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楽しく学ぶということ-自分嫌いをやめたい貴方へ

初ノートにたくさんのスキをありがとうございました。

ツイッターと連動でしているので、こちらでのスキやフォローも嬉しいのですが、ツイッターで感想をいただけたのがすごく嬉しかったです。

自分が紡いだ言葉に、言葉や気持ちが返ってくるのはすごく嬉しいことだなって。


この記事では

1 学ぶということが本質的に自己否定を含むということ

2 学ぶためには自己肯定感が大切だということ

3 自己肯定感を高めるために何ができるか

この3つを書いています。(1と2からまずあげますね)

1 学ぶということが本質的に自己否定を含むということ

学ぶという体験は、楽しければ楽しいほどいい。そんな風に思ったことはありませんか。   

わたしはいつも思っています。

教育学的にみても、感情がプラスの方に動いている時、人は深い学びに到達することができるといわれています。

でも、学びというのは本質的に自己否定を含みます。

そういったら意外に思われるでしょうか。

自分が今、何ができて何ができなくて、何がわかっていて何がわかっていないか。

それをモニタリングしていく過程にあるのは

今、できていない自分、今、目標とするところに立っていない自分だからです。

そこで、できていないところはどこなのか、わかっていないところは何なのか。自分を丁寧にみつめる作業が必要になります。

学びに自己肯定感が必要なのは、その過程がけっこう痛いから。

たとえば英語学習なら

英単語を覚えようとしているのになかなか覚えられない。        

TOEICでがんばったのになかなか点数が上がらない。        

何度も練習したのに正しい発音にならない。

こういう思いをもったことがある人は少なくないのではないでしょうか。

それでも効果的な学習のためには、やっぱり自分がどこが何ができていないのかみつめなければいけない。

英語の発音を良くしたい

という希望があるとして。

漠然と良くしたいでは良くならないんですよね。

自分が話しているところを録音して、どこがどう違っているのか、どの音がずれているのか、一つずつ聞き込んで直していかないといけない。直していく過程で、そもそもその音は、舌の位置はどこか、唇の位置はどこか、それを知識で知っているかどうかもとても大きい。


それが二番目のポイントにつながります。

2 学ぶためには自己肯定感が大切だということ

何かを学ぼうとする時に、知識よりも何よりもまず大切なもの。

それは自己肯定感です。

この時に、きっと良くなる、できるようになるという確信をもってまだできていないところをモニタリングできるかどうかは

必ずよくなる

という確信があるかどうか。

このできるという確信のことを Self-efficacy (自己効力感)といいます。


ちょっと想像してみてほしいのですが。

学ぶことができるかどうかを「天賦の才能のようなものだ」と思ってしまったら。

思うように学ぶことができなかった時

「自分はあたまが悪い」

とか

「自分には才能がない」

と思ってしまうかもしまうかもしれません。

そしてそう思ってしまったら、がんばり続けるのは難しい。

水のないところで井戸を掘ろうとするようなものだから。無駄な努力をするって難しいことですからね。 

だからここで学びというのは、自分にもできる、誰にでもできるものだという確信をもつことは、とても大切なことなんです。


3 自己肯定感を高めるために何ができるか

に続きます。


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