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鎌倉殿と、ペントハウスと、エルデンリング。

先日の「鎌倉殿の13人」面白かったですね~。醜い権力争いは大好物なんですよ、わたし。先週回も三谷幸喜氏のゆる~いコント演出が散見しますが、そのおかげで残酷なシーンが心に突き刺さる。そして、佐藤二朗氏が演じるブラック比企がわたしのツボに入りましたよ。

欲望に正直な人間は好きなのですよ、わたし。次回は比企家が反乱を起こす予感。佐藤二郎氏のSNSの投稿で・・・

「『高みに挑む』気を抜くと忘れてしまう」と書き出し「比企尽きるシーンのリハ。若い保坂が意外な演出。小栗が、坂東のヤジュさんが、むしろ俺より真剣に提案。俺への誠実な弔いに思えた。そうだ。忘れてはならね。諦めず、高みへ」

どんな最期をむかえるのか・・・期待しています。


「ペントハウス」は夢、欲望、プライド、裏切り、愛憎、復讐、不倫、暴力、サスペンス、出生の秘密、貧富の差など、韓国ドラマの要素を詰め込んだ問題作。学歴と不動産バブルで深刻化する韓国の格差社会をメインテーマとする本作は、富裕層と庶民間の格差だけではなく、富裕層の中でも財力や職業によってランクが決まっている実情が描かれてところが興味深い。又、学歴で人生が決まると言われ過酷を極める韓国での受験戦争が加わり、子どもたちを巻き込んだ熾烈な戦いが繰り広げられる。今作品で際立った極悪人は建設会社社長のダンテ。

このダンテという名は「神曲」のダンテから由来しているように思う。「神曲」は地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成る。「ペントハウス」もシーズン3で最終回をむかえる。シーズン3が天国篇であるならどのような終わり方をするのか楽しみである。


「エルデンリング」は終盤をむかえる。とはいっても最終ボスまでに辿り着くには時間がかかりそうである。腐敗の女神マレニアさんや黒き剣のマリケスさんは、オンラインで助けを募り2人のプレイヤーと3人で倒した。マレニアさんとマリケスさんを倒したのは2人のプレイヤーのおかげである。なので、達成感がまったくなく虚しさだけがのこる。カンニングをしてテストに合格したような気持ちである。全く成長していない私が最終のボスに勝てるわけがない。もう少し鍛錬を積んでから最終ボスに挑もうと思う。

私は最近、「制裁神ピクルス」に夢中である。オンラインのマルチプレイで喧嘩を売りまくるピクルスがカッコよくみえてしまう。私のようにピクルス沼にはまってしまうあなたはマゾ確定、である。


日々観た映画の感想を綴っております。お勧めの作品のみ紹介していこうと思っております。