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ダイスケ・ツジ&レオナード・ウー合同サイン会抄訳

日本時間で2021年5月30日、ダイスケ・ツジ宅においてレオナード・ウーとの合同サイン会が催された。ツジ氏がTwitch、レオナードがInstagramでそれぞれその模様を生配信する傍ら、応援としてアール・T・キムも参加する運びに。3人とも新型コロナワクチン接種を済ませ、第1回「Ghostie Con」と銘打って行われたスペシャル配信の印象に残った部分を以下、かいつまんで紹介する。ツジ氏の配信アーカイブはこちら、レオナードの配信アーカイブはこちら


ツジ氏のサイン申し込み数は開始時点で180超え。配信中に購入した人も合わせて総数いくつになるのか。ツジ氏単独での第2回目のサイン会は「たぶん来週金曜。週末にしておきたいからね」(Twitchにおけるツジ氏単独でのサイン会後半戦配信は、日本時間6月5日土曜日の10:00AMより開始予定です)


スペシャル配信のセッティング意図を説明するツジ氏
D「僕の方の配信では(ブルースクリーンの)背景をコミコンぽくしてみたよ。ここがコミコンブースみたいな感じで、『Ghost』のロゴとSucker Punchのロゴも入れたし。ということで、僕らの第1回Ghostie Conへようこそ(笑)。そう、そんな感じでやってきまーす」


L「(自分側の配信コメントに応じて)そう、パンデミック中に髪がけっこう伸びたんですよ。ダイスはめっちゃ長髪だったのに、最近切ったんだ?」
D「うん、最近切ってきた。(サイドあたりを撫でながら)ちょっと短すぎなんだけど。床屋でなんてお願いしたらいいのかわかったためしがなくてさ」
L「僕もだ」
D「ね。ただ短くしちゃって下さいって言ったら短くされた。そこまで短くなくていいみたいな」
L「通ってるスタイリストがひとりいたのに、その人が65km離れたとこへ引っ越しちゃって。だから自分で切り始めた」
D「わ、すごい」
L「手探り状態でやってるけど、それくらい人を簡単に信用しないってことだな僕(笑)」
レオナードがいつのツジ氏と比較して髪の長さをはかっているかというと、2020年9月のキャスト インタビューの頃かと思われる(当時のツジ氏は仁に近い長さだった)。動画アーカイブはこちら、抄訳はこちら


遅れて応援にかけつけたアール・キムを出迎えにいくツジ氏、のっけから一人にされてちょっと慌てるレオナードという構図


到着早々、レオナードのインスタ視聴者とツジ氏側視聴者に挨拶して全方位に気配りしていたアール、一息ついて
E「なんか僕みんなの邪魔になってるような気も」
L「ないない」
D「なってないって。もうひとりいないともたないもん」
L「だよなぁ」
E「会話を途切れさせないようにね。(サイン中の写真を覗き込みながら)で、ダイスはパッケージの表んとこのデザインに昔ながらのサインしてる感じ?」
D「ちょっと気が散るんだけどアール! なんちゃって(笑)」
E「!? @¥#{*\$£€+ゴメンよおぉ!(笑)」


D「あ、セリフの引用の初リクエストきた」
L「好きなセリフは何なの? このゲームではセリフが山ほどあったわけでしょ。お気に入りは?」
D「それがさ、とくになくって。(肩をすくめて)全部気に入ってるよ」
L「全部って、山ほどのセリフ全部?(笑)」
D「いやあ、だってさ。舞台やると何度も繰り返しセリフ言うでしょ。頭の中に記録して、その後は忘れるものじゃん」


レオナードも竜三の写真に添えるセリフ候補を考え中。「門を開けろ!」「腹ぺこだ」「仲間が腹を空かせてんだよ、仁」まで出たところで、
D「最後のシーンでは何て言ってたっけ? あのシーン大好き」
L「『仁、頼む』だよ。で、君に殺されんの」
D「一緒に『ファッキュー仁! ファッキュー竜三! 』って書いたら合いそう」
E「刀でも喰らえ!(笑)」
L「俺と同じダークサイドに来いって言って殺されたりとか」
E「で、竜三が自分の正体は実は正だったって明かすのね(笑)。どんでん返しでエンドロール」


お気に入りのセリフがとくにないわりに、けっこうリクエストされて悩むツジ氏
D「お気に入りのセリフか。でもさ、もし僕のお気に入りが──別口で『お前はいい馬だ、信』ってセリフがお気に入りっていう人がいて、面白いと思ったんだけど」
E「いいセリフじゃない。優しい感じがする」
D「そお?」
E「(『ウィッチャー3』の)ローチとか、(『指輪物語』ガンダルフの愛馬の)シャドウファックスとか以外で馬に話しかける例ってあんまないでしょ。まあシャドウファックスは馬の中の王だけど」
L「だね。ガンダルフの馬だし」
D「でもお気に入りのセリフって本当にないんだよ。好きなのがいくつかだけで。この人に『お前はいい馬だ』だけ書いたらガッカリされるのかな」
E「(爆笑)他人のお気に入りじゃん!!」
D「(悪い顔でニヤリ。結局「誉は浜で…」を添えていた)」


D「VIPの皆に聞きたいのは、このコミコンには誰の格好をして出たい? ってこと。作り話でいいよ、冗談半分で」
L「(さも当然という調子で)そりゃ竜三で決まりでしょ。衣装が最っ高にカッコいい」
E「(満面笑顔で)えーごめんなさいね、すみませんけどぉ」
D「典雄は袋物いっぱいつけてるからね!」
E「栄養豊富な食べ物入りの袋があるんでねぇ。僕は実質キャンプセット一式よ?」
そこまで言ったところで、竜三のゲーム内での立ち位置を勘案しだすアール。
E「典雄が一度でも竜三に会ってたら、この米あげるよって分けてあげてたんじゃない?」
L「不運にも出会わなかったんだなー」
E「そしたら後のことは何も起こらなかったのに。竜三が裏切ることもなく、万事上手くいってたはず。先に典雄に会ってさえいれば良かったのにね(笑)」


ラストネームが「ミフネ」さんな購入者へ「素晴らしいラストネームだよね!」とつい反応するレオナード。竜三役は当初三船敏郎をインスピレーション元に演じていたそう


ちなみにあまりに「誉は…」を指定する人が多く、アールから「誉が浜で死に続けてるよー。誰か誉を助けて(笑)」というコメントも


ツジ氏とレオナード双方のサインを購入した日本のファンから自分の宛名を漢字で書いて欲しいというリクエストあり。表記の指定がなかったのか、チャット上にいたご本人に日本語で確認するうち言語切り替えに失敗するツジ氏

D「(日本語で)これ○○○さんへって書くんですけどいいですか? (英語でレオナードに)○○○ってこんな字書くんだって」
L「(当然英語で)あ、それで確かなの?」
D「(つい日本語でレオナードに)×××、合ってますよって書いてある」
L「ありがとダイス、僕は日本語話さないけど。何?(笑)」
E「(笑)」
D「(英語で)いま何ひとつ把握できてないな僕(笑)」


三人でおせんべい(千葉のピーナツせんべい的な何か?)モグモグしてる絵面から横溢するマイナスイオン
D「これおせんべい」
L「食べたことないかも。おいしい」
D「ちょっと甘みもあって」
E「でも甘すぎなくて。おばあちゃんを思い出すなあ」
その後もおせんべが進んでいたアール、ツジ氏から「もっと食べたかったらおせんべあるからねー」と言われててまたひと和み


「君にバーガー買ってこようかって冗談で言ってたんだけど、ベジタリアンだったんだもんね」とツジ氏。ベジタリアン用バーガーではImpossible Burgerがレオナードのお気に入りらしい


匿名希望の購入者(宛書きの指定がない場合リスト上では「No one」と表示されていた)へシャウトアウトするレオナード
L「何者でもない人ありがとう!」
E「最高(笑)。『No one』本人にだけは『わー! 今の自分のことだ!』ってなるのに、他の皆はレオナードのこと『なんてヤな奴なんだ』みたいに思うわけか(笑)」


ビンゴの項目になっていたこともあり、娘さんの話がよく出てたレオナード。別のインタビューで話していたところでは、パンデミック中は主夫としても奮闘していたそうなのでむべなるかな。溢れ出る良きお父さんぶり
L「娘のベッドがベビーベッドからもっと大きな子供用になったんだけど、娘が『アナ雪』に夢中だから誘導目的でパジャマもシーツも『アナ雪』で揃えたら、昨日が初めてそこで寝る夜だったのにグッスリだったよ。子供はドはまりするんだよねあれ。『アナ雪』って一体何で出来てるの? 何が入ってるの?」
E「子供用アヘンかね(笑)」
L「名作だけど、1000回も見たらどんな作品だって名作じゃなくなる(笑)」


L「(娘さんの名前、ライリー命名の由来)中性的な名前にしたくて、マッケンジーとライリーで迷ったんだよね」
E「マッケンジーを選ばなくて良かった(笑)」
L「世のマッケンジーさんには悪いんだけど、ライリーにしたのは友達からマッケンジーって『ミーン・ガールズ』のキャラ名だよね、って言われて、あ、そうなの? じゃあやめるかって。マッケンジーさんたちごめんよ(笑)」
E「マッケンジーって名前の人への個人攻撃じゃないからね、素敵な名前だから今のままで。ただレオナードの娘さんの名前向きじゃなかっただけで(笑)」
D「(チャットに)マッケンジーって名前の人がいるんだ。君イジワルなの?」


またウー家の愛犬の近況については、2匹いたうち1匹が16歳と半年で最近亡くなってしまったそうだ。
L「ペニーの方は元気。年とった方の犬が亡くなった2週間後に保護犬を引き取ったんだよ。でまあ、その子が今こうしてる間にも家中でウンチとオシッコしまくっててさ。パルボの予防接種が済んでなくて、ウィルス感染の心配があるもんだから外、地面の上へ出せないんだよね」
カーペットが犬のオシッコ臭くなってほとほと困っているそうなのだが「でも可愛い。叱ると『ゴメンなさーい』って目で見返してくるし。彼女のせいじゃないんだよ、って彼女のせいではあるけど、他にどうしていいかわからないだけだから」とのことである


レオナードの中国名はご本人の解説から言って、たぶん「吳禮斌」と表記するのでは、と台湾からの視聴者・レスリーさんより情報あり。多謝! 日本の常用漢字に当てはめると「呉礼武」になるのだろうか、大変かっこいい


「誉は浜で死にました」をサインに添え、低い声で同じセリフを口にするツジ氏。それを真似るレオナードに、
D「今のはなりきってたんじゃなく声作っただけ」
L「クリスチャン・ベールの『バットマン』真似ただけ」
D「てか僕がやってるのもそれだけど」
L「(笑)じゃあダイスの真似。そういえば、何て名前だったっけ。ボイスオーバー・ディレクターの……」
D「アマンダ(・ワイアット)?」
L「アマンダだ、ゴメン。ある時彼女と仕事してたら、『ふたりはすごく声が似てる』って言われたことあった。はいダイスの番、次レオナードの番、ってやってて『あれっ似てない?』ってなったらしくて」
D「友達同士だからねー」
L「そうだけど、声の仕事のときはまた違ったりするじゃん」


レオナードのサイン用に『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』のスチル写真を指定したファンから、撮影当時の思い出話を聞かせて下さいというリクエストが。
L「僕がいけ好かない顔してるこのシーンは、NYのどこかで撮影されたやつです。6月か7月か、気温37度越えの日で、僕も38度か9度の熱を出してて死にそうになってた。監督がいい人で『今日はモンタージュ用のシーンだけやろう』って言ってくれて、じゃあ歩くだけだ、よし、と思ったんだけど、それだけでもやっぱすごいキツくて。なので、このシーンは映画の宣伝であちこちに出回ることになったけど、基本的に素の僕がただパンツに大を漏らさないよう頑張ってるだけ」
E「なんとか踏ん張ったんだ(笑)」
L「うん、ここでは演技してないもん。ただただ水分不足にならないように」
E「死なないように(笑)」
L「あと気絶しないようするだけで精一杯。っていうのが撮影裏話でした」


レオナードがツジ氏の出演舞台『Cambodian Rock Band』を観に行った時の話。別出演者で友人のレイモンド・リーを目当てに出かけたものの、数週間後に『Tsushima』の撮影開始を控えたタイミングで「あ、彼も出てるんだ」と気づき、終演後ツジ氏にも挨拶したという。
L「でもアジア系の人間が(『CRB』を上演していた劇場)South Coast Repに出かけると何が起こると思う? 『CRBのあなた最高でした!!』ってすごい声かけられんの(笑)」


L「僕アジア系のショーン・ビーンだもん。(役で)えらい回数死んでるから。『Game of Thrones』みたいな出演作はないから彼のクールさには程遠いけど」
E「クイーン・ラティファみたく契約書に死亡禁止の条項入れないとかもね(笑)」
L「それ見てた! 僕も入れなきゃだ」
(クイーン・ラティファは1996年作『Set It Off』で「めちゃくちゃ見事に死んでみせた」のだが、死んだら続編に出られなくなることに気づき、以降契約書に禁止条項を盛り込んだという話をトーク番組で披露していたことがある)


その続きで、死んでどんなに惜しまれるいい役でも、死んじゃったら続編出演はなくなるよねという流れで、
L「『Ghost』のライターやプロデューサーの方、今いたら前日譚、前日譚お願いします。竜三が主役で」
というレオナードからの要望も。最終的には「仁の誕生日配信でやったみたいに仁がわざと急所を外して」(ツジ氏)の竜三生存説や、
L「ジョン・ウーがチョウ・ユンファと組んで作った昔の香港映画で、『男たちの挽歌』って作品があるんだけど。ユンファのキャラクターが最高に良かったのに最後死なせちゃって、続編には双子の兄弟を登場させたりしてたなぁ」
E「じゃあもしかして竜三にも双子の兄弟がいたかもだ。Juzoとか(笑)」
と、双子の兄弟としての再登板案も検討されるなどした


配信の内輪ネタ中心だったビンゴのネタを消化するため、馴染みのない用語や突然のダイスケ・ツジ劇場に巻き込まれるレオナード集

①「はいぷとれいん」て何?
E「トレインが駅を出てレベル2達成、今はレベル3〜。さあ行くよー」
D「行っちゃうよー」
L「ふたりが外国語話してる…」

②謎の英国紳士
前回のサイン会含め、時折配信に顔を出すツジ氏の英国人キャラが今回も登場
D「あ、じゃあちょっとおバカなことやるよ。(おもむろに60年代のマイケル・ケイン風黒縁メガネを装着。英国風アクセントで)ごきげんようー、ブリテンです!」
L「!? 何、イギリス人なの?(笑)」
D「ブリテン・A・コロンハイザー(植民地支配のcolonialismに因んだと思われる)と申しますぅ。英国から参りましたことをお知らせいたします。皆さんようこそ、変なことやってるなと思われたかもしれませんが、配信のネタですのでご心配なきよう〜」
L「(アールに)いつもこういうことしてるわけ?」

③ランダルビンタに愛娘を思う
続いてツジ氏がお猿のハンドパペットを装着するのを見て「これも何かのアレなの!?」と気付いたレオナード。双方の配信画面に映るよう、ツジ氏が左右に顔を振りながら往復ビンタパフォーマンスに勤しむが、レオナードは落ち着かなげな表情に。
D「両方の配信用だ!」
E「みんながビンタ見られるわけね、メタすぎ(笑)」
D「(右ビンタ)Instagram! (左ビンタ)Twitch! (右ビンタ)Instagram! (左ビンタ)Twitch!」
L「Twitch配信のこういう部分は僕が『もう帰って娘と遊ばなきゃ、じゃあ楽しかったよ』てなるとこだな」

④ミスター・アグロに誉め殺される
お猿のハンドパペット「ランダル」同様、普段のツジ氏配信でチャンネルポイントを消費して登場をリクエストできるのが、人を猛然と誉め殺す謎のプロレスラー「ミスター・アグロ」。レオナードを褒めて、というリクエストが入り、
E「あ、これからダイスが君のこと誉め殺しにするよ」
L「どういう意味?(サインに集中しながら応じるが、視線を上げると目の前のツジ氏がプロレスマスク姿) うぉ!」
E「これのこと(笑)」
L「今度はルチャドールかー」
E「猛烈な勢いの褒め屋さんです(笑)」
D「レオナード!!!」
L「はい」
D「お前のサインは素晴らしい出来だな!! 手書きの文字もステキ!! お前を愛してるステキな家族もいて、肉じゃなくてもバーガーが好きとは!! お前のことクッソ尊敬しまくってんぞ!!」
L「何がどうなってるの」


L「ふたりはビリー(・ハーパー、撮影監督)とネイト(・フォックス、クリエイティブ・ディレクター)とチャットしたりしてた?」
E「今日ってこと?」
L「だけじゃなく、普段の配信とかで。ふたりに会いたいな。……ビリー! もし参加してたら、『Ghost of Tsushima』ハットまだもらってないぞ!」
E「僕はハットもな〜い。人からのお下がりしかもらってな〜い」
L「お下がりとかもらったことない!」
E「パトリック(・ギャラガー、コトゥン役)からサイズが合わなくなったジャケットもらったことあんの(笑)」
ちなみにレオナードは帽子のコレクションが趣味らしい


サインはしないものの応援に馳せ参じたアールの、キレイに落とす心意気
D「(サイン前の写真の束を見せて)僕はあとこんだけありまーす」
L「(上に同じく)僕はこんだけでーす」
E「(ペラ紙1枚見せて)そんで僕にはビンゴのシートがありまーす(笑)」


左利きのレオナードによる左利きあるある
L「ちょっと時間かかるかも。左利きなもんだから、書いたとこを全部擦っちゃうんで。で、リクエストが長文だから擦れないように置いて乾かすのに時間がかかる(笑)」
ただし、食事とものを書く時以外は右利きとのこと。サイン完了後は手で擦った汚れが残っていないか、一枚一枚見返して書き直しもしていた


仁と竜三の最後のツーショットにアライグマの絵を描いて下さいというリクエストに対して「ほんとに写真を台無しにしちゃっていいの?」と一応確認しつつ、描き込むスペースもあまりないことから仁の顔の上にガッツリ重ね描きするレオナード。 「アライグマなの? タヌキなの?」と言いつつ完成品はアールから「ロード・サカイがロード・タヌキに」と呼ばれていた。昨年は子供の頃の趣味だったイラスト描きに熱中していたというレオナードの作品はインスタでも参照可


竜三が仁に刺されてる写真にデカデカと「BEST FRIEND FOREVER(ふたりはズッ友)」って書いてください! というナイスリクエストに「ひどいけど最高。文字をこの上に、虹みたいに書くのはどう?」とノリノリで応じて「これでデカさは十分!?」と確認するレオナード


絵のリクエストは時間がかかるのもあって、なかなか苦労していた様子のツジ氏。事前にキツネの絵を練習していた痕跡をレオナードが発見するなどしていた。配信の終わり頃にはこんなコメントも
D「また次の機会があって、まだ僕に人気があったらだけど(笑)もうこういう風にやるのはちょっと厳しいかもしれないなぁ……でも僕は言ったことは守る人間なので、来週は残りをちゃんとやります」


プレゼント用絵葉書の面白メッセージでひとネタ遊ぶJynn Sekoiさん(文面は「You have B.O.」)
D「(名指しで)竜三。貴様体臭がきついぞ。ろくなものを食っておらんな、おそらくそのせいだ」

同・竜三さん(文面は「We have to amputate」、amputateは肢切断のこと)
L「(まずツジ氏のカメラに)仁、これは切断処置しなきゃならんな。(自分用カメラに)仁……」
E「(口元を抑えて声もなく爆笑中)」
L「……アールうっさい!(笑)『仁、これは切断処置しなきゃならんな』」
D「今のはキャラになりきってたね」
E「うん(笑)。地響き的な振動、演技のエナジー来てた」

同・典雄さん
E「境井様。私はいまとても悲しい気持ちです。この絵葉書を兄に渡せずじまいだったことが悲しくてなりません。こう書いてあるのです。You'll Never Walk Again(もう一生歩けなくなる)」
D「(爆笑)」


レオナードのスマホが低バッテリーになっていることに気づき、ふたりで電源を繋ぎ直すダイスケ・ツジとアール・キム。席に戻ってきて、
E「イエーイ、チームワークだ。Stronger together!! あれって君の声? 『Legends』でStronger togetherって言ってるの」
L「や、覚えがない」
D「あれは君でしょー」
E「うん。みんな声が調整されてはいるけど、絶対そうだってぇ」
L「『Legends』のボイスオーバーやった記憶が全然ない。というか全作業こんな(上から滝が落ちるような仕草をして)だったし」
E「とにかく大声でやっとけ!みたいな(笑)」
L「うん、マイクに向かって叫ぶんだよ。当時はああもう、モチベも何もないわとにかくセリフ言ってけ! って感じでもあって(笑)」
E「はははは!! 考えるな、セリフを言え!(笑)」
D「『Ghost of Tsushima』裏話だ。僕も『Legends』の収録、参加できるならしたかったけど。関わってないんだよなぁ」
L「まあ僕はあんま見れてないのもあって、ってアールはどうなの? 出てた?」
E「僕はただもっと食べてよう(笑)。いや、出てないよ」
L「そっか。そのへんのパートは見てないから、自分たちの声は使われなかったのかもなと思ってた」
D「まだ見てなかったの?」
L「うん」
E「全員の声が加工されてるんだけど、誰のかは判別できる感じ。君の声なのはわかるし、スマリー(・モンターノ、ゆな役)も。いくつかはエリック(・スタインバーグ、志村役)もあるよね?」
D「エリックの、うんあるね。あとフランソワ(・チャウ、石川役)」
E「コアな部分はみんなの声なんだけど、高低を調整したりエフェクトかけたりしてるみたいな」
L「なるほど」


お子さんの世話があるため先に離脱したレオナード、お手持ちのトートバッグが「バフィー」だという指摘がツジ氏とアールから。「バフィー・ザ・バンパイアキラー」のこと?



ビンゴネタの消化でグループハグを決め、帰って行ったレオナード。それを見送り、この一年超えのパンデミックを思って感慨深げなアール
E「やー、このアパートに人が来たり帰ったりしてるよねぇ。遊びに来て、一緒の時間を過ごしてさ。ワオ!」
D「(自分の分の残りのサイン数をチェックしながら)普通みたいにね」
E「そう、もう当たり前みたいに。あ、待って、よし(空いた席に座り直す)」
D「(感慨よりサインの残りが気がかりな様子)まだたくさんあるなぁ。くっそー」
E「ほんとだねぇ。スタンプが要るんじゃないの。サインのスタンプ(笑)」
D「ああ、スタンプね」
E「その人のためだけの、ユニークなサインにしたいんだもんね」
D「そう、ペースが落ちちゃう。でもねぇ」
E「それは何もおかしいことじゃないよ」
D 「うん、それはね」
E「量より質で勝負だから」
D「うん。いま35人目。いや待って(画面を確認して)、そうだ」
E「うっわホントにいっぱいじゃん!(笑)」


『ジョイ・ラック・クラブ』の舞台版で実はちょっと京劇の発声法をかじったことがあるツジ氏


ひとまず配信を終えての感想
D「ふだん人を家に招くことなんかほぼないんだけどな。配信がそういうこと要求してくる(笑)」


※なお、ツジ氏が11通りのキャラに変身してお送りしたサイン会配信後半戦の抄訳は以下。