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頑張れと言うこと

ウチの娘がまだ小さかった頃のお話しだ。

彼女はボクが仕事に出るときに、玄関で「お仕事頑張ってね」って言ってくれていた。ボクはその言葉を励みにオフィスに向かっていたものだ。だが、いつの間にか立場は変わり、現在はボクが彼女に「テスト頑張れよ」と声をかけている。

この場合の「頑張れ」は応援とはちょっと違う気がする。
それは、期待の思いを込めたおまじないのようなものなんだと思う。

「事故に遭いませんように」
「トラブルに巻き込まれませんように」
「良い評価を得ることができますように」
「楽しく一日を過ごすことができますように」

いろんな思いをギュッとまとめて、
ボクらは「頑張れ」と言うのだ。

でも、毎日ものごとが上手く進むとは限らない。
トラブルに巻き込まれることもあるだろう。
良い評価を得ることができないこともあるだろう。

「よくやったね」
「すごい活躍だったね」
「残念だったね」
「一生懸命やったのにね」
「次はいいことがあるよ」
「私たちの信頼は変わらないよ」

そんな思いをギュッとまとめて、
ボクらは「お疲れ様」と言うのだろう。


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