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ダイスケ・ツジ Prime 1 「境井仁・冥人スタチュー」開封&組み立ての儀配信抄訳

日本時間で2022年7月17日、『ゴースト・オブ・ツシマ』境井仁役ダイスケ・ツジ氏のもとに、Prime 1 による仁スタチューが到着した。購入するなら冥人鎧バージョンと境井家鎧バージョンのどちらにすべきか、迷ったあげく結局DXバージョンを両方お買い上げしたのが同年3月中旬。Prime 1から冥人鎧バージョンの発送準備完了メールが届いたのがその約2ヶ月後。それからまたさらに2ヶ月後、『ツシマ』2周年アニバーサリーを直前に控えたタイミングで届いたとあって、かねてから予告していた「開封の儀」配信中もかなり感慨深げであった。「自分がモデルになっているハイエンド・スタチューを組み上げる人の配信」というのもそうそう見られるものではないので(2周年を祝う意味でも)以下にその内容をかいつまんで和訳し、記録しておく。



◆前置き

(予告なしのサプライズ配信。タイトル画面の向こうから声が)

ダイスケ・ツジ(以下D): はいようこそ、ようこそ。皆さんどうもー。サプライズ配信! ダイスケ・ツジです。さっそく始めよう。待ってね。

(画面切り替わると、翌日のイベント仕様に模様替えした自宅風景の中にドでかい段ボール箱が)

D: はい、変なセッティングになってる配信へようこそ。みんな調子はどう? 普段と違うから、自分でも変な感じだな。いつもは配信中自分の声聞こえてるんだけど、今は(イヤホン類をつけていないので)居間でひとりごと言ってるみたいな(笑)。今日は見ての通り、典雄と竜三、正を演じたアール、レオナード、リーも一緒の、明日のStreamilyサイン会配信用の設営になってます。僕は境井仁を演じた俳優のダイスケ・ツジです。明日の準備してたら──大事な日だからね! FedExから「大きなお荷物をお届けにあがります」ってメッセージが届いてさ。ああ、ならきっと(背後の段ボールをタップしつつ)このデカブツに違いないなと。で、うちに届きました。開封の儀(unbox)配信ってやったことなかったよね? 改まって開封の儀しなくちゃならないようなもの、そんな来ないしさ。だから今日やってみようかなってなりまして。いやーしかし落ち着かないな、不慣れな分野だし。いつもはこう、もっとカメラ近くに顔出して、耳元では音楽とかも聞こえてるもん。今はイヤホンなくて聞こえない。聞こえてる?

D: (明日のテストも兼ねてるということで、マイクの音声レベルをチェックしたり音楽をかけたりした後、プーさんマグカップを引き寄せて) 今日はこの機会に、対馬紅茶を飲んでます。視聴者のどなたかが送ってくれたやつ。確かクリスマスプレゼントだったはず。対馬産のブラックティー、ありがとうねー。くれたの誰だったかリマインドして下さい(笑)。あ!  そっちのリマインドもありがとう(コメント読み上げつつ) 、『ゲームのリリースから2年でスタチュー届くって偶然? 違うよね』。Prime 1から発送完了メールが来た時は、到着まで3、4ヶ月かかるって書いてあったんだよ。だから、「あーじゃあ2周年アニバーサリーには間に合わないかぁ」と思ってたのに、今日になって到着予定メールが来てさ。2周年とサイン会が明日でしょ。Prime 1かFedExの誰かが「サイン会には間に合わせとくよ」って取り計らってくれたのかなぁ。どっちにしろPrime 1とFedExに感謝だね。

D: 開封の儀配信は初なんで全然勝手がわかんないんだけどさ、とにかくビッグボーイなんだよ。(段ボールを持ち上げると、身長178㎝のツジ氏の頭から膝近くまでが隠れるサイズ感)どうこれ。あ、紅茶は近くに置かない方がいいな。よし。これをどうしたもんか。小さい部品は組み立てながら、手元カメラで映してくからね。よしいくぞ。まずは何より、絶対何も壊さないようにしないとな……落としたりとかしたくない。「何も壊さない」を第一に。『あなたとほぼ同じくらいの大きさじゃないですか』、でしょ? テーブルの上じゃ開けない方がいいかな、どうかな。(段ボールを床の上に降ろしつつ、カッターを手に) この方が楽だからこのまま開けちゃおう。開けます。……てことでね、これから僕が「うわー。自分の顔だぁ」とか「うわー。キツネだぁ」とか言ってる配信になるんで。いくぞー。

D: 『(典雄役で友人の)アールに手伝いをお願いすればよかったんじゃ?』。それもありだったけど、急な話だったしね。あとやっぱり明日は他のキャストとのサイン会の日だから、明日はこれメインにするわけにもいかないし。わかってもらえる? そしたらものすごい長時間配信になっちゃうし。


◆箱取り出し

D: (段ボールを開けて、緩衝材を取り出しつつ) はい、発泡スチロールです。たまらなくワクワクする。はいこちら、もっとちっちゃい発泡スチロールです(笑)。ふざけてないでちゃんとやるか。(ビニール袋を開けて)うわ。うっわ。Prime 1の広告的なやつ入ってた。何のキャラのなんだか全然わからない。あとこれが説明書かな? 全パーツが載ってる。めちゃ多い。込み入った作業になりそうだなぁ、こりゃ長丁場になるかも。いや見てる人は出入り自由でね、僕には長丁場になるかもだ。いやー、クールだなぁ。これが本体の方の箱になるわけか、……うお!!(段ボール内の箱がなかなか持ち上がらず) これ、どうやって……みんなに見やすい形で開封しながら、しかも何も壊さないようにすればいいんだろ? かなり板挟みになりそ。(内箱をじりじりと引き出して) よし、テーブルにのせるッ。……ひと苦労だよー。(かなり重たげな内箱は、どうにか無事テーブル上に。息切れしつつ)……以上、配信終わり。もうここで終わり。やったよ、みんなと一緒にやりとげたよ。やったよー。

D: でも見て! このでかさ。僕、つくづくこのゲームの大ファンだよなぁ(笑)。自分が出てるからってだけじゃなく。まあそれも理由ではあるけど、たぶん関連グッズは全部ではないにしろゲットしてると思うんだよね。『ツシマ』グッズをたくさん。あ、今日のTシャツはグッズではないやつなんだけど(この日着用の赤の境井家紋Teeは、『ツシマ』発売の数年前にSucker Punch Productionsから貰った非売品の模様。下記インスタ投稿を参照)。

D:このスタチューは今までで最大サイズ(笑)。そう、僕自分の大ファンなんで。だからこのチャンネルのモットーは「Love Yoself(自分を大事に)」なんだよ、気づいてるかな。だからみんなも自分を大事に! 僕が今あからさまに、自分を大事にしてるように(笑)。今までのところ、これが僕の人生最大サイズの『ツシマ』グッズ。オーケー。(内箱を慎重に回転させて)はい箱の側面ね。これ説明書き。で、これが背面。この箱もとっとかないとな。どこに置いとけばいいのやらだけど。フィギュアもなんでとっとくんだか。見て、かっこいい境井家の紋。チャットに質問、この中の何人が同じスタチュー持ってる? 何人かはいるでしょ。モデレーターのひとりが手に入れたのは知ってるんだけどさ。

D: 内箱開けるよ。もちろんまだまだ中身があるわけで。あ、手元用のカメラ動かしとこ、何も映ってないじゃん。……ちゃんと仕事させてやっかんなー。(カメラアングルをチェックして)……股間固定カメラになるんじゃないのこれ。僕の股間だけしか映ってないみたいにならないように気をつけとこ。(内箱にみっちり詰まっている中身を前に) どうやって出そう? あと……絶対に何も壊したくないんだよなぁ。オーケー。じゃあ……あの、これ見ててみんな楽しめてる?(笑) 『テーブルの上に倒したらいいんじゃ?』、『床の上に寝かせたら?』、わかってるよー、でも良い配信者らしくみんなにもちゃんと見やすくやりたいんだよー! ほんとさー、配信にのせるんじゃなきゃもっと安全第一で作業してるって(笑)。これが配信者の生活。……オーケー。(箱とサイズがぴったりすぎて取り出しにくくなっている発泡スチロールに苦戦中) 今日はジム行かなかったから、いい運動がわりになるな。うぐ!  はい、僕が四苦八苦してる配信です。……もー何だよ、この箱のヤロー。待って、完全に床に寝かすから……! 任せろ。いける……よし出てきた、出てきた! ……やー、今朝したウンチ思い出すなぁ。「よし出てきたッ」って。あと少し。頑張れ。出てこい! そら! (内箱からの脱出成功。部品の入った発泡スチロールの箱をテーブルへのせ、息切れ中) あースッキリ。やっとだ。はー。エアコンつけよ。

D: (一連の作業に出産を連想したらしい視聴者のコメントを拾って)以前、配信で仁スタチューが子供がわりって冗談言ったことあったんだよね。自分が子供をもつことがあるかどうかわかんないからさ、うちの両親のとこへスタチュー持ってって、「はいこれ、僕の子。ある意味僕が産みました」ってやろうかと。「父さん、母さん、ふたりに作った境井仁人形です」って。さて、ここまでは来れた。この内箱の仁、出来栄え最高なんで近くに置いとくね。この写真が完成図だから。



◆部品確認

D: さて、次のステップはと──休憩入れたいな、喫煙者でもないのにタバコが欲しい気分。あれ? なんか(発泡スチロールの箱が)二層になってるっぽい。天地がどっちなのか、ってあ、ここに「天」って書いてあった! 良かった見といて。じゃあ中見てみよう。Prime 1の人、今いたりしないかな。最近はInstagramもめったにやってないんだけど、前にPrime 1にタグ付けしたらタグ付けし返してくれたんだよね。Prime 1さん、フィギュア作ってくれてありがとうございます。フィギュアになったセレブって、どれくらいいるんだろ。その人たちはスタチューなんか欲しくないかもしれないけど(笑)、僕だけなのかなぁ? まあどうだって構わない。僕にとってはかなり晴れがましいことなんで。

D: (蓋を開けてみて一言) すげー! 全部ビニール袋に梱包されてるんだ。何も見えないな。どこから手つけよう? 中身が見えてるのはこれ、こいつね。嬉しくなるやつ。なんかもう、(狐を取り上げてビニールをめくりつつ)あー、触るのがこわいぃ。ちょーかわうぃー。あ、目が赤いんだ。いい子。いい子です。いい子いい子!

D: (説明書を確認して、仁の体部分を探すため箱の二層目に慎重に切れ目を入れ中) Prime 1 のスタチュー、もう1種類あってね。冥人装束じゃなく、境井家の鎧着てるやつ。そっちは直接、両親の家を送付先にしたよ(笑)。「僕に子供はいないけどお受け取り下さい、境井家鎧の境井仁です」とでも言わんばかりに。うちの両親ってさ、家に行くと僕が出た舞台の特大ポスター貼ってたりするタイプの親なの。『Cambodian Rock Band』って舞台に出た時の、僕のでっかいポスターなんだけど。僕のことや仕事を自慢に思ってくれてて、気分いいよ。でも玄関の扉の真横にポスター貼ってて、家入ってすぐ右側見ると、でかでかと僕の写真が張り出されてるのね。それ見て、ちょっと恥ずいよ〜とか言った方がいいのかなと思わなくもないんだけど、本音はそんなことなくてさ。何か、くすぐったい気持ちになる。

D:(チャットに現れた典雄役アールより、「お兄さんの特大写真も飾られてるの?」と質問が。映像編集者の実兄氏はNY在住で、配信にも何回か登場したことがある) 兄には特大写真とかないからなー。でもだからって別に、あれだよ。うちの親には兄も自慢の息子。単にでかいポスターになんかなってるアホの子が僕の方だっただけ。しかも今度はスタチューだよ(笑)。想像できる?(笑) 自分のスタチューがあるって。


◆組み立て開始

D: はー何も壊しませんように!(二層目の蓋部分をずらしつつ) あ、ベースが見えた! 角んとこ切り離そう。箱にナンバリングが振ってあってさ、僕のは800体中131番目。限定スタチューなんだよ、カッコいいよね。オーケー。さあ、では我が前に姿を現すが良いー。(二層目の蓋、ついにオープン。説明書を見て)ベースだ。よし、えーと。手順①、僕のボデェをベースに差し込みます。わー、見てこのベース。すごい大きさだ。やばいドキドキする! (変声で)いひひー。いひひひー。ゲーム内での仁ってあんまり笑わないよね。その理由は笑い声がこれだから。いひひひー(まだ変声で)、いひひひーって。やってみたのに何故かSucker Punchにカットされて、大変に気分を害したんですよ。うわ。見てよ、このベースのボリューム感。(両手にひとかかえもあるサイズ。包みから出してしげしげ眺め)なんかもうこれ……まだ見ぬ我が子っていうか、自分の指で汚したくないな。よし。自由におなりー。

D: (二層目の箱に仁のボディー部分を発見) 冥人鎧着た僕のボデェ!! はい。はいこれ、話題のビッグボーイです。すごー。スタチューが自分の子供ってジョークにし続けてるけど、いざ実物出したら出したで、(赤ちゃんっぽく抱き抱えていわく) サイズ的に赤ちゃんにぴったりなんだよなぁ(笑)

D: で、これを次は、ここに入れるのかな? ベースにはめ込むはず。(ベースに体の設置完了) はい。これでいいのかな。ステップ1、完了。疲れた、一息入れよ。(と言いながらマグカップを手にとるものの、もう片方の手ではペン先やクリップの先でボディーの背面に詰まった発泡スチロールを慎重に除去するツジ氏) ちょっとこの、発泡スチロールのかけらをとっちゃいたい。こういう高価で貴重な品になるとさ、やっぱり間違いひとつあっちゃいけないって気になるよね。かすり傷ひとつ付けたくないし。だから僕もゆっくり進めてる(笑)

D: ステップ2!! イチョウの葉っぱ! 5番ってナンバーのパーツがあるはずなんだけど。ナンバーってどこに振ってあるんだろ。パーツ数多いからね。ナンバーがあるんだけどわかんない。(これかな? と取り上げたイチョウの部品を見下ろして)これもイチョウだけど。5番かどうかはどうやってわかるの? 誰か知ってる? これっぽくはあるんだけど、推測で進めたくもないしなぁ。Prime 1の人、いませんかー(笑)。もしもし、カスタマーサービス? 困ってるんです。ナンバーっていうのはどこにあるんですか? これが5番のはずなんだけど。

D: 黄色の鳥! どこだ。オーケー。これも楽しいゲームっぽくはあるよね。なんか物を見つけるやつ、あったでしょ。鳥1羽めっけ。この鳥でいいんかな。1羽だけでいいんだっけ。多分1羽だけな気がする。よし。社っぽいとこに挿せばいいんだな。あ、ちっちゃい穴がある。(所定の位置へ設置。……すると、鳥の目線の先すぐにスタチューのお尻が来るのを見てとり) ……コイツ人の尻を観察してるな!? 冗談抜きで。ほら! 真後ろから見てる!

D: (説明書をまじまじ見つつ) 写真に写ってる人、手袋はめてる……。清潔な状態を保つためなんだろうな。手袋とかないぞ。『手脂防止だよ』? うそ(笑)、手袋するべき? 手袋なんてみんな用意してるの? うちないよ。唯一ある手袋ってランダルだけだし。(バンドパペットのランダル装着)これじゃ無理かなー。もの壊しちゃう。ランダルに任せるのはやめとこ。というかさ。全800体のスタチューのうちでも、境井仁の純正手脂つきはこの1体だけになるわけでしょ。僕の体から出た脂なんだから、そういうことじゃん。「体の脂」って言い方するっけ? 人体って脂出すの? まあともかく、以上が僕の言い分ね。気にしない。誰が気にすんの? 物なんて触ってナンボ。僕はスタチューに触りたいし、いっぱい触っときます。(ぺたぺたお触りしながら)

D:(組み上がりまでの工程が42もあることを知って先を急ごうとするも、稲荷の社に飾る狐の石像を見つけ、狐の鳴き真似でことほぐツジ氏) わー、見て見て。ささやかな工程のひとつひとつが、僕にとっては宝物だよ。ひとつひとつがね。でも今探してるのはもう1匹の方で、ってこれだ。こっちは珠をくわえてる方。この子はここに来るのかな。(社前の片側にセット)は〜い可愛いねー。

D: (モデレーターから突然スマホに着信が) あ。モデレーターからだ。大事な用かもだから出るね。もしかすると……もしもし? うん。……(笑)どういう種類のキャンディーかって? ……あー。はいはいはい。……うーん。僕から聞いたら変かな? ……うん。考えてみてるけど。彼女、色んなものが好きな人だけどねぇ。キャンドル好きではなかったような。親友のひとりのことなのに何も知らないな僕(笑)。でもたぶん、チョコレートなら好きだよ。……オッケー、それなら良さげ。僕が考えるより全然マシだよ、ロクな友達じゃないから。だから、十分素晴らしいって。……あーブロードウェイでの最初のショウか、うんうん。(何やらプレゼントの相談に乗っているような会話内容。カメラに向かって笑顔なツジ氏) いいね。うん、そうしよそうしよ。ところでこれ、全部配信で流れてるから。だから僕よそゆきでしょ。こんな話し方で(笑)。……そう、発音しっかり、目覚めもしっかりで。 (挨拶して電話を切った後にいわく、) 配信には無関係だった。もしかして「ちょっと、股間モロ出しになってるよ」って電話かと。「知らせとくけど出てるから。カメラに映らないようにしなさいよ」って。モロ出しになってなくて良かった。(下見て確認) うん出てない。

D: (部品の中でも数が多いイチョウの葉にちょっと戸惑いつつ) 次もイチョウの葉! きれいー。でしょ? 6番のパーツか。って言ってもナンバーないからわかんないな。これで合ってるのかなー。当てずっぽで行くしかないか。えっ待て、葉っぱのパーツめちゃくちゃ多いぞ。じゃ間違えたらやばいよなぁ。でもPrime 1は間違える余地がないようにしてあるはず。違う穴にはハメられないようになってるとかさ! よし、じゃあこれって……うーん。あれ? 葉っぱ全部同じに見える(笑)。葉っぱだもんなー。なんだろ。まあでも僕、パズルなら大の得意なんで。正しい形を見つけて正しい場所へ当てはめるの大得意。って言っても、このパーツがどこのやつかは全然わからないんだけど(笑)。多分こっち……? うーん? ……あ! ここかぁ!(一番大きいイチョウの葉の上が設置ポイントだった模様) そうだここだ。へ〜、葉っぱの上にさらに葉っぱをね。より葉っぱ感を出すためかな。いいねぇ。

D: 次は僕のお気に入りパーツ、狐! 理由はフォクシーだから! 狐1匹だけなのかな? 1匹だけだね。(鼻歌まじりに包装紙をはがし中)僕の狐〜♪ イエース。イエスイエスイエース♪  見てこの子! この子ー。さてどこに配置するんだ。どこ行くのかなー? 僕の近くだよな。えーーと……ここ? あ、こっちか。そうだ! イエス! 見てよ! いい子だねぇ。いい子〜。(ひとしきり盛り上がってふと我に返り)ってなんで狐の置物に話しかけてんだろ。

D: (腕を取り付ける段階になって)スペシャルエディションを購入したんで、ひとつは冥人面頬を被ってるバージョン、もうひとつは冥人面頬を見つめてるバージョン(※)があるはずなんだよね。僕は面頬を見つめてる方で行きます。DXっていうパーツが多分そっちだから、はめ込んでこ。僕の腕どこだー。腕どこ〜♪ オーケー、あった! はい、ムキムキの腕をご覧下さい。僕はここまでムキムキじゃない。この腕は肘を折り曲げてるから、こいつが面頬持ってる方の腕なはず。はい行くよ。よしはまった!

(※チャット欄のアールからは、「ハロウィンになったら手の面頬をどくろに変えて、『ハムレット』やろう! 『哀れな竜三。俺はこいつを知っていたんだ、典雄。際限なくバーガーを求める男よ』」と竜三をヨリックに見立てたパロディの提案あり)

D: (もう一方の刀を持っている腕を探し出そうとしながら) あ! これか! ただの刀だけのパーツかと思ってたら、刀と手だったんだ。おぉ!? これ大事なパーツだよ。周りにチェーンがかかってる。チェーンもパーツのうちなのかな? チェーンって冥人鎧にあったっけか……ああこれって──うわ見て! 仁の刀だ。やだ長すぎー! ってエッチの時にも言われるやつー(※)。(境井仁のテーマを歌い出しつつ) まあ曲ちょっと違うけども。でも感動的だな。どうよこれ! あの刀そのもの! 『刀のレプリカは持ってたりしますか?』って、持ってはないですね。持ってるファンになら何人か会ったことある。レプリカ見せてくれて、カッコ良かったよ。

(※longとかhardとか含みのある言葉の後に"That's what she said."と続けるのは、ドラマ『ジ・オフィス』などで知られた鉄板下ネタ表現である)

D: (トルソ部分に結わえつけられている縄の位置が見本より全体的にずり下がっており、様々なパーツが装着しづらくなっているため難渋するツジ氏) 何ヶ所か写真と違うとこあるよね。とくに縄まわりで。写真と違ってるんで、えっどうしたらいいの? ってなるな。説明書きの通りになってないじゃんー。(仁の背面に刀を結わえつけようと苦戦中) これ結べる気がしない。全体を結びつけるんなら縄が足りないよ。ウソつくなよなー! 結んでもらいたいならもっとロープ下さい。やっぱ足りない。結べる長さがない。Prime 1! 助けて!!(しばらく苦闘するも、結局後回しにすることに)

D: 次は顔パーツ。この仁は面頬を手に持ってるから、自分の整いに整った顔の方を使おうと思いまーす。はい、頭部パーツがふたつね。面頬つけてる方も紹介するよ。おおーー。なんでこんな深刻な顔してるんだろ? なんで? (手元カメラで面頬つき顔パーツをアップにしながら、返事を生吹替開始)「境井仁だ。朝から寝起きが悪くてな。それにアレルギーも辛いのだ」

D: (もう一方の顔を包装紙から取り出して) 僕が使うのはこっち──おおー(笑)。いや、すごい若く見えるな。かなり昔の僕を見た目に採用したのかなって気がする。お子ちゃまじゃんー。さっき言いかけたのは、男前だよねってこと。ちょっと毒盛られた感はあるけど、ほんのちょっとだけね。COVIDにでもかかったかな、でも冥人だから平気! 傷なんかもちゃんとついてるもんなんだねぇ。では頭をつけます。はい簡単。で、鉢巻も2バージョンあるんだよね。確か。どっちがどっちなのかはハッキリわからないんだけど。どっちも同じに見えるなぁ。……一方がもっと色濃い目? よくわかんない。でもこっち使います。よし! かわいいリボンみたいになった(笑)


◆出来上がり

D: (出来上がりをハンディカメラで激撮してからのまとめ) サイン会配信にもスタチューは出しとくつもりだよ。たぶん後ろの方のどっかに。明日は僕とアール、レオナードにリー、典雄と竜三、正を演じたみんなとここで配信します。サイン書くので、まだの方はゲットしてって下さい。

D: というわけで、僕が入手した初の仁スタチュー、フィギュアがこれになりました。他のGameStopとかGood Smileのフィギュアも買ってはあるんだけどねー。オーダーしたのにまだ来てません(笑)。初めてゲットしたのがこのスタチューで、しかもサイズ最大っていう(笑)。でも最高だよ。だって、誰でもスタチューやフィギュアにしてもらえるわけじゃないんだから。すごく特別な感じ。大きすぎて、置き場所はまだわかんないけど。

D: あと縄まわりのことは後で何とかしないとなぁ。全体的にもっと位置が上に来るはずなんで。接着剤でくっつけられてるわけじゃないよね? 接着剤じゃなく、きつめに結ばれてるだけだと思う。じゃないとダメだもんね。きつく縛っておかないと。でも自由には動かせなくて、パーツの何個かは設置できませんでした。配信外の自分の時間で何とかします。解決法があるといいんだけど、Prime 1の誰かに聞いたっていいし。まあ追々ね。

D: 『お金と置き場所があれば欲しかったなー』(笑)。買うお金はあるけど、置き場所は僕もない(笑)。でも手に入れておかないとって思って、買っちゃいました。ただ置き場所は不明。どこかには置いとくよ。たぶん。まあケースとかも置くとこないけど。

D: とにかく、見てくれてありがとう。時間どれくらいかかった? 1時間半か、ならまあまあだね。立ち寄ってくれたみんなに感謝します。明日も見に来てね!