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「THE FIRST TAKE」の魅力

白いスタジオに置かれた、一本のマイク。 ここでのルールは、ただ一つ。 一発撮りのパフォーマンスをすること。


真っ白な壁のバックグラウンド、シンプルだが、繊細に計算されたライティング、フレームに映る範囲にあるのはコンデンサーマイクと最小限の楽器と機材のみというミニマルな環境のなかで、たった1曲のパフォーマンスに臨むアーティストの姿を克明に捉える。パフォーマンスは追加の撮り直しも追加録音も一切ない。つまり「一発撮り」のドキュメンタリーだ。

このチャンネルの特異性は「緊張感」にある。一発撮りというルールのなか、言うなれば「真剣勝負」の場に立ったアーティストの緊張感がパフォーマンスの前から視聴者に伝わってくる。クリエイティブディレクターの清水恵介も現場で語っていたが、それはボクシングのワンラウンドにも似ている。

いい仕事をするには、やはり緊張感が必要である。

失敗が許されないプレッシャーの先に、いい作品が出来上がるのであろう。

アーティストの本気さと緊張感を肌で感じれる「THE FIRST TAKE」オススメです!!


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