＃日記　青い夏は数えるばかり

　体育祭が終わりました。高校生活最後のイベントでした。全く実感が沸かない。

　同じ講習を受けているというだけで、全然話さない人からもハチマキに寄せ書きしてもらうくらいには陽キャだし、
　終わった後の個人での写真撮影のときに、他クラスに友だちがいなさすぎて、暇すぎて気まずいくらいには陰キャだし、
　そのへんにいる同学年であることしか知らない人にも「円陣だって、行こ！」と声かけれるくらいには陽キャだし、
　打ち上げのときに会話が上手くできなくて、それを数日引きずってモヤモヤするくらいには陰キャです。

　ようは、祭りムーブにつられるただの根暗です。
　陽キャエピ探すの大変だった…まず陰キャ陽キャを考える時点で陰の者なんだよな。

　陰キャエピはいっぱいあります。リレーで仲いい子全員出てたから、1人で応援してたとき、本当に仲いい子少ないんだな、と実感しました。談笑すら出来ない。
　でも1人でも誰よりも声出して応援しました、私以外の声しか聞こえなかったらしいけど

　私の学校では３年生は集団演技（ダンス）をするのですが、学校生活での集大成としての物なので、毎日朝練をしたり、お昼休みも振りを確認したりと、頑張っていました。

　男子は上裸に法被なので、いつもは「これから塾だわー」の声が、「今日ジム！」に変わっていたり、おすすめプロテインの弁論大会を始めていたりする光景も、微笑ましかったです。
　かくいう私も、体のラインが見える衣装だったので、一週間前は接種した水分SAVASだけじゃね、ってくらい飲んでました。逆に体に悪かったかもしれない。筋肉痛がいつもより長引いたのは気のせいかな。

　始まる前は緊張で泣きそうだったけれど、始まってみたら夢中だった。
　終盤になるにつれて、”終わらないでほしい、この時間が一生続いてほしい”と思いながら、気がついたら笑っていた。最高に楽しい！と思いながら、緊張なんてふっとんでいて、あの瞬間、私達が世界で一番輝いていたはず。
　振りを間違えてしまっても、そんなのどうでも良くて、私のあのときのキラキラをくすませるものなんて、何もなかったんだ。

　楽しかったです。本当に、あの舞台を用意してくれたコアメンバー、私達を見守っていてくれた後輩、先生、保護者の方々には感謝しかありません。
　みんなだいすき。

　そういえば、体育祭に合わせてタトゥーシールをスリコとかで買おうとしていたのに忘れていた。
　厨二病が完治していない民なので、左手の包帯とか、右目の疼きとかまだ若干憧れが残っています。自制心はあるけど。構ってほしいんだろうな。

　夏やろ！夏
　夏休み中なら学校にしていっても特になにも言われないし
　半袖からチラッと見えて事情を聞きづらい、みたいなのやりたい、、やめとこかな