になるので、あまり大きく繋がるところはないのでどの作品からでも読むことが出来るところもおすすめのポイントです。

他のどの作品も面白いのでぜひ読んでみてほしいです!

まとめ

今回は、おすすめの国内・海外文学を1つずつ紹介しました。

物語のスピード感がありサクサク読めるもの、ドラマを見るようにゆっくりと読むものとタイプは違いますが登場人物の心理状態に共感できる部分が多く、どちらも1度読み始めると時間を忘れるほど没頭してしまう小説です。

ちなみに僕は、これらの本を読んだときは面白すぎて時計を見たら、日が暮れていたことを覚えています、、、
まだまだお勧めしたい小説は、たくさんあるので機会があれば紹介します!

それでは、また!

HP:

・殺戮にいたる病

https://www.amazon.co.jp/dp/B076Z8GN9X?tag=masaki1001-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1

・ウォッチメイカー

https://www.amazon.co.jp/dp/4167705885?tag=prostrolex-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1

執筆者名前:山口怜也
ひとこと自己紹介:空でインターン生として奮闘中

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