向かいの犬に会いに行こうよ

リハビリに行かなくなって 数ケ月がたった
せめて散歩だけでもと思い 毎日誘うけどそれもなかなか行けない
合言葉は「向かいの犬に会いに行こうよ」
向かいの家まで行ったら その先まで歩けるかもしれないと思うから

でも電信柱3本分までしか歩けなかった
いや電信柱3本分も歩けた

5年前、脳出血で倒れた夫
リハビリが最大の治療法と思っている私はいつも上から目線で「行かなきゃダメだよ」と言っていた
本当に行けないのか、行きたくないのかそこが大事のような気がするけど本人に分からないこと、私に分かるわけないよね

でもこれからも先は長い
上から目線はやめ、せめて「やったげるよ」でなく「お手伝いするよ」に変えてみよう

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